お目出度い時にお目出度い着物を

  • 2019.01.04 Friday
  • 07:49

昨年末、お客様からお宮参りの写真を頂きご了解を得たのでご覧頂きます。

お正月にふさわしいお目出度い着姿です。

可愛いお顔はぼかすので見えませんがご想像を。

お客様のご次男様のお子様。

 

初着は「鈴に紫陽花」、地色はピンク地。

紫陽花はお母様のお好みで図柄にしています。

紫陽花は季節的にはずれますが好みの柄を入れるのが誂えの妙味。

喜んで頂きました。

 

以前、長男様のお子様の初着を染めましたが、そちらは「手鞠」

その時も奥様のご縁から図柄としては珍しいチューリップを手鞠の中に入れました。

 

こちらは次男様ご夫婦とお子様。

ぼかしても分かる美男美女のご夫婦。

 

赤ちゃんなのに、可愛いだけでなく既に凛として聡明な事が分かる素顔。

ちょっと驚きです。

どの様に成長されるか楽しみです。

うさぎ柄のネクタイ

  • 2018.12.30 Sunday
  • 09:00

我が工房作品の内、小物で手描友禅のネクタイを作っています。

その中でうさぎ柄が無くなっていたので制作しました。

工房で小物を制作する時全て色違いで染めるのが普通で、ネクタイでも全て地色を変えています。

なので殆ど一点物。

 

前回制作した玄武(亀)と将棋の駒も直ぐ売れたので色違いで制作しています。

その内の将棋の駒と太鼓を叩くうさぎ。

 

こちらは踊るうさぎとゴルフに興じるうさぎ。

 

使用生地に着物の生地を使っているので縫い目が二カ所になります。

色んな別注が来ますが時間を頂ければ可能。

最近では「チヌ釣り」がありましたが、一緒に巾着も染めて欲しいと。

うさぎではロボットと踊るネクタイの他にカエルと踊るという変った別注やサックスを吹くうさぎも。

ネクタイの価格は別注でも同じで3,800円です。

 

今年一年有難うございました。

どうぞ良いお年をお迎え下さいませ。

来年もよろしくお願い申し上げます。

 

お問合せ

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はんなり半襟の新作と疋田半襟

  • 2018.12.15 Saturday
  • 09:16

はんなり半襟は好評なんですが、左胸に出る所だけに柄付けしていました。

お客様から急ぐ時は位置を決めにくいとご指摘が。

そこで、慌てても柄が出やすい様に数を増やして散らしてみました。

着姿の雰囲気で、手鞠。

地紋は紋意匠の疋田、残りわずかになりました。

 

写真にムラが入っていますが、照明ムラ。

 

こちらは隈取りと音符。

 

手鞠と源氏香。

 

 

千鳥と雪輪。

 

若冲の絵から小蝶と橘。

 

雪花紋とはんなりではない宇宙柄。

宇宙柄は以前ご紹介した事がありますが、今回は黒地ではなく濃いめのグレーです。

価格は宇宙柄が1,500円、それ以外のはんなり半襟と疋田半襟は1,200円。

 

この所、まとめ買いする方が多め、在庫はすぐ無くなる可能性があるのでご容赦を。

 

風通という中が空洞になった疋田地紋の生地を使った疋田柄。

最後に残った生地を染め付けたのがこのバリエーション。

優しい疋田柄はどんな着物でも合わせやすいので、工房でも一番の人気です。

こちらの風通(二重に織ったもの)の疋田生地もこれで一応終了、次回からは違う生地になります。

 

今回紹介した半襟は全てプリント。

生地はもちろん正絹です。

 

紅葉の着物で三つ参り

  • 2018.11.27 Tuesday
  • 08:31

工房のお客様から着姿のお写真を頂き、ご了解を得たのでご披露します。
お家族で三つ参りに行かれました。
お母様の着物は現在京都が最盛期に入った紅葉そのものの訪問着。
先ずは紅葉のお着物、前から。


生地白に臙脂色の濃淡、白胡粉から葡萄色まで濃度差を使って仕上げました。
枝は墨濃淡、青緑の苔も。
霞は艶消しの金銀箔。
ポイントに金糸の刺繍も入っています。

こちらは後姿。


見事な黒地に金糸の橋文様の帯がベストマッチになっています。

この帯は元々茶色地、工房で染め変えました。

キラキラの金糸が濃淡の深みが出てご覧の様に。

常にこれほど上手く染め替えが出来るとは限りませんが。


紅葉の訪問着、凛として艶やか。
我が工房の作品ながら自讃したくなります。

 

三つ参りのお子様と手をつないで。

お子様は家に伝わる三つ参り着物をご着用。
絞りに鶴の刺繍。
ぼかしていても可愛さが伝わります。

 

こちらはおばあ様とお母様の両方と手をつないで。

おばあ様のお着物はつづらに蔦の葉の文様。

 

そしてこちらはご主人様とお母様の両方と手をつないで。

幸せを絵に描いた様なご家族。
着物は良いですね。

工房の行灯がクリスマスバージョンに

  • 2018.11.26 Monday
  • 08:03

只今京都は紅葉真っ盛り。

連休は思いもかけぬ程観光客で溢れました。

紅葉は12月初め迄楽しめそうです。

 

工房の行灯は「遊にゃん」の源光庵の悟りの窓でした。

ロームのイルミネーションも始まったので工房もクリスマスに突入します。

「遊ワン」のクリスマス。

昼行灯から。

 

夜になると。

夜になると工房周辺も真っ暗近くに。

「一隅を照らす」となれば有難い事です。

幻と言われる一珍友禅

  • 2018.11.22 Thursday
  • 06:30

友禅染の発祥は勿論昔ですから、糊糸目の筒描きが当り前でした。

しかし、一枚ずつ下絵を絵描きさんが描いてスタートする為、とても高価で一般の人が着用する事は殆どありませんでした。

糊糸目は現在でも高級品の代名詞となっています。

糊糸目の代わりにゴム糸目が使われだしてから、下絵が紙の草稿に変り同じ図案が何度も使えてコストが一気に下がりました。

友禅染が一般に普及したのです。

今から60年くらい前までは糸目筒描きから彩色友禅、素描、ローケツ迄一人でこなす職人さんが沢山いました。

その後、大量に需要が増えると着物の各工程が専業化しました。

作家さん以外、それぞれ専門の職人さんが担当したのです。

 

一珍友禅は全てをこなす職人さんが居なくなって幻となりました。

一珍の筒描きは糊やゴムではなく小麦粉を主原料としています。

なので乾くとポロポロと落ちてきます。

そうすると次の職人さんに回せません。

これが一珍の筒描きです。

丹後縮緬の帯地は地染めの後、抜染して四角く抜いています。

白く見えるのは白一珍、その上に重ねる様に黄色の色一珍で筒書きしています。

 

次に緑の色一珍。

筒描きに使うのは先金が真鍮でこちらも制作する職人さんが激減、消滅迄カウントダウン状態です。

指で握っている筒紙は和紙に柿渋を塗り重ねたもの。

 

彩色場面は撮影出来ませんでしたが、その後に一珍糊を剥がす場面です。

昔は料理に使うナイフで剥ぎ落としていました。

結構無茶をやっていたという事です。

 

勝手に剥がれますが、落とすとなると綺麗に落ちる訳ではないので一苦労。

我が工房では色んな工程を手がけているので一珍友禅が幻とはなっていません。

この作品は工房でご覧頂けます。

工房の小物作品、ご覧あれ

  • 2018.11.08 Thursday
  • 07:14

染工房 遊は着物の染を生業にしていますが、染の技術を生かして沢山の小物も手づくりしています。

来る11月10日より25日迄、その小物のオータムセールを開催します。

どんな小物を作っているのか、一挙にご紹介致します。

それぞれ一点しか制作しない事が多いので、同じものが余りありません。

 

着物屋なので正絹を使うのが殆どですが、帆布も良く使います。

先ず「遊にゃん」「遊ワン」のキャラクターでトートバッグ。

手描で定番として人気なのがこの形。

前と後。

A4サイズですがB4サイズでも。

風神雷神や弁慶義経などキャラクター柄も制作しています。

A4サイズで2,500円,B4サイズで3,000円。

 

こちらはボトルケース。

ペットボトル用ではなくサーモス水筒をぶら下げる為の袋。

約14センチX21センチで価格は1,200円。

図柄はこの二種類で色違いを数種類用意しています。

 

こちらはポーチ。

内側には正絹の無地生地を使って二重に。

どちらも同じ図柄で数種の色違いで。

大きさは巾が約19センチ高さが約12センチ、価格は1,600円。

 

動物の形をしたペンケース。

チャックは前に付けていましたが、お客様の要望で裏側に付けるものも。

熊や兎、鼠、ペンギン等も。

もちろんワンちゃんもあります。

大きさは縦がやく22.5センチ、横が約11センチ。

価格は2,300円です。

 

こちらは先日紹介した新作のらんちクロス。

大きさは約40.5センチ四方、価格は1,100円です。

裏側に三角巾をつけワンポイント柄付けしています。

図柄はワンちゃんとねこちゃんが何種類か。

 

こちらは家紋を少し崩して素描で仕上げたティーマット。

面白い家紋を選んでいます。

大きさは巾が約31センチ、高さがやく20センチ。

価格は750円です。

 

綿生地を使ったものとしては素描の動物ハンカチがあります。

価格は480円。

ハンカチでは絞りで染めたものも人気でそちらは580円です。

 

こちらは「やすらか」という文字を筒描きで仕上げた数珠入れ。

親鸞聖人のお言葉「安穏」を意味しています。

金属バネの口金を使用。

大きさは巾が約9.5センチ、高さが約15センチ

価格は1,100円。

裏側も正絹の無地生地を使っています。

 

「メガネ入れ」生地は正絹ですが染付けはプリントで。

こちらは北斎の肉筆画「狐法師」

柄数は豊富です。

現在はメガネ保護の為、絹の生地を三重にして仕立てています。

巾は約8センチ、高さは約18センチ。

価格は950円です。

これと良く似た形でスマホ入れも作っています。

 

こちらは小銭入れ。

と言っても、小物入れに使われる事が多いそうです。

お気に入りの家紋を入れて欲しいと言う注文が多め。

別注を受けた時、硬貨を入れるのかお聞きしています。

硬貨専用だと内側を補強。

巾は約8.5センチ、高さは約13センチ。

価格は950円です。

 

工房の定番と言えば巾着「大中小」とあります。

こちらは「小」、一番人気は「兎の民話」シリーズと梟。

プリントで染めています。

大きさは巾が約9.5センチ、高さが約17センチ。

価格は950円。

龍や虎、鳳凰など柄数があります。

時に舞楽の蘭陵王の別注も。

「中」は同じコンセプトで制作。

大きさは巾が約15センチ、高さは21センチ。

価格が1,200円となっています。

 

こちらは「木玉付き大巾着」。

プリントではなく手描友禅で染めています。

こちらの柄は「真向い兎」他には宝尽くしや雪輪などの伝統柄が。

二重になった内側を外に垂らし、そこに柄入れしています。

写真の黒部分の上半分は向う側に垂れる形。

向う側に垂れた状態で大きさは縦が約23センチ、横巾が約20センチとなっています。

柄入れを逆にしたものを別注頂く事も。

価格は2,600円。

 

同じく手描友禅で染めたポーチ。

巾は約19センチ、高さは約12センチ。

薄色から濃い色迄柄数も豊富にあります。

価格は1,500円。

 

同じく手描友禅で染めた小さめの「がま口」

巾は約9センチ。

厚めの手織りの紬生地を使っています。

価格は1,500円。

 

手描友禅と言えばこのトートバッグはお薦め。

丁寧な作りで仕上げているので和装には似合いそうです。

裏側も正絹、大きさはA4サイズがすっきり入ります。

価格は5,500円。

本来は有り得ない価格ですが、トートバッグとしては品格がちょっと高めかも。

 

こちらは「和ぶくろ」

旅行鞄等に入れておくと下着や靴下等をポイと放り込んでおける便利袋。

裏側も上向きに柄付けしてあり、この和ぶくろ専用にプリントしています。

柄数や地色も多いので、この価値の分かった方は何度もリピート頂いています。

絹生地で手触りが良いのも。

価格は950円。

 

友禅繋がりでタペストリー。

振袖の晴れやかさをご自宅にお裾分け。

生地が着物生地なので生地部分の巾は約38センチ、長さは約80センチ。

価格は4,800円です。

 

こちらはネクタイ。

左側は疋田縞ぼかし。

疋田地紋の生地は入手が出来なくなり残りわずかに。

右側は手描友禅のワンポイント柄。

兎踊りや纏、鳳凰、鳥獣戯画などの和風から写真の自転車やギターなどの洋物まで。

 

次はヘアーバンド。

花柄と無地ですが、鉄紺の無地が現在一番人気です。

見た目以上に手間のかかる作品。

価格は600円。

似た雰囲気で「シュシュ」も制作、こちらは150円のコースターと人気を二分しています。

シュシュは250円、小さめは150円。

全て正絹です。

 

ネクタイの疋田縞ぼかしは半襟にも。

無地の半襟も疋田地紋の生地を使用、こちらの生地も残りわずかに。

疋田の半襟は無地、縞ぼかし共1,200円。

 

半襟でも「はんなり半襟」は結構人気があります。

優しくワンポイントに。

こちらも価格は1,200円です。

 

首に巻くものとしてショールがあります。

こちらは手描ローケツの一種「ダンマル描き」で染め上げた物。

半幅に折って仕立てています。

幽玄的な仕上りに。

巾は約17.5センチ、長さは房なしで2m弱。

価格は7,800円です。

色違いで。

 

ショールではペイズリー地紋の丹後縮緬を使った段染めが一番人気。

巾が45センチですが、ショール用に織られた生地は薄くて手触りが抜群。

長さが約2m。

配色も秋、冬、春用多岐に渉っています。

価格は6,500円。

 

同じ生地を使ってローケツの堰出し技法と二度伏せで染めたもの。

このショール3回地染めしています。

価格は12,000円です。

ご来店のお客様が一桁高く勘違いされたという質感があります。

 

帯揚も染めていますが、ショールに使うという方も多めです。

手描友禅の別注も多い帯揚で定番として染めているのが下の作品。

左は下染めの後、筒描きでゴムを丸く伏せ黒地に染めたもの。

右はショールと同じ段染め。

段染めは小紋や道行、それにお洒落着としての訪問着にも使っています。

生地は丹後で織られた古代縮緬。

価格は両方とも5,800円。

 

最後は定番の二色の染分け。

配色は様々。

二色染分けの帯揚は3,500円です。

 

以上、工房を代表する作品でした。

 

京都へお越しの際は是非お立ち寄り下さいませ。

ローケツの小紋にはこんな作品も

  • 2018.10.26 Friday
  • 06:33

先日、ローケツの目返しの小紋をご覧いただきました。

手描友禅の古典的な京風小紋はお客さまのご注文で何度も染めていますが、民芸風な味わいはローケツならでは。

 

前回は蝋の上から被った味わいを見て頂きましたが、今回は糸目筒描きと同じ様に線で防染して彩色したものをご覧頂きます。

単純に「角更紗」

光の加減で上と下が色が違って見えますが、ぼかしでなく同じ色です。

白の線を蝋で描き彩色したもの。

拡大すると。

糸目の筒描きより太めになりますが、適度に太細がついて味わいがあります。

 

もう一柄は「段更紗」

 

拡大すると。

 

全て手描なのでやはりそれなりに時間がかかります。

更紗なので誰もが普段着でもお呼ばれでも、使い回しがしやすい着物と言えます。

手描友禅のがま口

  • 2018.10.10 Wednesday
  • 06:39

「がまぐち」漢字で書けば「蝦蟇口」英語で書けば「Bamboo Shoot」あるいは「Flog Mouth」もう一つ図柄からすると「Treasure Case」つまり「宝物入れ」になるかも。

手描友禅で染めた図柄が「宝尽くし」ですから。

出来上がりの一分がこちら。

左側が金茶と濃い紫、真ん中の筋が深い臙脂、右側が黒地です。

金具がライトの加減で光ったり沈んだりしていますが同じものです。

金具の横巾が7.5cm、小さめの「がまぐち」です。

大きいと金具がかなり高価になるので、小さくしっかりした物を選びました。

使用生地は手織りで厚めの紬、稀少品を使っています。

内側の生地も耐久性を考えてラメ入りの正絹生地を使いました。

 

宝尽くしのそれぞれの柄、名前が分かる人は可成り古典文化に詳しい方です。

縁起の良い宝尽くしのがま口、金糸目友禅の手描で価格は¥1,500です。

お問合せやご注文はホムペのお問合せから。

http://some-u.com/contact/

工房の行灯:紅葉の窓で思惟の遊にゃん

  • 2018.10.01 Monday
  • 08:46

台風24号で被災された皆様を心からお見舞い申し上げます。

今回、京都は直撃を免れています。

進路の左側になったので中心が名古屋辺りになってから雨風が急に強まりました。

ゴーゴーとうなり声を上げています。

 

工房の行灯が秋モードになったのでご紹介します。

「悟りの窓」で思案中の遊にゃんです。

昼行灯。

悟りの窓は京都鷹ヶ峯の源光庵が有名。

遊にゃんは何を悟ったのでしょうか。

「我輩は猫である」かも。

 

夜行灯は。

 

9月30日は航空便は全面ストップでしたが、宮崎からお客様が来られました。

完全に無理だと思っていたら、何と前日の最終便に変更されていました。

振袖の前撮り写真を見せにわざわざ。

何と有難い事です。

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