古着を作務衣に

  • 2019.09.15 Sunday
  • 06:33

工房では古着から日傘を作っていますが、作務衣の制作もしています。

仕事着として着用している作務衣は全て自家製、ご自分の古着を作務衣にというお客様も。

 

こちらはスリ剥がし?という真綿の様な紬生地を使った作務衣。

大きさ的に「小」女性用です。

 

地色は黒に近い墨色、真っ黒ではありません。

 

こちらは「中」やや大きめで男性用、袖の長さを出すために「袖襠」を足しています。

言わば足し袖。

関取の着物と同じ、仕立て直しで裄を出すために女性用でも時々袖襠を付けます。

こちらの地色は深い臙脂色。

どちらも真綿紬の風合いなので部屋着としても、ちょっと外出でも使えそうです。

どうもこの生地は既に手に入らなくなったものだとか、希少品かもしれません。

こちらは仕立て上がりを販売中、価格は9,800円。

どちらも一点のみ。

 

古着を作務衣にしたものがこちら。

大島紬でものすごい軽さ、こちらも袖襠をつけて男性用に仕立てました。

良い作務衣になりました。

古着を作務衣に加工する代金は9,800円。

仕立てたままの着物からの価格です。

税込みですが、送料は別途となります。

酷暑の中、姫路城へ

  • 2019.09.10 Tuesday
  • 09:28

台風の影響を受けなかった関西、と言っても熱風だけは強烈な月曜日、姫路城へ行ってきました。

姫路駅からそれほど遠くはないのですが100円を払ってバスに乗ります。

 

大手門から入城。

場内アナウンスでは繰返し熱中症に気を付ける様、水を飲む様に。

早速勇姿を見せてくれました。

素晴らしい。

修復されて数年、矢張り白い壁が汚れてきましたが、その美しさは見事です。

手前の芝生も養生中で入れませんが。

視線を左にやると西の丸の城壁。

 

入場料千円を支払って中に入ります。

どの角度から見ても見事に美しい!!

 

 

 

あっちこっちに振り回されながら近付きますが、本丸に入るにはこんな門もくぐらねばなりません。

「にの門」

中は。

大勢が通れない様に、見通しも悪くして。

敵に攻められない様工夫が凄い。

 

お城の中はほぼ空洞、石落とし等の工夫は何処の城にも。

こちらは窓側に階段があって見張り出来る様に。

最上階ではありませんが窓から姫路駅方面。

 

下へ降りて眺める天守。

戦時中は市民が空襲を受けない様壁を黒く塗って「黒鷺城」に。

その甲斐あって爆撃を受けずに済みました。

 

こちらは「お菊の井戸」怪談「播州皿屋敷」で知られる井戸です。

謀反人青山播磨が密偵として女中になったお菊に家宝の皿を一枚無くしたと言いがかりを付け切ってこの井戸に投げ込まれました。

それからこの井戸から一枚〜ニ枚と皿の数を数えるお菊の声が聞こえたという怪談です。

 

振り返ると矢張り綺麗な天守。

 

大手門から出て堀を眺めます。

可成りの巾、大阪城より広いみたい。

 

昼食を済ませて向ったのは「書寫山」

結構バスに長く乗りました。

山全体がお寺、天台宗なので比叡山に似せて点在しています。

上がるのはロープウェイ。

すれ違ったゴンドラ。

 

ロープウェイの頂上から本堂とされるとされる「摩尼殿」へはマイクロバスで。

徒歩も可能ですがこの暑さでは無理と。

「摩尼殿」

「書寫山圓教寺」は西国三十三霊場の第二十七番目の札所。

観音信仰でお詣りされます。

緑ばかりの山ですが、百日紅が一本だけ満開でした。

姫路城は半分以上が外国人でしたが、こちらにも親子連れで。

 

ここから徒歩で10分程歩くと「講堂」「食堂」「常行堂」がコの字形に配置された場所があります。

見事な風情。

ラストサムライは軍師官兵衛などの撮影にこの書寫山圓教寺が使われた事が良く分かります。

講堂。

食堂、じきどうと読みます。

常行堂

常行堂は非公開ですが食堂は一階では写経、二階は色んな仏像が安置され見学出来ます。

写経してきました。

奥を廻ればまだ沢山の御堂がありますが、膝と暑さで断念、帰ります。

その途中、こんな末寺がありました。

「瑞光院」

この前の参道は実は結構な上り坂、苔蒸して左の塀は支えになっている木が中途で朽ちています。

何とも凄い風情。

紅葉の名所ながらこれでも宿泊される所だとか。

映画に撮影される訳です。

帰りのロープウェイの頂上駅、山が邪魔になって姫路城は見えませんが。

 

姫路駅に着くとこんなバスが到着しました。

姫路城を一周するループバス。

乗りたかったなあ!残念。

なにはともあれ酷暑の中歩き倒しました。

二人でペットボトル5本を開け、見事な汗も。

猫写楽のショルダーバッグ

  • 2019.09.07 Saturday
  • 06:33

謎の浮世絵師と言われる「東洲斎写楽」は独特な画風が特徴。

その人物を猫ちゃんに見立て、ショルダーバッグに描き上げました。

 

先ず、描いている場面をご覧下さい。

 

参考本を隣に置いて。

既に描き上がったものがもう一つ。

 

こちらは別のバッグ。

 

写楽の浮世絵、最も馴染みの深い「大谷鬼次の奴江戸兵衛」。

バッグになると。

拡大。

裏は足跡に遊の文字で統一しています。

 

こちらは「小佐川常世の桜木」

バッグでは。

紐は黒。

 

「嵐龍蔵の奴なみ平」虎丸とありますが詳しくは不明。

バッグでは。

紐は焦茶。

 

こちらはお馴染みの「市川鰕蔵の竹村定之進」

バッグでは。

 

写楽の浮世絵は役者の特徴を強く表現したので「美形」にはなりませんでした。

その為、当時はあまり評判が上がらずこつ然と姿を消した様です。

 

街で見つけたバッグの職人さんに依頼して特別に作った帆布のショルダーバッグ。

気軽に使える縫製にしましたが、内ポケットももちろんあります。

置いた状態で大きさが巾が約27cm、高さが約20cm、襠を広げると裾で約6cm。

価格は驚かれるかも知れませんが3,800円です。

葉巻紳士の行灯

  • 2019.09.06 Friday
  • 06:17

真夏の行灯は気温を考えると続けても良いのですが、真夏の暑さに飽きたので季節フリーの行灯に変えました。

「遊にゃん」の葉巻紳士。

昼行灯です。

 

夜になると。

この図柄はジーンズに描いた事がある懐かしい絵。

緑の風胸一杯に:府立植物園

  • 2019.08.27 Tuesday
  • 08:05

京都府立植物園は広さ24ヘクタールという広大な植物園。

日本で初めての公立植物園、戦後12年間占領軍に接収された時期もありました。

西は鴨川に沿っていてその川沿いの道は「半木の道」と称され桜の名所となっています。

東には京都コンサートホール。

北は北山通に面し、古田織部美術館や表千家北山会館があり文化と食の名店が点在します。

 

地下鉄南北線の北山駅下車で北山入口から。

直ぐに噴水が迎えてくれますが、今日は少し威力が小さめなのでパス。

艶やかな花が出迎えてくれます。

「タイタンピカス」

 

こちらは良く見かけるのですが、名前は不明。

 

何故この名前が付いたか分かりませんが「バクチノキ」多分「博打の木」だろうと思います。

変った木肌。

 

園内には入り組んだ大きな池があります。

鯉や亀それに鴨も。

直ぐ側の湿地にはアオサギも。

何か狙っている様です。

 

この池は紅葉の名所でもあります。

来れば撮影したくなる場所。

 

鴨ものんびりと。

 

池の畔は苔も群生、良い景色を演出します。

 

一部には蓮がまだ咲いていました。

 

本来はこれを見たかった百日紅。

先日来の雨で大分落ちた様ですが綺麗な所も。

 

園内中央に広大な芝生地があります。

その側に「森のカフェ」

そこで休憩すると入口で一緒だった欧米系の親子連れ。

リュックを担いで大汗をかきながらエアコンの効いた部屋に入らず外のテラスで軽食。

外が好きなんですね。

そのテラスから。

 

この芝生地の直ぐ側、柘榴です。

柘榴は沢山の実がなる事から縁起の良い果実とされています。

 

こちらは「ジンジャー」食用ではありませんが生姜です。

こんな綺麗な花が咲くとは。

 

植物園では定番で見る事が多い「ブルグマンシア」茄子科だそうです。

 

草むらで思いがけない昆虫を見つけました。

良く見ないと見つからない「いととんぼ」

昔は黒っぽいのを良く見かけて捕まえたものです。

 

昆虫は沢山居そうで、アブラゼミに混ざって「ツクツクホーシ」が沢山鳴いています。

夏の終りに鳴くので季節が秋に変わろうとしているのが分かります。

蝉取に良く行った子供の頃ツクツクホーシは宝物でした。

池や小川があるのでトンボを水辺で見かけます。

温室前にある鏡池には睡蓮が咲いています。

手前に留っているのは赤とんぼ、かなり強烈な赤。

赤とんぼと言っても普通はオレンジですが。

 

こちらも睡蓮。

こちらには「シオカラとんぼ」

右のトンボは求愛のポーズかも。

 

大きな敷地に緑が一杯、人も可成り少なめ。

草の匂いと風が癒し、訪れないのは勿体ないといつも思います。

振袖の新柄制作中

  • 2019.08.25 Sunday
  • 06:19

こちらのホムペには「遊小紋」「遊小紋供廖崕住飴欧蠱緤」のページがあります。

インクジェット全盛の振袖ですが、手描きの振袖についてお問合せが増えています。

そこでホムペに振袖のページを創設する事にしました。

 

工房の作品は全てお誂え、図案から制作しますが初めて注文される方はやはり不安です。

ホムペのそれぞれのページは参考になるサンプル。

図案や配色の変更を何度でもお受けしています。

 

今回はホムペに掲載予定の振袖サンプルを二つ紹介します。

古典的な振袖を染める事が殆どですが、こちらはちょっと違います。

実際に手描友禅で染めた上前衽部分。

「疋田大菊」

疋田は伊勢で彫った三枚型の摺疋田、目消しで菊の形を表現しています。

糸目はプリントでは不可能な金糸目。

今までにあまり使われた事のない地色を選びました。

和モダンを意識して。

 

全体図となる雛形がこちら。

お客様とのメールのやり取りではこの雛形に色付けして提案します。

 

もう一つは波で大きく染め分け、上柄は唐花という珍しい柄。

「波染分に唐花」

上前衽の手描友禅サンプル。

雛形がこちらになります。

 

お客様へ提案する配色サンプルはこんな風に色づけします。

上前衽の彩色サンプルを土台に制作したサンプル画像。

 

工房にお越し頂ければお客様の雰囲気が分かります。

その着姿を想定して色付けします。

遠くで来られないお客様には写真を送って頂く事に。

 

実際の彩色では職人がより似合う様に考えて彩色、サンプル画像はあくまで参考となります。

 

振袖生地には重厚感のある濱縮緬の雲影を使うのが殆どですが、晴れやかな丹後縮緬を使う事も可能です。

濱縮緬は高価なのでご予算に合わせて生地を変更します。

図案代は変更する事も含めて頂いていません。

描いたものはこちらの宝物となるので。

 

振袖の大まかな費用は。

八掛も含めて濱縮緬の生地で4万円余り、丹後縮緬なら3万5千円足らずと言った所。

生地は暴騰しているのでその点はご了解願います。

一度しか着用されないという方であれば三分の二程度のAB反を探す事も可能です。

染め加工代は15万から20万円程度が主流。

柄の量を省く事で軽減することも。

仕立代は4万4千円、使用する胴裏は最高級で1万3千円。

となります。

価格は随時変更がある場合があるのでご了解願います。

 

振袖には他に襦袢や袋帯が入り用です。

京都はその道の仲間がいて安価に入手が可能、ご相談下さい。

ただ振袖用の小物(帯揚げ、帯締め、草履、バッグ)は今の所入手できません。

台風にめげず五山の送り火

  • 2019.08.16 Friday
  • 21:08

一日ずれていればほぼ開催が不可能だった五山の送り火が無事開催されました。

自宅から撮影出来る範囲で写真を撮りました。

大文字。

 

妙法の内、妙はほんの少しだったので法だけ。

ぶれているのはご愛嬌で。

 

こちらは船形の一部と左大文字。

位置が重なる場所なので。

 

最後に点灯される鳥居。

ご先祖様は無事お帰りになった様です。

恒例の下鴨神社:古本市

  • 2019.08.15 Thursday
  • 13:57

お盆の時期下鴨神社では古本市が恒例となっています。

こちらも定休日が合えば行く事が恒例に。

台風で今日15日は中止となっているとは思います。

盆休み、暑いのにお詣りする人は可成りのものです。

こちらは艶やかな楼門。

 

ここを入ると重要文化財の舞殿。

舞台の上には異様で大きな卵?

昨年も見た様な気がしたので調べてみました。

すると8月17日から9月2日まで午後6時半から境内の大半を占める糺の森で光の祭典が開催という事です。

この卵はあちこちに置かれて色んな色に変化して光る事に。

ライトアップもあって幻想的な森が演出されます。

但し費用は平日で大人1300円、土日は1500円の入場料が必要。

 

本殿に向う中門。

入ると正面に本殿の前に拝殿。

ここから参拝します。

拝殿の前には各干支を祀る祠があるので自分の干支の社にお詣りします。

本殿は東と西の二つあり国宝となっています。 

 

楼門から古本市の方へ向うとまた卵。

 

南鳥居の手前には君が代に登場の「さざれ石」

割とあちこちにはありますが。

風化した砂岩に見えます。

 

こちらは「奈良の小川」奈良は楢とも。

手洗い場だった様で、この川が流鏑馬神事の行なわれる馬場の横に下ると「瀬見の小川」と名前を変えます。

瀬見の小川は鴨長明の和歌にも登場します。

その馬場で開催されているのが古本市。

北側から。

馬が走る程なので可成りの長さがあります。

 

一番南に下がると直ぐ側に美人になるので女性に人気の「河合神社」があります。       

女性の参拝客が多めです。

手鏡形の絵馬に自分で化粧して奉納すると美人になれるとか。

本殿。

鴨長明は河合神社の宮司の息子として生まれました。

その縁で方丈が境内に再現されています。                                

言わば掘建て小屋の様なものだった様です。

鴨長明はこんな生活をしながら方丈記を執筆したのでしょう。

工房の行灯の絵です。

 

この河合神社の直ぐ側には軽食や飲物を提供するテントが設置、オニギリとソーセージを頂いています。

そこから古本市の北側を撮影。

この後、南鳥居まで北上、その側にある茶店でかき氷を頂きました。

「さるや」と言ってネットで検索しても出てきます。

いつも長蛇の列が出来ていたのですがこの日は少なめ、10分余り待って頂きました。

これが絶品、810円です。

 

下鴨神社にはかつて氷室があり、旧暦の六月一日に氷を宮中に献上する習わしがありました。

その故事にならってかき氷を提供しているそうです。

年中無休だとか。

お薦めです。                                  

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