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遊そぞろ

京町家 染工房 遊のブログ

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猫シルエットの帯揚げ

先日、無地の帯揚げの特別販売をしましたが、そのお客様から特別な注文を頂きました。

 

猫のシルエットです。

帯揚げは前から見てもほんの少ししか見えませんが、後に回ると大きく広がる所があります。

帯の太鼓の後側から覗いた所。

前に回ると急に細くなってしまいます。

それを考えて配置しました。

右の威嚇猫と左の後姿の猫の間に帯の太鼓が入ります。

 

生地は丹後で織った古代縮緬。

金糸目に彩色した手描友禅で仕上げています。

 

猫ちゃんは様になりますね。

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初夏用水玉帯揚げ新作です

今の季節にピッタリの水玉の帯揚げが出来ました。

上から藤鼠(少し青紫味の鼠)、鶸若菜(黄緑系)、勿忘草(薄青色)、藤色、撫子色(ピンク)で地色は全て生地白です。

全体に実物は写真より薄めです。

 

生地は丹後の古代縮緬。

価格は4,800円。

送料は1枚だと定形外郵便で140円です。

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誰の着物かな?

工房では普通の着物を手描友禅で染める事が最も多いのですが、変わった染の依頼もよくあります。

最近では般若の額裏(男性羽織の裏)など。

今回は文字と絵。

 

完成間近なんですがその工程等を見て頂きます。

着用された時、その姿をを見る方も多いかも知れません。

 

先ず文字図案の一部。

背中に大きな一文字ですが、その左肩の一部。

ご想像下さい。

 

上前の方はこんな風に仕上がります。

何か分かりますか?

もう少し進んで。

もうお分かりでしょう。

手前は上前、着物の裾正面、向う側が左後になります。

 

もう少し前へ。

 

大分仕上がりました。

背の文字は黄色に染め、現在箔の加工に入っています。

 

お好きな方は着姿を見つける事が出来るかも知れません。

これからの人です。

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無地の帯揚げ:特別提供ほぼ完売しました

先日来無地の帯揚げの特別提供を掲載していました。

十色各二枚染め、ご注文の重なった色を在庫の生地で染める事にしました。

その在庫も残り少なくなったので今回の販売を終了致します。

 

沢山のご注文有難うございました。

 

生地は4:6に織り分けられた紋意匠。

木目(うどん縞)と吹雪、写真下の方で地紋が浮き上がっています。

引き染で染め上げました。

 

価格は1,080円。

上から何枚目かを番号で記しました。

送料は1枚だと定形外郵便で140円、2枚で205円となります。

 

画面やソフトで色が実物と違って見える事もあります。

早くご注文頂いた方が優先となりますので、売切れの際はご容赦願います。

小さな織り傷は価格上ご容赦頂きますが、色がお気に召されない場合、送料お客様負担で三日以内にご返送頂ければ返品出来ます。

 

それではよろしくお願い申し上げます。

有難うございました。

 

染工房 遊

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絹;春色のスカーフが出来ました

京都は桜が満開に。

工房でも春色の新作が出来ました。

紫外線除けに軽くて絹の肌触りは抜群です。

 

スカーフ専用に織られた丹後縮緬、肌触り抜群のペイズリー地紋の生地を染めました。

斜めに手描きでそれぞれ各一枚のみ、五配色で。

 

例えばこちら。

生地端は抜き房で。

 

こちらは少し緩やかなカーブに。

 

大きさは巾が約45cm、長さは約160cmでこれを首に巻くとこんな風になります。

 

ご配色揃えると。

 

4,800円とお買い求め安くしました。

それぞれ一枚のみの販売となります。

お時間が許せば追加のご注文も賜りますので、お問い合わせのページやお電話でお願い致します。

 

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超可愛い半幅帯ができました

七つ参りの際に十三参りの着物を制作、揚げを上手くして着付するお客様が可成り居られます。

体型の違いは当然なんですがそこは魔法の衣である着物。

責任を押し付ける様ですが、着付師の腕の見せ所でもあります。

そんなお客様のお孫様がご本人なんですが、着物大好き。

その上に日本舞踊も。

化繊の着物も仕立てましたが、工房の振袖も揚げをして仕立てています。

しかし、化繊はまとわりついて踊りがし難いとのたまうそうです。

 

今回そんなお孫様に作ろうとされたのが半幅帯。

両面の手先、右巻きでも左巻きでも前に柄が出る様にしました。

彩色の場面がこちら。

向う側に見えるのが手先の柄、そして片側四つずつ柄があるのが前になります。

「こっぽりに小兎」です。

前に二つのこっぽりと小兎出る様に。

地色は深みの赤と黒に近い黒鼠。

蝋で堰をして二回染め替えをして地染めするので地染めだけでも可成り手間の掛かった帯です。

 

彩色の反対側から撮影すると。

こちらも向う側に反対の手先が見えます。

 

気分次第で前を四回変更出来るという訳。

 

彩色の拡大。

糸目は金。

一般には使われないのですが、お洒落さは上がる手法です。

 

仕立て上がるとこんな風になりました。

この帯を締めて踊る着姿を見たいものです。

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猫写楽

今や猫はペットとして大人気ですが、工房では「遊にゃん」と称してトートバッグやポーチを制作しています。

 

片や浮世絵師の写楽は人物像が不明ながら独特のモチーフが人気となっています。

その中でも一番知られているのがこちら。

役者名は大谷鬼次、演じるのは奴江戸兵衛と言われていますが、知っている人は余り居ません。

この浮世絵を猫ちゃんで表現した帯を制作しました。

 

中途からご覧下さい。

図柄を蝋で白抜きし下絵が済んでいます。

前は既に仕上がり済。

 

徐々に描き上がります。

使うのは顔料。

 

髪の毛も精細に。

 

染め上がった帯、前から。

遊小紋「江戸の粋」の図柄から流用しました。

 

こちらは太鼓。

 

ところでこちらは何だと思いますか?

同じ猫写楽で帯に続いて染め上げました。

上は帯なので普通の染料で地染めしていますが、こちらの地染めは反応染料。

引き染で地染めする所は聞いた事が無いので珍しいとはおもいます。

全く染の工程や助材が違うので同じ様に染めるのは難しい染め方です。

1尺5分の生地の真ん中に柄置きしています。

 

反応染料は耐光性が非常に強いので服飾関係では当然の様につかわれていますが、手描友禅では皆無だと思われます。

手軽に色合わせが出来ない、条件で発色が変わる等不便さが際立っているからでしょう。

 

この生地は三角に裁断してあるものを作る予定。

出来上がったらご紹介します。

お楽しみに。

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素描の風神雷神、帯を制作

先日、お客様のご注文を受け、風神雷神の帯を染めました。

宗達の原画やそれを模写した光琳、抱一の風神雷神図が素材に。

その中でも宗達の風神雷神図も近い絵を希望されていました。

 

制作途中から。

手前がお腹、富士に松が関東腹、六つの瓢箪が関西腹になります。

富士に松は北斎が描いたらしい肉筆画を参考に、六つの瓢箪は無病息災(むびょうそくさい)の語呂合わせをテーマに。

 

お太鼓の拡大。

 

もう少し出来上がったところがこちら。

工房所蔵の図をプリントして参考に。

宗達の原画は深い色なので配色も同じ様に。

 

染め上がった帯の前が。

 

お太鼓。

黒雲も入ってそれらしくなりました。

両方の神様は余り大きく表現していませんが、可成り細密に描き上げました。

顔の表情、髪の毛や指先の爪など、自信作と言えます。

仕立てると左右が狭まります。

 

この後、男物羽織の額裏で真っ赤な地色に般若面を描く仕事が入っています。

 

糸目友禅では良い味が出しにくいのが人物像。

特に能面などの表情は線が入って色を工夫すると現代アートになります。

そんな帯も染めてみたいものです。

 

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ワンちゃんのポーチができました

JUGEMテーマ:わんこ

おニャン子のポーチは人気のグッズで追加制作を続けています。

既に紹介済みですが、こちら。

表は綿の帆布で二重になった裏側は色を染めた絹を使っています。

お顔は手描きなので一つずつ表情が変わります。

 

今回はワンちゃん「遊ワン」のポーチを作ってみました。

上が表、下が裏側になります。

 

 

 

こちらは左向きですが、目の向きを一つずつ変えて描き上げています。

右向きも。

 

販売価格は1,600円です。

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ローケツ金更紗とは

先だってローケツの堰出しに付いてお話ししました。

今回は線描き。

極細な線は筒描きが得意とするもので、太めのローケツの線描きは「味」を楽しむものです。

防染力の差がその味でも。

実際に描いている所がこちら。

この作品は線描きでも付け立て風を意識したもの。

つまり蝋の厚みで地染めの際の上からの浸透具合を楽しむ作品。

染め上がりがこちら。

線に太細がついているのは筆の描き味を見せるため。

 

同じ図柄で細めながら同じ太さで描き上げた作品がこちら。

これでも付け立て風の被りの陰影が出ています。

元々、彩色する為に太さを均一に描き上げました。

彩色までしてしまうと価格が倍増してしまうので線上げだけで仕上げました。

金泥の素描で化粧していますが。

 

この同じ太さで描き上げて彩色、その部分を伏せて仕上げるのがローケツの更紗。

彩色している所。

唐草の葉の部分を二色のぼかしで彩色するので二本の筆を使っています。

この後彩色した所を蝋で伏せますが、先の線とは微妙に間を空けます。

その間に上から彩色するのがこちら。

柄は違いますが。

こちらの外側の線は堰出しを意識しているので太めです。

 

揮発水洗や蒸し等で仕上がると金糸目の化粧です。

金糸目の仕上げでは普通の手描友禅とは違ってワザと乱れて描く事にしています。

勿論その方が味が出るから。

更紗は友禅と違って綺麗さより風合いの楽しさが優先します。

 

上の作業中の作品は帯ですが、小紋でも金更紗を制作しています。

こちらは型友禅でバックに小紋型も併用しました。

ほぼ同じ図案で濃地も。

 

染帯からの別注で付下を染めたもの。

 

濃地で。

 

拡大すると。

蝋の細い線が金糸目の間から少し見えますが分かるでしょうか?

柄の中は地色が上から被って汚れています。

これがローケツ更紗の味です。

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