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遊そぞろ

京町家 染工房 遊のブログ

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絹のメガネ入れ

お客様の注文があったのでこんな「メガネ入れ」を作りました。

何年も前に試作品を買われたお客様がどうしても欲しいと仰ったので、ついでに私用を。

クッションは入っていませんが、普通に使う段には全く問題無く傷んだ事は無かったとの事。

二重になっていて、裏生地は表と同様で着物に使う正絹の生地を使っています。

 

実は良く似たメガネ入れを持っていたので、私も同意見。

ウェストポーチに入れて使っていましたが、邪魔にならず、メガネも傷まず。

 

 

こちらは疋田ですが、他の柄も例えば梟など思案中です。

長さが約17.5cm、巾が7.5cmで上の写真の小さなメガネには余裕がかなり、普通の大きさだとピッタリです。

ご注文があれば950円で制作致します。

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鬼の額裏:その一

男性の着物は羽織を着用するのが普通、その羽織の裏を「額裏」と言います。

広げると、額の様に大きなキャンパスになるからでしょう。

昔は凝ったものが多く骸骨や色町風景など。果ては春画まで。

そういった変った図柄を描く人が殆ど居なくなったので、おもしろい男性用の額裏や襦袢が世間から消えています。

そんな中、工房では最近、大津絵の鬼や般若面を染めていますが、承諾があれば御覧頂けるかも。

 

その額裏に鬼の面を描く事になりました。

世間的には大変珍しいので順を追って御覧頂きます。

今回は柄伏せの場面です。

 

生地に柄の形で伏せる所から。

伏せは蝋で。

額裏の生地巾は着物生地の倍はあるので、しづらい事この上ありません。

 

防染力を高めるのに一度では力を発揮出来ないので、全面二度伏せして蝋の厚みを増やします。

二度伏は腕の見せ所。

縁を揃えるのに集中と技術が必要、仕上がりの差が現れます。

 

筆の動きが分かります。

新品の蝋は真っ白ですが、防染力が弱め。

これくらいになるとベストです。

 

全体の伏せが上がりました。

 

これから地染めに入ります。

次回は白抜きした面がどの様に染まっていくのか御覧頂ける様にする予定です。

お楽しみに。

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初着に描き疋田

工房では初着や三つ詣り等、お子様の着物をご注文を頂く事がよくあります。

今回はその初着に最近では珍しい「描き疋田」を使ったので詳しくご紹介します。

 

疋田は鹿の子絞りで大変な手間を掛けて表現するものですが、簡易に型紙を使い「摺」や「写し糊」を使う事が多くなりました。

型を使っても大変な作業には違いありませんが、今回は小さな疋田を表現するのに素描を使っています。

 

先ず初着の袖の部分を御覧下さい。

右袖で友禅彩色は既に終わって描き疋田に取り掛かっている所。

左側檜扇の上にある橘の一番上が仕上がった描き疋田です。

 

これから手元だけ御覧下さい。

下から光を当て疋田の草稿図案を写しているので、出来上がっている様ですが手前左側のほんの少しだけ進んだ所です。

 

こちらは別の場所。

「面相」という細密な顔の造作を描く為の筆を使っています。

こちらは取りかかったばかり。

その右側に仕上がった橘が見えます。

目消しで柄の縁と糸目の線の部分を塗り潰してあります。

 

中途まで出来た場面。

この写真であれば糸目の線が見えます。

その糸目の線を除去すると白く線が浮かび上がるのです。

 

これは又別の部分。

橘の葉の先だけ残っているのが分かると思います。

 

数少ないのですが、この描き疋田を専門に行なう職人さんが居た時代もありました。

遠い昔ですが。

 

今は余りお目に掛からない「描き疋田」でした。

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和手ぬぐいを絞りました

綿の和手ぬぐいを久しぶりに染めました。

絞りです。

染めは小さな工房では大変難しいという「反応染料」を使っています。

一枚の仕上りがこちら。

大きさは長さが約90cm、巾は30cm。

900円で数枚臨時で販売しています。

 

拡大すると。

 

他の色では。

 

 

一般的な綿のタオル等大工場で染められるのが「反応染料」

焼けずに洗濯しても落ちないのはこの染料で染めているからです。

 

着物でも使う事の出来る「直接染料」でも綿は染まりますが、耐光性が弱く洗うと薄くなる事が多めです。

 

着物の染めに使う酸性染料は蒸しで少し濃くなったり発色して派手になったりします。

 

染め上がった時と空気との反応で全く違う色になるので、見ていて楽しい面も。

その上、この反応染料では着物の色抜きに使う薬品も使うという離れ業も。

 

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遊にゃんと遊ワンのボトルカバー

手作り小物の新作が出来ました。

必要は発明の母と言いますが、勿論そんな大げさではなく必要があって制作したものです。

 

お馴染みのペットボトルはリサイクルされますが、マグボトルは飲物を保温する為の道具でずっと使える必需品です。

左は家内が探し求めてやっと見つけた200ccのマグボトル、右は一番一般的な350ccのマグボトルです。

ちょっと持って歩くにはこの形は不便。

そこで考えたのがボトルカバー。

500ccのマグボトルまで入る大きさで作りました。

 

遊ワンのボトルカバー。

一番右でも分かる様に襠も作ってあります。

 

こちらは遊にゃんのボトルカバー。

 

勿論全て一つずつ手描き。

生地は帆布。

袋部分の巾は約14cm、縦が約22cm、紐の長さは約13cmで500ccのマグボトルが入る大きさになっています。

 

1,200円で販売を開始しました。

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猫シルエットの帯揚げ

先日、無地の帯揚げの特別販売をしましたが、そのお客様から特別な注文を頂きました。

 

猫のシルエットです。

帯揚げは前から見てもほんの少ししか見えませんが、後に回ると大きく広がる所があります。

帯の太鼓の後側から覗いた所。

前に回ると急に細くなってしまいます。

それを考えて配置しました。

右の威嚇猫と左の後姿の猫の間に帯の太鼓が入ります。

 

生地は丹後で織った古代縮緬。

金糸目に彩色した手描友禅で仕上げています。

 

猫ちゃんは様になりますね。

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初夏用水玉帯揚げ新作です

今の季節にピッタリの水玉の帯揚げが出来ました。

上から藤鼠(少し青紫味の鼠)、鶸若菜(黄緑系)、勿忘草(薄青色)、藤色、撫子色(ピンク)で地色は全て生地白です。

全体に実物は写真より薄めです。

 

生地は丹後の古代縮緬。

価格は4,800円。

送料は1枚だと定形外郵便で140円です。

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誰の着物かな?

工房では普通の着物を手描友禅で染める事が最も多いのですが、変わった染の依頼もよくあります。

最近では般若の額裏(男性羽織の裏)など。

今回は文字と絵。

 

完成間近なんですがその工程等を見て頂きます。

着用された時、その姿をを見る方も多いかも知れません。

 

先ず文字図案の一部。

背中に大きな一文字ですが、その左肩の一部。

ご想像下さい。

 

上前の方はこんな風に仕上がります。

何か分かりますか?

もう少し進んで。

もうお分かりでしょう。

手前は上前、着物の裾正面、向う側が左後になります。

 

もう少し前へ。

 

大分仕上がりました。

背の文字は黄色に染め、現在箔の加工に入っています。

 

お好きな方は着姿を見つける事が出来るかも知れません。

これからの人です。

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無地の帯揚げ:特別提供ほぼ完売しました

先日来無地の帯揚げの特別提供を掲載していました。

十色各二枚染め、ご注文の重なった色を在庫の生地で染める事にしました。

その在庫も残り少なくなったので今回の販売を終了致します。

 

沢山のご注文有難うございました。

 

生地は4:6に織り分けられた紋意匠。

木目(うどん縞)と吹雪、写真下の方で地紋が浮き上がっています。

引き染で染め上げました。

 

価格は1,080円。

上から何枚目かを番号で記しました。

送料は1枚だと定形外郵便で140円、2枚で205円となります。

 

画面やソフトで色が実物と違って見える事もあります。

早くご注文頂いた方が優先となりますので、売切れの際はご容赦願います。

小さな織り傷は価格上ご容赦頂きますが、色がお気に召されない場合、送料お客様負担で三日以内にご返送頂ければ返品出来ます。

 

それではよろしくお願い申し上げます。

有難うございました。

 

染工房 遊

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絹;春色のスカーフが出来ました

京都は桜が満開に。

工房でも春色の新作が出来ました。

紫外線除けに軽くて絹の肌触りは抜群です。

 

スカーフ専用に織られた丹後縮緬、肌触り抜群のペイズリー地紋の生地を染めました。

斜めに手描きでそれぞれ各一枚のみ、五配色で。

 

例えばこちら。

生地端は抜き房で。

 

こちらは少し緩やかなカーブに。

 

大きさは巾が約45cm、長さは約160cmでこれを首に巻くとこんな風になります。

 

ご配色揃えると。

 

4,800円とお買い求め安くしました。

それぞれ一枚のみの販売となります。

お時間が許せば追加のご注文も賜りますので、お問い合わせのページやお電話でお願い致します。

 

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