袷のショールコレクション

  • 2020.02.19 Wednesday
  • 06:38

工房では色んなショールを制作しています。

振袖をご注文頂いたお客様からお揃えのショールのご注文を頂きました。

それならと、店舗用に振袖に合わせるショールをついでに。

 

また、そのついでにこれまで制作した袷のショールの一部をご紹介します。

段にぼかし合わせたショール。

 

こちらは段に色を重ねて染め上げたショール。

 

こちらは素材が絽縮緬、ローケツで上からの浸透の差を柄にしたショール。

水面にメダカ、通好み。

 

こちらもローケツ、小さな唐花文様。

 

こちらは金友禅と摺疋田で雪輪と花びら。

 

今回振袖用に制作したのがこちら「兎の舞」

工房のホムペ「振袖」のページにある「兎の舞」に合わせて作りました。

反対側がこちら。

房は表と裏の地色の糸を混合して装着しています。

 

工房に展示の振袖「大熨斗目」に掛けてみました。

柄は違いますが色はぴったり、すっきりお洒落になりそうです。

この振袖用ショールの価格は35,000円。

色柄はお好み次第です

手描きの暖簾

  • 2020.02.13 Thursday
  • 06:46

我が工房の古き友人でお客様でもある「とんぼ様」から暖簾の注文を頂きました。

知る人ぞ知る名ブロガーで着物の伝統に精通されています。

そちらのブログがこちら「ほばーりんぐ・とと」。

古裂の収集と販売をして居られましたが、本格的な店舗を持たれる事になりました。

オープンは四月ですが店舗用の暖簾のご注文を受けての制作です。

 

幅は一間、180cmあるのでほぼ45cm幅4枚になります。

夏用は変わった麻の生地がたまたま工房にあったのでそれを使用。

図案がこちら。

文字はとんぼ様の書かれたもの、お見事です。

柳に燕、下の水面にあめんぼう、水紋とメダカを入れました。

 

制作途中。

細い線は下絵。

 

出来上がった暖簾を半分に折って写真を送って頂きました。

この生地は太い糸が織り込んであり、生地端で糸の折り返しの為ループ状の浮いた状態に。

その為、通る人に引っかかる恐れがありました。

プロの縫製屋さんはたった5mm幅で折り返して縫製、見事な仕上がりに。

 

こちらは春用、うさぎが花見で踊っている様をモチーフに。

このうさぎは工房で一番人気の図柄。

こちらは幅90cmあまりの風呂敷用の生地を使用。

綿生地なので普通なら直接染料を使いますが、耐光性は極めて貧弱。

なので一般の服飾素材に使われに使われ、化繊以外なら染まる「反応染料」を使う事に。

着物に使う布海苔などの助剤は全く使えないので、ぼかしがほぼ不可能。

それをオホン!技術でカバーします。

二人掛かりで攻めています。

桜の花びらは蝋で伏せ、文字は地色が乾いてから蝋の堰出しで。

 

蝋を落とした後、花びらとうさぎ,それに徳利やお弁当は顔料で彩色。

出来上がった暖簾のうさぎと花見弁当。

 

こちらは出来上がった暖簾を苦労して撮影、送って頂いた写真です。

四月にはこの暖簾が店頭を飾る事になります。

成長に合った十三参り着物

  • 2020.02.07 Friday
  • 06:39

お子様の踊り衣装として十三参りの着物を注文頂く方が多くいらっしゃいます。

晴れやかなので日舞にはうってつけのお衣装。

正に成長期なので、お届けしてから数年で仕立直す事も。

 

今回ご紹介するのは小学三年生の時に染めた十三参り着物が五年生になってピッタリ様になったという着姿です。

こちらは三年生の時のスナップ。

お端折の下に柄の一部が隠れています。

そして今回送って頂いた五年生になった最近の写真。

お姉ちゃんに。

着物は同じなので成長の度合いが分かります。

胸も上前もぴったり、良い配置に収まっています。

お嬢様に取ってこの着物はお気に入りだとか。

笑顔が嬉しいですね。

 

ちょっと廻って頂きました。

後ろ向きに。

柄は大小手鞠に兎さん。

地色はレモンイエロー。

生地は丹後縮緬の紋意匠。

金糸目の手描友禅です。

 

袖は長めですが使用生地は普通の着物一反分で染め上がります。

ただ、襦袢は長めの袖がネックで振袖用を使わないといけません。

 

こちらで染めた十三参りの着物を成人式に着用された方も居られます。

着物は魔法の衣、変幻自在と迄はいきませんが。

 

十三参りは小学六年生の時期に当たります。

京都から始まった習慣ですが全国に広がりつつあります。

親の子を思う気持ちは何時の時代でも受け継がれている様です。

隈取りのトートバッグ

  • 2020.01.18 Saturday
  • 07:05

猫の「遊にゃん」や犬の「遊ワン」はトートバッグとしても活躍していますが、今回は「隈取り」を描いてみました。

大きさはB4サイズ、しっかりめに物が入ります。

内ポケットも勿論。

前と後を撮影しました。

生地は帆布でしっかりしています。

 

歌舞伎の想定では青の隈取りは悪役だそうでこだわりのある方にはこちらがお好みかも。

 

隈取りはワザと手描風に荒めに描き上げています。

 

価格は3,000円。

別注を依頼される事が多いのですが、4月1日から図案を新たに描く場合は図案料として500円頂く事になりました。

よろしくお願い申し上げます。

ダンマルという手描のショール

  • 2020.01.09 Thursday
  • 06:35

漆芸や蒔絵はうるしという木のヤニを使った工芸です。

言わば樹液なんですが、その樹液の一種に「ダンマル」があります。

輸入品なんですがその元の形態はまるで「石」。

その石の様なダンマルを揮発溶剤で粘りのある液体にして「蝋」の代わりに使う染がダンマル染。

乾燥するまで時間が掛かるので手間が掛かりますが、その分仕上りが秀逸です。

 

染の基本は防染、糸目の筒描きから糊伏せ、ローケツまで図柄を形成する為の手段です。

ダンマルは描いた時の厚さの凹凸が滑らかなので染め上がりがぼかした様に柔らかくなります。

ローケツの蝋の様に一瞬にして固まらないから。

 

そんなダンマルを使ったショールが久しぶりに出来上がりました。

房は使っている主要な二色の糸を混合して装着しています。

着物に使う絹の白生地を素材に総柄で染めました。

半分に折って仕立てるので巾は約18cm、長さは150cmあまりになります。

絹でも肌触りの良い生地を選びました。

 

もう二枚がこちら。

お洒落を楽しむ男性が赤い色を好まれる事がこの所多め。

時代は変わっています。

 

価格は7,800円(税込)です。

 

そう言えば、同じく紅葉科の樹液から摂った甘味料にメープルシロップがありました。

人間は樹木の恩恵を色々受けてきたんですね。

何とも可愛い日本髪の七つ参り

  • 2019.12.20 Friday
  • 08:21

十一月は七五三のお詣りの季節。

工房のお客様から着姿のお写真を頂きました。

 

何とも可愛いのです。

お顔はぼかしていますがそれでもわかる可愛さ。

日本髪を結った着姿は日本の着物文化の宝です。

まさに着物を着た天使。

その上、意志の強さを現した見事な目力には未来の姿が浮かび上がってきます。

撮影場所でも将来の活躍が話題になったそうです。

 

この着物は四つ身、「兎踊りにこっぽり」柄。

笛を吹いたり太鼓を叩く「ウサギ」、そして舞妓さんの履物「こっぽり」を図柄にしています。

こっぽりは京都では「おこぼ」とも。

もちろん手描友禅、金糸目に彩色したもの。

大層喜んで頂きました。

真向い兎の大巾着

  • 2019.12.12 Thursday
  • 06:41

工房ではメガネ入れ、スマホ入れ、手描友禅宝尽くしがま口、数珠入れ等に加えて大小の巾着を販売しています。

その中で価格も高いながらお客様の目に止まるのが「真向い兎」の大巾着。

左右で裏表を撮っています。

真向い兎は家紋にも登場する日本のデザインの王道を行く図柄。

大巾着に使う兎はこの家紋とは少し違いますが、この家紋をデフォルメしたものでこの三羽の兎を使って暖簾に使う事がよくあります。

兎の意匠として定番という訳です。

 

もう一配色。

袷にした裏側に柄を入れた大巾着は勿論手描友禅、着物と同じ金糸目友禅です。

時々、この黒の表側に柄を入れて欲しいという注文も頂きます。

ラッコを入れた事も。

裏は無地になりますが。

 

木玉が付いて扱いやすく手に馴染むので大変好評に。

図柄は真向い兎の他に橘や宝尽くしなど色々揃えています。

価格は2,300円。

大きさは横巾が約22cmとなっています。

段染めと袷のショール

  • 2019.12.02 Monday
  • 11:06

段染めのショールに新色が出来ました。

しかし、新入荷した生地はとんでもない値上がり。

前回よりほぼ五割アップというものでしたが、在庫が極端に減ったので已むを得ず。

しかし、価格は少しに抑えているので数年前よりまだ安価になっています。

 

新色をご覧下さい。

爽やかなブルー系でまとめています。

 

こちらはひねった配色に。

こちらは残念ながら展示したその日に売れたので近日中に制作予定です。

定番の配色も制作しています。

歌舞伎を想像する配色。

 

段染めで最も人気が高く、顔写りを合わすと一番にこれと言われるのがこの配色。

今回も制作しています。

 

そして色としての定番、グレー濃淡。

一番薄い色はクリーム系ですが。

生地は丹後で織られたショール用の薄めの正絹。

抜き房に仕立てています。

巾は45cm、長さ2m30cm程度。

価格は7,300円です。

 

こちらは正絹の着物生地二枚を無地に染めで仕立上げました。

地紋も変えて。

着物だけでなく洋装でも使えます。

房は付け房。

表と裏の地色に合わせてミックスして。

巾は約37cm、長さは約150cm。

質感は可成り高め、価格は14,000円。

全て税込。

 

絹の効用新発見!メガネふき

  • 2019.11.17 Sunday
  • 06:54

絹が耐摩耗性を除けば存在する繊維の中で最も優れたものである事は証明されています。

何せ自らの生命を保護する為に生み出されたのですから。

 

問題は衣にする為の手間が掛かり過ぎて高価な事です。

 

そんな絹ですが、偶然ある事を発見しました。

それはメガネやスマホの汚れを綺麗に拭き取れる事。

 

「精華」という柔らかな生地があります。

小さな端裂があったので何気なくメガネをふくと汚れが綺麗に落ちました。

驚いてスマホでもテスト。

良く取れます。

 

この精華の生地でメガネふきに裁断しました。

 

在庫からはそこそこの枚数が出来そう、お安くお分けしようと思います。

二枚セットにして100円。

色んな色がありますが色違いに組み合わせます。

大きさは約18cm四方。

店頭販売ですが、もしご入用であればネットからのご注文もお受けします。

定形外郵便の送料が必要で、色の指定は出来ませんが。

お問合せのぺーじからどうぞ。

 

店頭ではこの様にパッケージ。

安い事は皆さん大好き、まとめ買いする人が多めです。

 

在庫に限りがあるので無くなれば終了となります。

 

 

花世界地図の着物

  • 2019.11.04 Monday
  • 20:31

イングランドのラグビー選手と撮影した着物姿は残念ながらご覧頂けませんが、バスの前のお客様。

 

そして。

肩周りは花散し、裾は花世界地図です。

ハワイのシンボル、亀のホヌが分かりますか?

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