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ぶらり、日吉大社と比叡山

ずっと台風や雨に祟られていた定休日、晴天に恵まれて比叡山のお膝元「日吉大社」に行ってきました。

途中「坂本ケーブル」の看板が目に付き、幼い頃にしか乗った事の無い坂本ケーブルに乗って比叡山にも行ってみる事に。

 

紅葉が本格的になるとライトアップもされる日吉大社ですが、以前行ったイメージと違ってその規模は可成り大きめでした。

山王神社の総本宮というだけの事はあります。

こちらは重文の「大宮橋」

通常、渡る事は出来ません。

右手に大宮川の清流が見えます。

 

山王鳥居。

珍しいこの形は神仏習合を表していると言われています。

 

この日吉大社は本宮が西と東にあります。

その西本宮の楼門、赤くなった柿が横に。

楼門は重文です。

 

面白いものを見つけました。

落ちた石橋。

大宮川に掛かっていた筈の橋。

この上流に小さめの橋が掛かってはいます。

 

西本宮の本殿は国宝。

丁度、神職がお祓いをして居られました。

普通狛犬は建物の前に置かれるものですが、この日吉大社では縁側に置かれています。

 

こちらは「宇佐宮」

本殿と同じ様に縁側に狛犬、前に舞殿がある本格的な社。

直ぐ横にちょっと小さめの白山宮、祠の様なお宮も幾つかあります。

この宇佐宮の前にあったのが橘。

着物の図柄に良く使う果実ですが、実のなっているのは余り見かけないかも知れません。

 

ずっと東の方に回ると東本宮があります。

その楼門。

こちらは本殿で国宝指定に。

神事に使われる建物は殆ど檜肌葺き、ちょっと変った木材を使った屋根もありました。

これだけの規模とは知らずにずっと小さめの神社と思っていましたが、総本宮というだけの事はあります。

 

こちらの東本宮本殿の境内に「日吉雌梛と日吉雄梛」の木が植わっています。

雌梛は男性が女性の幸せを祈る木、ナギは災難を薙ぎ払う象徴とされています。

こちらがその「日吉雌梛」

今月の中頃からライトアップされるそうですが、ほんのり色付いた楓もありました。

 

この後比叡山の登り口「坂本ケーブル」に向います。

駅舎は可成りレトロで県指定文化財になっています。

ケーブルカーの到着。

降りて来たのは思いもかけない程沢山の人数、平日だというのに。

この坂本ケーブルはケーブルカーとしては日本一長いとか。

下から上迄一本ですからね。

30分に一本の割合で運航されています。

車窓から。

途中に二つ駅があり、先に申告しておけば止まってくれます。

その一つは紀貫之の墳墓。

杉の木立が乱立しているので風景を楽しむ景色は少なめではあります。

その中で一枚。

雲が少なかったので鈴鹿山脈まで遠望出来ます。

 

頂上駅からの眺めは絶品です。

こちらは北部。

 

ズームアップして。

琵琶湖大橋とその向うに沖の島が見えます。

反対側の大津市。

 

延暦寺に近づいてきました。

こちらは「東塔」

 

本堂である根本中堂は大修理の最中、数年掛かるそうです。

その手前が紅葉していました。

向う側に見えるクレーンはその修理用。

 

今回は延暦寺でも行った事の無い場所に。

阿弥陀堂。

丁度、法要の最中で5人のお坊さんの読経は荘厳でした。

中に入る事ができます。

阿弥陀堂の横に先程の東塔があります。

 

そして見つけた古刹の雰囲気漂うお堂がこちら。

戒壇院と言われています。

 

最後に回ったのが鐘楼。

50円の寄進が必要ですが、ここに来ると必ずやってしまいます。

こちらの紅葉も色付いて。

 

流石に標高の高い山は紅葉が早めです。

最盛期にはもう少し。

西洋系の方がまばらに居られましたが、殆ど日本人ばかりの様子。

アジア系の方は殆ど居られないので静かでした。

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ホーム温泉:竹の郷そして赤い月

昔、京都には温泉は無いものとされていました。

しかし、掘削技術の向上でいつの間にか沢山の温泉が生まれました。

その中で、市内のいくつかを巡って泉質が一番だと思ったのが「竹の郷温泉」

京都の筍の産地として有名な洛西大枝にあります。

市内からはちょっと不便な地ではあるのですが。

ホテル「京都エミナース」に併設されています。

御覧の様にボーリング場も。

 

肌がすべすべになるというのが特徴の良い泉質なんですが、入浴後のゆったり感が良いのがこちらの特徴。

セルフサービスの食堂兼休憩所。

リーズナブルに食事が出来ます。

向う側の階上はマッサージ機を設置。

 

こちらはゆったりと座る席。

食後にごろりと横になる人も。

このゆったり感がなんとも言えません。

 

普通火曜日はビールが特価に。

その為、小さな集団の宴会がある事も。

のんびりできます。

このビールの為、車ではなくバスで通っています。

ここがホームグランドに。

 

帰って夜になるとこんな月を見れました。

赤い色をしています。

下は西山に隠れて欠けたのかも。

良い休日でした。

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念願叶って伊吹山

昨年来、行きたかった伊吹山にようやく行ってきました。

山に低い雲は掛かっていませんが、晴間はなかなか無さそうでした。

山は秋の気配を見せ始め薄が所々に。

向うの山々は深遠な岐阜の山奥。

 

伊吹山の上には雲があるのですが、地上は好天。

白い花が群生しています。

 

こちらは多分「イブキトリカブト」

伊吹山の山上部分は高山植物の宝庫、と言っても植林されてはいませんが、保護には力をいれています。

上の二枚の写真にある様に、山上を囲む様に網が張られています。

道には戸まで。

増え過ぎた鹿の食害から護る為です。

 

こちらは「サラシナショウマ」だと思います。

 

竜胆や小さな小菊もありましたが、じっとしている蝶が大きく撮れました。

時々、雲間から陽が射します。

 

こちらが山上の売店に必要な物を届けるモノレール。

斜めに点在するのは登山者。

 

登り切る前に珍入者を発見。

伊吹山の頂上より高そうで、時折雲の中に入って姿をくらます事も。

時折、曲芸飛行も見せてくれました。

頂上を目指す我らに付いてくる様に山頂迄。

ちょっとよそ見している間に姿は見えなくなりました。

上昇気流に乗って上がってきたのか、エンジン音も聞こえなかった不思議なハングライダーでした。

 

頂上で暫くすると晴間も。

琵琶湖を望む絶景。

あの島は「波兎」の伝統模様発祥の地「竹生島で」しょうか。

小さい気がしますが。

 

こちらが山頂の中心部です。

数軒の山小屋ではラーメンやうどん、ソフトクリームにかき氷など。

あちこちでお弁当を囲むグループが居られます。

可成りのご高齢の方も。

日曜日とあって遅く迄人は多めです。

 

伊吹山ドライブウェイは全長17キロの長くて高低差のある有料道路。

日本一の積雪量記録もある伊吹山は11月の終り頃から4月中頃迄冬期休業。

もう直き錦秋の頃合いに、素晴らしい景観を楽しめます。

 

今回は米原迄JR、米原からレンタカー。

身体は楽でしたが、レンタカーの手続が邪魔臭いのが玉に傷。

カーナビも結局使い切れず違う方向に。

自分の車で行った方が良かったと思わせる一日でした。

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びわ湖バレーは雲の上

22日、京都で空を見上げると、雲が可成り高そうでした。

それなら行ってみようとびわ湖バレーに行ってきました。

 

こちらは日本最速で定員120人を誇るロープウェイ。

 

流石に早い!!

上がり始めるとびわ湖の絶景。

 

しかし、山頂が近づくに連れ、雲が湧き出しています。

下界は晴間も覗いていたので期待して上がったのですが。

 

上がった以上は最近の超人気スポットである「びわ湖テラス」に。

先ず地図から。

見事に雲でびわ湖の視界ゼロ。

晴れていれば、カフェの椅子から美味しいコーヒーが飲めたでしょう。

見た目の通り、群青のタイル貼りの所には浅く水が張ってあります。

良いアイディアで、雰囲気を盛上げます。

通路は鉄道の枕木と間違う材木が使われ、癒される気分に。

この下の通路を通って「恋人の聖地」へ。

地図では「湖空の鐘」となっています。

デザイナーの桂由美さんの名前が冠されています。

その向うにハート形の展望台。

矢張り向う側は雲。

 

あまり、沢山ではありませんが花も。

ユリ科の「ヘメカリス」だとか。

こちらには「熊蜂」らしき蜂が沢山花の蜜を吸っています。

お尻が黒くないので違うかも知れませんが。

熊蜂のオスには針が無いそうです。

 

この金属パイプは横の黄色いパイプに当てるとその長さに応じた音がなります。

続けて上手く鳴らすと曲になる様です。

見た目よりいい音、はまっている二人。

こんな面白い遊び道具がゲレンデにはいくつも。

しかし、雲。

左のリフトは動いています。

ちょっと雲が晴れると。


結局、びわ湖側の絶景は見えずじまいでした。

 

この日、夕方には雷注意報が出てロープウェイは休止に。

色々あるものですね。

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今年は綺麗!大文字

今夜の京都は空気が澄んで、大文字がここ数年で一番綺麗でした。

全てが完璧に見えませんが。

これが「大文字」

 

「妙法」の内の「妙」

建物に隠れ一部しか見えませんが。

「法」

 

こちらは「船形」の一部と「左大文字」が重なっています。

 

真正面に見える「鳥居」

星も沢山輝く澄み切った空気が美しい送り火を見せてくれました。

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下鴨神社と古書市

お盆休み恒例の下鴨神社古書市に行ってきました。

神社も可成りの人出です。

こちらは南大鳥居。

 

この直ぐ側に「さざれ石」

国家「君が代」に詠われる石はこの様な石だとか。

石灰岩からなると言いますが、川の水に晒されて出来上がった岩石に見えます。

 

こちらは楼門。

 

楼門を入ると摂社などが沢山ありますが、最初に目に付いたのが「媛小松」

普通の松とは違って可憐です。

「ちはやふる 鴨の社のひめこ松 よろずよふとも 色はかわらじ」

と古今和歌集に。

日本最古の歌舞とされる「東海」の一節にうたわれているそうです。

世代は変わっているでしょうが。

 

こちらは重要文化財の「舞殿」

 

こちらの奥には本殿が鎮座します。

中門。

中は撮影禁止だそうです。

 

こちらから南大鳥居を経て馬場の方に。

お酒や甘酒を販売していたので試飲の後甘酒を購入。

 

馬場の古書市です。

毎年この時期の恒例となった古書市、近在の古書店が沢山出店します。

古来より育まれた「糺の森」に囲まれた風情ある市。

真夏の太陽が照りつけても木陰が遮ってくれます。

言わば木立のトンネル。

13日は可成りの混み様だったとか。

 

ここで面白い看板を見つけました。

高齢の方しかご存じないかもしれませんが「トニー谷」を模したもの。

「何々ざんす」を連発、大きな古いそろばんを弾き、ギター代わりにして歌謡番組の司会をしていました。

左京区の萩書房さんの看板です。

おまけに「Welcome! to Hagui Shobuow.」という迷分?も

 

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本願寺へお詣り

工房休みの初日、早朝より我が家の宗派でもある西本願寺へ徒歩で出かけました。

工房からは直ぐ近くですが、自宅からだと一時間近く掛かります。

幸い、カラッとした晴天で気温も低くなり散歩にはうってつけ。

入ったのはこちらから。

大宮通の平安高校の前から。

この道は「北小路通」とされていますが、本願寺の境内扱い、その時に応じて通行が出来ます。

平安高校は正面の建物、右の蔵の様な建物は本願寺幼稚園の一部、その屋根の向うに見えるのが龍谷大学の図書館です。

この道の左側は龍谷大学の学舎。

 

こちらの大宮学舎は殆どが重要文化財に指定されています。

もの凄く良い風情です。

門から。

この門は映画のロケに使われる事で有名です。

 

北小路通に面して国宝の「唐門」があります。

見事な彫刻。

こちら側は柵が高いので全貌は裏から撮影します。

 

堀川通に出ると京都らしい馴染みの風景に。

昔は堀川から水を引いていたのだとか。

堀は戦乱を生き残る為の城塞の役目でも。

 

境内に入ると日本一大きなお堂、国宝「御影堂」があります。

右側には枝先から水を吹いて戦火から御影堂を護ったという伝説の「水吹き銀杏」

御影堂の右、北側には廊下を挟んで国宝「阿弥陀堂」も。

参拝者が座れる畳部分だけで200畳前後、御影堂は更に大きいのですから驚きです。

 

御影堂では朝早くから得度式が行なわれていました。

堂内に響くお経を聞きたかったのですが、ちょっと遅れました。

 

広い御影堂の廊下から。

向う側に欧風な屋根が見えますが、伝導院。

大きな屋根は御影堂門。

手前の銀杏が珍しい株立ち姿の「水吹き銀杏」

 

この廊下の南の端から非公開の「飛雲閣」の一部が見えます。

金閣、銀閣と並んで京の三閣の一つ。

秀吉の作った聚楽第から移築されたと言われ、サウナ風呂や池から建物に入る通路まであるそうです。

 

こちらは唐門の北側にある建物。

向う側が国宝「黒書院」で普段は非公開。

手前側は重要文化財の「南能舞台」で時々ファッションショーにも使われています。

黒書院の向う側には日本一古いといわれる国宝「北能舞台」があります。

 

境内側からの唐門は柵が低いのでその価値が良く分かります。

門扉。

沢山の獅子も全て彫刻です。

 

境内の外れに鐘楼があります。

こちらも重要文化財。

彩色が綺麗です。

良く見ると間からこちらからも飛雲閣が見えます。

普段公開されていないので、マル秘の絶景スポットかも。

 

お盆のお詣りも兼ねて長い散歩でした。

 

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朝顔と向日葵

植物園で朝顔展が開催されていたので行ってきました。

京都府立植物園は日本で最初に開園された公立の植物園で、24ヘクタールという広大な敷地に1万2千種、12万本が植栽されています。(ウィキペディアより

種苗の育成や珍種の保護、庭園の整備など国内でも高い評価を得ているとの事です。

 

朝顔展に行く前、早朝無料で珍しい花が咲いたと園の方からお勧め頂いたので温室に向いました。

温室前の池には睡蓮。

蓮と咲く時期が重なりますが睡蓮は花も葉も水面を漂うかの様。

 

勧められた珍しい花とはバオバブの花。

下にぶら下がっているのが雄しべだそうで、夜に開花、翌日昼に落花するとの事。

「とっくり」に似た20mを越える巨木が、大地からにょきにょきと生えている光景をテレビで見られた事がありませんか?

あれがバオバブ。

有名なサンテグジュペリの「星の王子さま」では星を破壊する巨木として紹介されています。

こちらにあった説明で納得です。

 

温室でもう一つ驚いたのがこちら。

大きめのごろた石に枯れた様な草、名前を「奇想天外」と言います。

勿論和名ですが、その生態から名づけられたそうです。

アフリカの東南部の砂漠に生息しますが、樹齢2000年のものもあるとか。

水の少ない土地に適用する様変化したのでしょう。

アフリカでも絶滅が危惧されているそうです。

 

運良く面白いサボテンの花が咲いていました。

尖鋭柱(センエイチュー)と言って細長い幹を蛇の様に伸ばして成長します。

この写真のサボテンで4〜5mくらいでしょうか。

 

温室では他に多種類のウツボカズラなどの食虫植物も展示されていました。

 

朝顔展は竹を育てている場所で。

先ずどでかい朝顔を。

下から持上げれば直径20cm程になりそう。

一輪から。

匂いの所に小さな花びらが付いた朝顔。

 

涼しげです。

 

大輪の朝顔は種を選ぶ所から始まるそうです。

その中でも大きな花の種を選んで、これを繰り返す事で徐々に大きな朝顔に。

上へ伸ばさず剪定も大事だとか。

 

これだけの色はどうして生まれるのか、聞いておけばよかった。

 

茶色も珍しいでしょう。

 

こちらの植物園では自然に風景が変わる様設計されていますが、こちらはお洒落な欧風庭園。

鏡の様な水面。

右にちらっと見えるのが3m近い向日葵。

列になった向日葵は全て下を向いてうなだれていましたが、この一輪だけ前向きに。

これだけ背の高い向日葵は初めて。

 

遠くに写っていた向日葵がこちら。

一本の茎から分枝しています。

 

圧巻はこの向日葵、背丈は普通、他にも種類があったのですがこれは凄い!!

真夏でも早朝は涼しいめ、爽やかな気分を味わいました。

 

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蓮が見頃の法金剛院

蓮が見頃だという法金剛院へ行ってきました。

他の季節では行った事があるのですが、池一杯に広がる蓮は初めて見ました。

池の蓮はまだ見頃ではありませんが、種類の多い鉢植えの蓮は満開でした。

こちらは門を入った佇まい。

紫陽花もお出迎え。

百合科でしょうか、ひっそりと。

沢山の蓮が迎えてくれます。

初めてお堂へ上がったのですが、仏像は撮影禁止。

重文の仏像が沢山安置されています。

その廊下で面白いものを。

仏手柑です。

これから大きくなって指を伸ばして広がっていきます。

 

こちらから蓮をご堪能下さい。

 

 

池を前に。

 

蓮で覆い尽くされた池面。

まだ蕾がほとんどでした。

 

 

 

蓮に浮かぶ水滴。

 

 

 

蓮に追われてわずかな水面に顔を出す鯉。

 

苔も見事です。

 

他の花も混じって。

 

法金剛院はJR花園駅の目の前、珍しい律宗のお寺で創建は850年頃と言われています。

それほど大きくはありませんが良いお寺です。

 

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祇園祭の後祭

昭和41年、祇園祭は前祭と後祭が17日に統合されましたが、平成26年に千年の習わしに従って再び分離されました。

前祭が盛大に開催されるので、後祭はそれほどでも無い所から「後のまつり」の語源になったと言われています。

24日月曜日の巡行です。

 

禁門の変で焼失した大船鉾が2年前、150年ぶりに復活したのがきっかけです。

前祭は有名なのでご存知の方も多いと思いますが、後祭は確かにそれほどではないのでご紹介したいと思います。

 

四条河原町に着くと既に予想外の人出、月曜日に拘らず。

 

後祭の日、山鉾巡行の前に四条通を八坂神社から市役所等をめぐる「花笠巡行」が通りました。

こども神輿やお囃子から始まります。

花笠を被った女性連。

獅子舞、鷺舞など千人近い行列です。

そしてこんな馬上姿も連なっています。

 

そして河原町通で待っているとようやく先頭の「橋弁慶山」が来ました。

橋弁慶山は前祭の長刀鉾同じく祭の先頭を行くのが決まっている「くじとらず」になっています。

牛若と弁慶の五条大橋の出会いが謡曲となった「橋弁慶」を題材にしています。

その頃の五条大橋は一つ北側の松原大橋でした。

清水寺への参詣路の入口です。

左が義経、右が向うを向いている弁慶です。

 

祇園祭の「鉾」とは屋根の先に鉾、つまり鎗、剣に相当するものが高く飾られたものですが、「山」は屋根等に松を飾るものが殆どです。

橋弁慶山は付いていませんが、その次に来た北観音山は松を飾る山ながら、お囃子を乗せる大掛かりな山車。

引き手も沢山。

文字通り揚柳観音と韋駄天像が中央に安置されています。

下に青竹を割った方がいますが、直ぐ近くになった四条の角で「辻回し」に使う為の物。

この青竹を車輪の下に曵き一気に回すので、見物客から拍手や大きなどよめきが湧きます。

囃子方。

 

龍門の滝登りという故事が起源の鯉山。

棒を持つ二人が見えますが、引きずって音が出ます。

山に寄っては鉄の棒であったり。

鳥居の向う側に見えるのが鯉。

左甚五郎作と伝わります。

 

次は「役行者山」

山岳信仰の祖「役の小角」を祀っています。

前夜(宵山)、聖護院の行者が護摩炊きをして清めます。

 

続いてきたのは「八幡山」

見送りがこちら。

大きな鉾は豪快な辻回しが曲がり角で見られますが、山はその周り角をぐるぐる回るのが見られます。

一回も回らない山もあれば五回も回る山も。

こちらは八幡山が四条河原町の角で回って前がこちらに向いたところ。

見せ場ですね。

 

次に来たのが南観音山。

北観音山と同じくらいの大きな山です。

大きな山鉾はこの二人の扇子を持った音頭取の指揮で動きます。

山や鉾に使うのは木の車で曵いているとずるずる横にずれてしまいます。

それを修正するのがこちら。

車方と言い舵を取ったりブレーキをかける役目です。

その為、結構ゆれているので屋根方の人達が落ちないか心配する程。

屋根に登った人は「真木」と呼ばれる屋根の上に乗った柱の動きを調整します。

見送りは立派な龍でした。

南観音山の辻回しが見られました。

車輪の下に竹が敷かれ、丁度45度ほど回ったところ。

 

次に来たのが「浄妙山」

もの凄い人形が見えます。

平家物語の宇治川の合戦からこの形に。

宇治橋の橋桁にも矢が刺さっています。

三井寺の僧兵の先陣争いの場面。

 

続いて来たのは「黒主山」

謡曲「志賀」から大伴黒主が桜の花を愛でている姿を現したもの。

 

そして最後に登場したのが二年前から復帰した大船鉾。

この勇姿を見る為に来た様なものです。

昨年は船首に再現された龍頭でしたが、今年は御幣。

隔年で使い分けされます。

この鉾が登場すると観客から拍手がありました。

以前このブログでも再建途中の写真を公開した事があります。

見事に復活です。

前祭でも船鉾は最後が決まっていて出陣を現し、後祭で大船鉾は凱旋を意味します。

鉾の町内は隣同士。

舵の部分も以前は生木のままでしたが、綺麗な生地も付けられ感動的です。

拍手が起こる訳です。

 

後祭を目にする方は少なめだと思いますが、如何でしたか?

 

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