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遊そぞろ

京町家 染工房 遊のブログ

あなただけの一枚をつくってみませんか?お気に入りの一枚を染工房 遊がおてつだいします。京町家 染工房 遊

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初着、着物繋がりのバッグとネクタイ

もう直きお産まれるお孫様のお宮参りに使う初着をご注文頂きました。

図柄のご希望は雲立涌に花、牡丹、藤に菊の三種。

初着には珍しい雲立涌はご自身のお好みの柄だとか。

宮参りに参列するご本人も雲立涌繋がりで、花を鳳凰に替えて小豆色の付下を注文頂きました。

 

お宮参りには後二人の女性と三人の男性が列席されます。

その五人の方に着物と関連した小物も依頼されました。

三人の男性には鳳凰のネクタイ。

左から濃い紫、深い臙脂、紺。

細密なのでぼかしにも一苦労がありましたが良く仕上がった様です。

 

二人の女性は高年齢だそうですが、持ち物なら多少派手目が良いかと、こんな風なトートバッグを。

一つ目は紺。

もう一つは黒地。

勿論すべて正絹で手描友禅。

生地に入った光琳水の地紋が質感を更に上げています。

トートバッグの裏は補強を考えて打ち掛けに使うラメ入り生地を使っています。

トートバッグの大きさはA4サイズ。

 

届いたお客様から頂いたお喜びの言葉は何よりの贈り物でした。

お宮参りのお写真が届くと良いですね。

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猫ちゃんのペンケース:新作

工房では色んな動物のペンケースを制作しています。

猿、ペンギン、鼠、フクロウ、熊など。

何度かこのブログでも紹介しています。

その中でも人気があるのはやはりワンちゃんと猫ちゃん。

ワンちゃんではブルドッグ、ビーグル、柴犬、黒柴と種類が分かります。

一番人気の猫ちゃんは種別が難しく、形を変えて種分けをしています。

 

その猫ちゃんに新作が出来ました。

開けるチャックは前か後。

元々は上と言うか前に付けていたのですが、お客様からの要望で後に付けるペンケースも制作しています。

一つずつ手作り、全て手描なので全く同じものはありません。

生地は帆布を使用。

大きさは縦が耳を除いて21.5cm、巾の一番太い所が11cm。

価格は2,300円です。

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手描友禅の巾着

手描友禅のポーチと共に工房で人気なのが「木玉付き巾着」

大きめで、巾着の形として折返しに柄を付けているのが特徴です。

大きさは巾が約21cm、折り返した状態で高さが約24cm。

生地は表裏とも高価な絹、世間では珍しい金糸目の手描友禅です。

 

糸目筒描き、蝋伏せ、引き初め、揮発水洗蒸し水元、彩色、蒸し水元、柔軟整理そして縫製という工程を経て仕上がる本物の妙味をご堪能下さい。

 

今回新しく作った作品の一部です。

 

「雪輪」

全ての巾着に折返しの反対側にも柄を配しています。

 

こちらは「真向き兎」古典の定番で最も人気のある柄の一つです。

 

「ふくら雀」

 

「ねじり梅」

 

「ふくら雀」の色違い

 

色違いの「真向い兎」

 

価格は2,600円で好評発売中です。

 

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五つ参りは連獅子に

昨年秋五つ参りをされたお客様から着姿写真を頂きました。

ご了解を得たのでご紹介します。

この五月に再度着用されるので伸び盛りのお年頃を考え、その頃の予想体型で仕立ています。

昨秋は神田明神へお詣りされました。

地色の「黄丹」、柄の滝、松、獅子はおばあ様のご希望に添って染めています。

家紋も摺り込み紋ではなく紋糊を置いた正式な抜き紋。

羽織をご着用ですが着物にも同じ様に紋を入れています。

生地は既に入手が難しい無地の緞子。

袴もお誂え、無地の金通し生地に選んで頂いた柄の金箔を施しています。

その生地を使って角帯、お守り、守り刀も制作しました。

 

後姿。

赤と白の獅子が向かい合っています。

 

こちらおばあ様の着姿。

写真からはよく見えませんが、軽く金泥で流水を描いています。

帯は白獅子。

 

ホテルで並ばれると。

「連獅子みたいね」と声が掛かったそうです。

先々で注目を集められたのが良く分かります。

 

仲睦まじいお姿は心を溶かしてくれる様です。

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振袖:葵の仕上がり

工房展示用に制作していた葵の振袖、可成り遅れていたものの何とか仕上がりました。

これ迄の制作工程は過去のブログで紹介しています。

10月3日 http://blog.some-u.com/?day=20171003

10月26日 http://blog.some-u.com/?day=20171026

 

こちらの工程の後、摺疋田に取り掛かりました。

三枚型の内の一枚を使っています。

伊勢へ別注した型紙で摺り込み刷毛をつかって。

型紙をめくって色の降り具合を確認しながら。

青いフィルムは極細のナイフでカットして。

型紙の上に置いているのはしっかり重目の手製の文鎮。

三枚摺り終わると。

 

この後、柄の縁の白目を塗り潰す「目消し」

極細の「面相」という筆を使います。

可成りの手間が掛かりますが、これが入ると質感がグッと上がります。

手前には既に目消しの終わった部分も。

目消しが終わると彩色工程が全て終了。

蒸しや水元(川で水洗い)や湯伸し、柔軟加工を経て染め上がりになります。

 

以前は数えきれない程振袖を染めましたが、箔を入れる事は殆どありませんでした。

しかし、お客様の注文で入れ始めるとこれが病み付き、なかなか良いもんです。

入れた袖部分。

小さめの「ちぎり箔」で金と銀を使っています。

 

仮絵羽(仮縫い)した出来上がりです。

ブルーの裾に地色は紫紺。

この地色は初めて染めたもの。

使用生地は濱縮緬、南久さんの「雲影」で色の深みが秀逸なのが特徴です。

工房にお越し頂ければ、現在展示しています。

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13参り着物、手鞠柄の着姿

京都の嵐山にある虚空蔵法輪寺へ成人の仲間入りを祝って、数え歳13になった時お参りするのが「十三参り」の始まりだと言われています。

七五三程全国的に広まった訳ではありませんが、徐々にお詣りする地方が増えてきているそうです。

 

今回ご紹介するお嬢様は日本舞踊の発表会で使いたいとの事で、工房の13参りの着物をご注文頂きました。

その練習の際の着姿がこちら。

喜んで頂いたのはぼかした写真のお顔でも分かります。

図柄は大小の手鞠に小さな兎が戯れている場面を。

 

磨き抜かれた床が立派な道場らしさを物語っています。

後姿がこちら。

 

そしてこのお正月に着用された着姿がこちら。

おばあさまの着付だそうです。

まあなんと可愛い事!!

工房の皆で大騒ぎでした。

 

表で撮影された写真がこちら。

成長の真最中の着物なので、お身体が大きくなっても融通が効く様に揚げや柄付けを考慮しています。

 

お客様からブログ掲載の許可を頂きました。

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二色のショール:お年玉セール

工房では1月31日まで、二色で染めるショールを特別価格でご注文頂けます。

 

お好みの色に染めた二枚の着物生地を使用。

ほぼ7:3程度に縫い合わせています。

勿論、裏生地もいっしょで正絹。

房の糸は表の二色に合わせて混合。

 

工房の人形が着用すると。

逆になると。

 

希望される色は広い方と狭い方の二色。

和色大辞典」からお選び頂きます。

 

巾は約56cm、長さは房を除いて約158cm。

ショールは広過ぎても狭過ぎても長過ぎても短過ぎても使い難いものです。

着物でもそれ以外でも最適ではないかという大きさを選びました。

 

使用生地二枚はお任せも可能ですが、生地写真をお送りして選んで頂く事も可能です。

その場合はスマホは写真が届き難いので、パソコンのメルアドをお知らせ願います。

二枚の生地の地紋や種類を変えると変化が出ます。

ラメ入りの生地もご用意。

裏は上の写真にあるどんな色にも良く似合う金茶になります。
 

価格は特別価格の1万5千円。

お問合せやご注文はホムペの「お問合せ」のページからお願い致します。

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ダンマルと言う名のローケツ

冬になると活躍するが羽織や道行コート。

そんな上っ張りの一つ、着物型道中着を着用頂いたお客様がご来店。

ダンマルと言うローケツの一種です。

まず着姿を。

ダンマルと言うのは木の脂(ヤニ)の一種で採取されたものは石の様に硬い固形。

それを溶剤で柔らかくし筆で描ける程薄めます。

蝋は熱で溶かして筆書きしますが。

 

上から染め付けると染料が浸透しますが蝋やダンマルの置いた厚さで防染力が変化。

浸透する染まり方にムラやグラデーションが出来ます。

これがローケツの味。

蝋やダンマルは手描したままの世界が見えるのです。

この重厚な魅力を知らない方の多い事。

 

後姿です。

蝋は種類にも寄りますが、防染力が高めなのでこの味は出ません。

ダンマルは柔らかなグラデーションを伴ったソフトな仕上がりが魅力。

通だからこそ知って欲しい手描の魅力です。

 

お客様のご了解を得たので公開しています。

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絹のめがね入れを作りました

以前試作しためがね入れを紹介した事があります。

ずっと自分用に使っているのですが、嵩張らずとても使い易いので店頭でも販売出来る様に制作しました。

表裏に絹を使用、図柄は手描では高くつき過ぎるのでプリントで。

すべて工房オリジナルの絵と北斎の肉筆画を使いました。

更紗系の図柄が多めです。

裏に付けた絹は矢張り最高の素材、長く使っても重文レンズを保護してくれています。

小紋柄とフクロウも。

フクロウの裏側は後ろ向きにしています。

こちらから北斎の絵。

羅漢と鍾馗騎獅、肉筆画です。

 

最後に面白い絵も。

左は釣り狐に似た法衣姿の狐、右は現存する数少ない北斎百物語の中から「こはだ平次」

北斎の肉筆画で他に作ったものは「大黒天に二股大根」「龍」「雷神」等がありますが、こちらはご来店のお客様のご予約で販売済みに。

機会があれば制作します。

大きさは縦が約17.5cm、巾は約7cm。

価格は950円です。

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ご夫婦で兎踊り

先日、お客様から着姿のお写真を頂きました。

ご了解を得たのでご紹介致します。

奥様のお着物は明るい青磁色の遊小紋、兎踊り模様。
ご主人様のネクタイを御覧下さい。


こちらも藍色系の兎踊り模様です。

 

仲の良いご夫婦で、ご主人様は奥様の着物姿をこよなく愛されている様子。


鏡に映った後姿から図柄が見えます。

 

こちらの写真は専門家が撮影されたもの。
着物はどちらから写しても兎が見えますが、ネクタイの兎を上手く見せる様に工夫されて撮影されたのが分かります。

緋色の背景に奥様。

そしてご夫婦一緒に。

 

つい先日、ご夫婦揃って工房へお越し頂きまた面白い着物をご注文頂いています。
出来上がって又着姿をご披露出来れば良いですね。

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