長良川鉄道と犬山城の旅:

  • 2019.05.15 Wednesday
  • 22:57

美濃市がうだつの上がる街である事は前回ご覧頂きました。

今回はそんな建物の中で上皇殿下と今上殿下がそれぞれ行幸された今井家住宅から。

こちらは屋内が公開されている美濃和紙の旧豪商宅。

入館料は300円。

入って直ぐの玄関。

もの凄い広さはありませんが、奥行は鰻の寝床です。

本美濃紙は美濃紙の中でも最高級品、一枚が小さめなので障子紙にするには継いで張る事に。

この張り方を「千鳥張り」と言います。

京都の迎賓館のあちこちに使われました。

工房の障子紙は一枚張り、価値が違い過ぎます。

 

ちょうどNHKの取材中。

良くテレビの取材に遭遇する旅です。

中庭をバックに美濃の特産「水団扇」を撮影。

柄違いの水団扇が十本程度用意されていました。

長い時間をかけてほんの数分を放送するのは時間の無駄に思えます。

テレビはそういうものですね。

 

中庭に廻ると柘榴と梅の古木が二本。

梅の方。

幹の大半細くが枯れた様になって腰が折れ曲がっています。

これで樹齢は約140年、この姿で毎年多くの梅の実を付けます。

もの凄い生命力です。

 

環境庁が選んだ「日本の音風景 百選」に認定された「水琴窟」があります。

普通は地中に竹を差し込んで耳を当てて聞くものですが、こちらは少し離れてもそのまま聞こえてきます。

水琴窟には何度もお目に掛かっていますが、竹筒なしの水琴窟は非常に珍しいもの、その上音も大きめ。

驚きました。

 

長良川鉄道「美濃駅」近くに八年前名鉄の一部が廃線になった当時の駅舎と電車が保存されていました。

 

この後犬山城に向いました。

日本には国宝となる城が五つあります。

その中でも最も古いとされるのが犬山城です。

城主は何度も変っていますが、江戸時代になってから尾張藩の家老「成瀬隼人」以後成瀬家が受け継いできました。

明治になって一旦は廃城となりましたが成瀬家個人の所有となり、最近財団法人の所有で市の管理となっています。

 

天守にのぼりました。

絶景、敵の様子が良く分かります。

犬山城は木曽川に切り立った山の上にあって天然の要害。

その木曽川向き。

愛知用水の取り入れ口になっています。

向うに見える山は伊木山、山城跡があります。

右回りすると。

上流に見える橋の向う側から鵜飼舟がでます。

夏の風物詩です。

 

木曽川の向い岸から見る犬山城が絶景なんですが、撮影出来ていません。

 

もう少し右回りすると燃えると表現したくなる青葉。

 

犬山市は城下町、綺麗に整備されて観光客も多めです。

日本には良い所が沢山あって良いですね。

 

四月には犬山まつりがあります。

その祭に使われる山車が展示してあるのが「どんでん館」。

高さは八mになるそうです。

からくり人形。

動いているのも見たかったですね。

このまつりは贅をつくした調度が満載。

手の込んだ総刺繍の懸装品。

この刺繍の職人は可成りの腕、これだけのものになると一人では無理かも。

友人が福岡の祭の懸装品の新装を手がけているので良く分かります。

刺繍は見た目の十倍は時間が掛かるものです。

こちらは金箔を施された彫刻。

見事な木彫に金箔したものだと思います。

 

美味い蕎麦を食べさせる店は天ぷらが美味しい事が多い様です。

こちらもそんなお店。

「蕎麦正 まつい」

郡上八幡にもお店があるそうです。

 

この後帰宅。

長良川鉄道「ながら」に乗って、いい温泉につかってのんびりさせて頂きました。

感謝です。

長良川鉄道と犬山城の旅:

  • 2019.05.14 Tuesday
  • 16:44

工房の定休日、鉄道の旅を楽しんできました。

JRの快速を利用して米原から岐阜へ、岐阜からは高山線のディーゼル車。

久しぶりのディーゼル車のエンジン音を楽しんだ後、美濃大田駅から長良川鉄道に。

二輛連結で一輛は料理やスイーツを楽しむ食堂車、こちらは予約で満席、開いていた食事無しの方に乗車しました。

車内がこちら。

ご存知水戸岡鋭治氏のデザインの観光列車。

岐阜産の木材や藍染めも使った大人気の列車です。

我々は右手前の外を眺める席に。

運転席がこちら。

左側のカウンターでは土産物等を販売しています。

メニューが無かったので諦めていた所、ビールも販売していたそうで残念。

ながら号は運賃に特別料金500円が必要ですが値打ちは十分。

観光列車なので言わば特急列車の様に止まる駅は少しだけ。

JRのディーゼル車は時速100キロ程で走行しますが、こちらの長良川鉄道は最高速が60キロくらい。

なのでノンストップでもゆっくりめ、その上見所になると速度を落としてくれます。

長良川の景色が最高、緑が秀逸です。

日本でも有数の美味な鮎が有名で既に鮎釣りが解禁されている様です。

釣り人は極めて少なめでしたが。

幾つかの橋梁を通過、綺麗な水が素晴らしい。

通過した駅では「秘境駅」のテレビ撮影がありました。

その内公開されるかも。

 

深みや流れの速い所もありラフティングが盛んだそうです。

 

こちらはカヌーが。

 

チャラ瀬、鮎が居そうな場所です。

 

目的地の郡上八幡は車で何度も訪れた観光都市。

こちらは長良川の支流の吉田川、昔この上流でアマゴ釣りをした事があります。

夏になると向うに見える橋から子供達が川に飛び込みます。

 

昼食は「魚寅」という鰻屋さん。

炭火焼の鰻は絶品でした。

 

郡上踊りや食品サンプルで有名ですが綺麗な湧き水でも知られています。

何度かこちらのブログでも紹介済の「宗祇水」は名水百選のトップに選ばれました。

こちらは「水の小径」と銘打たれた露地。

三つの美術館、民芸館があります。

斉藤美術館には茶道具の美術品が多く展示してありましたが庭には水琴窟も。

この小径にも湧き水。

飲用出来るのかコップが置いてあります。

 

現在、観光案内所になっている旧郡上八幡庁舎。

この建物の横に吉田川、散策路には椅子も会って休憩、ついウトウトと。

 

時間になったので今夜の宿泊地へ向う事に。

長良川鉄道で「湯の洞温泉口」ヘ。

こちらの駅では藤が満開。

こちらの藤は盛りが少し過ぎたかな。

左にお婆さんがみえます。

犬の散歩に駅迄来られたので迎えがくるまでお話ししました。

と言うより人が大好きなワンちゃんとずっとお相手、そしてお友達に。

 

泊まったのは「美濃 湯本館」

「ぽつんと一軒屋」みたいな行き止まりの道に先にありました。

ホムペ

気兼ねなく話せる女将さんと綺麗に料理された岩魚の姿作りが印象的。

鮎の季節は天然物にこだわりがあるのでそれ目当ての宿泊客が来られるそうです。

たまに外国の方も。

家内は化粧の乗りが良くなったとご満悦。

入口から送迎してもらったので写真は撮っていません。

 

次の朝、美濃市の観光スポットに。

「うだつが上がる」と言う言葉をご存知だと思います。

成功すると言う意味に取りますが、この「うだつ」と言うのは二階建ての屋根の軒下に隣からの類焼を防ぐ壁の事。

この「うだつ」は「卯建」と書きます。

この漢字迄は知りませんでした。

少し蓄財が出来るとうだつを上げる様になり、その言葉があちこちで使われたのです。

江戸期も終りに近付くと段々と派手になり、軒下だけでなく屋根より高くなったうだつ上げる様になりました。

装飾も派手に。

隣人とのもめ事も多くなって明治十年頃からこの習慣がなくなったそうです。

改装されたのか見事な町家、うだつも高めです。

 

こちらは重要文化財の小坂酒造。

暖簾に書かれた「百券」は湯本館で頂いた冷酒でした。

爽やかなのどごしは現代風でいくらでも飲めそう。

 

こんなうだつも。

しめ縄があるので神様を祀ってあるのかもしれません。

 

こちらの街並。

歩行者専用道路ではありませんありませんが、ひっそりしています。

珍しい「矢」柄の訪問着

  • 2019.05.11 Saturday
  • 06:37

先日、工房に着物姿でお客様がお越し頂きました。

今迄何度もご登場頂いているのでご存知の方も多いと思います。

 

お誕生日のお祝いのお出かけに合わせて、現在進めている波の訪問着の打ち合わせにお越し頂きました。

着物は「矢」をモチーフにしたちょっと珍しい図柄です。

矢は神事にも使われる破魔の意味を持つ縁起物。

工房の前で撮影しました。

地色は空色、特にお気に入りのブルー系を選ばれています。

金銀箔、胡粉白、青味の赤、レモンイエロー以外は青緑から紺系、紫迄冷たい色で統一しています。

この着物はまだ低めですが上前の柄の高さは工房のお客様で一番。

美しい容姿と背の高さがこの着物を引き立たせてくれました。

 

後姿です。

こちらの帯はご存知の方が多い有名な作品、鎧をモチーフにした西陣織。

白等の地色替えや微妙に柄の変化を付けて制作されています。

お手持ちの白地の鎧柄も似合いそうです。

 

波の訪問着はこれから、いつか着姿をご披露出来るかもしれません。

 

新緑の植物園

  • 2019.05.07 Tuesday
  • 07:56

連休最後の六日、工房の定休日だったので植物園へ行ってきました。

考える事は皆一緒の様で今迄で一番の人出でした。

近くで済まそうという事の様です。

 

北山口から入ると噴水や広場があります。

その横に見慣れぬ植物。

「麦藁帽子に少女」像を真ん中に、「エキウム ウィルドプレッティー」。

変った樹形です。

 

植物園散策中に見つけた珍しい植物を中心に紹介しましょう。

こちらは「ハンカチの木」。

白いハンカチの様な花びら。

 

木瓜の様な薔薇と言う意味らしい「モッコウバラ」

 

若葉は目の癒しになります。

青紅葉。

池には鴨や鯉、小魚も。

他の池ですが、大分前にカワセミを見た事もあります。

 

こちらは絶滅危惧種の「ナンジャモンジャの木」正式には「ヒトツバタゴ」と言ってモクセイ科。

花はこんな変った花、確かに見た事はありませんが名前は聞いた事があります。

 

こちらも変った樹木。

「枝垂れエンジュ」

新芽が出てきた所ですが、枝の根元がクニャクニャと折れ曲がっています。

 

植物園では珍しい露店が出ています。

お米などの農業系から手づくり小物に珈琲店まで。

通路にチョークで地割りしてありました。

水出し珈琲200円を頂き、こんにゃくせんべい4袋500円など。

納豆入りの餅も美味でした。

 

こちらは「アイスランドポピー」

 

西洋石楠花が何種類も。

 

 

目に青葉と言われるこの時期、花粉も一段落するので外出も楽しくなります。

遠くに比叡を望んで。

朝は曇り空、午後から雨と聞いていたのですが、青空が広がって良い意味の期待はずれ。

しかし、夕方からは強い雨、寒冷前線の通過の様で長くは続きませんでしたが。

 

バラ園の開花はまだ殆どありませんでしたが、数少ない開花した薔薇。

 

こちらは「タニウツギ」

 

洋式庭園。

普段ならこの場面で写る人影は一人か多くて二人程度なんですが。

 

芍薬と牡丹のコーナーでは色んな種類が花を咲かせていました。

続いてご覧下さい。

 

 

 

 

富貴の花とか花の王様とも言われる牡丹は流石に豪華で風格があります。

 

広いので天気が良ければ健康の為の気晴らしと散歩には最適の場所。

京都の植物園は京都市民だけでなく、関西周辺にお住まいの方からも好まれているそうです。

令和改元記念の催事は無事終了

  • 2019.05.07 Tuesday
  • 07:55

五月五日で令和改元記念の催事は無事終了しました。

 

お陰様で在庫が無くなりかけるもの迄。

急遽制作し始めたものもあります。

 

お客様には大変喜んで頂いた様で、目出度い改元としてお役に立ったと喜んでいます。

 

これからもよろしくお願い申し上げます。

 

染工房 遊

西本願寺のツツジが満開

  • 2019.05.05 Sunday
  • 06:35

五月晴れの昨日、昼に工房を抜け出しツツジが満開という西本願寺へ行ってきました。

こちらは浄土真宗の開祖「親鸞聖人」の銅像、本願寺国際センターの前に安置しています。

 

余り知られていませんが西本願寺は新撰組の屯所であった時代があります。

その一部がこちら。

太鼓楼です。

左側に見える所に別の建物があります。

既に移築されていますがこの場所に屯所となった建物がもう一つありました。

新撰組は境内で大砲の試し撃ちをするなど、けっこう傍若無人な振る舞いだった様です。

 

塀沿いのツツジ。

信長と闘った浄土真宗の本山らしく堀が残っています。

これは東本願寺も同じで、東本願寺は更に西側に城の様な立派な石垣が残っています。

 

こちらは国宝「御影堂」日本一の大きさだとか。

その前にあるのが「水吹き銀杏」新緑が美しいですね。

 

銀杏は水を多く含んでいるので寺社に植栽される事が多いのですが、この銀杏が大火の際御影堂を護った事で知られています。

この銀杏は銀杏としては珍しい樹形。

樹齢は四百年以上だとか。

その幹周り。

京都市の天然記念物に指定される位で、恐ろしい程の太さです。

火災の際に枝から水を吹き出すという伝説もうなづけます。

 

御影堂や阿弥陀堂は出入りが自由という本願寺は比較的開かれたお寺ですが、かたくなな非公開もあります。

その前の広い砂利の庭の南東角に重要文化財の鐘楼。

柵があって中には入れませんが、この柵の間から非公開の国宝「飛雲閣」の一部が見えます。

向う側に見えるのがお隣の「興正寺」の御影堂。

飛雲閣は金閣、銀閣とあわせて京の三閣と言われていますが、普段は非公開。

木の向う側にもう一段屋根があって三階建ての建物。

サウナ風呂があったり池から入る入口があったり、贅を凝らした秀吉の作品です。

手前にあるのは防犯用のカメラの様です。

 

本願寺には特別公開でも披露されない庭園があります。

御影堂の裏側にあり、幼稚園から紛れ込んで偶然見たと言う人に寄るとそれはそれは素晴らしい庭園だそうです。

秘する事の神秘性かな。

 

表に廻ってツツジを。

満開のツツジは綺麗!

水の張っていない堀ですが、この堀に流れ込む排水路は迷路の様にあるそうです。

 

この付近で排水路に住む狸を見つけた事があります。

近頃は見かけなくなったそうですが、どうしているのでしょうか。

祝 令和元年

  • 2019.05.01 Wednesday
  • 00:04

 

新天皇御即位と新年号を奉祝申し上げます。

 

五日迄記念の催事を催しています。

遊にゃんの「キャンプでのんびりと」行灯

  • 2019.04.21 Sunday
  • 06:39

桜のシーズンが終わったので工房の行灯も衣替え。

新緑の山に囲まれキャンプでのんびりする遊にゃんです。

 

昼行灯。

 

夜になると。

キャンプファイヤーみたいです。

 

のんびりとゆったりした時間を過ごしたいですね。

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