新駅「梅小路京都西」へ行ってきました

  • 2019.03.20 Wednesday
  • 06:36

京都に「梅小路京都西」駅が誕生しました。

京都駅から嵯峨線で一駅ですが、京都の西部に住む方には便利な駅となりそうです。

もちろん私にとっても、何せ工房と自宅の真ん中にあるので。

真新しい駅は綺麗で機能的、たまに使う西大路駅は汚くて上がり下りも大変ですが。

 

植栽された桜は早くも咲き始めていました。

 

花壇も新設され、花の梅小路公園らしい趣に。

 

駅舎は梅をデザインに取り入れています。

 

改札口。

 

向い側に鉄道博物館。

 

この梅小路京都西駅の西隣に雨の日も濡れずに済む通路が設置されています。

この階段の奥にエレベーターが。

 

この通路が何処に設置されたか分かる写真。

今は使われなくなった路線で、大阪方面から京都の中央市場へ直接乗り入れる線路跡です。

 

七条通の上を跨ぐ通路、嵯峨野線に近付いていくのが分かります。

 

七条通の北側も同じ様に階段とエレベーター。

 

この後、梅小路公園を散策。

日本初の市電であった「チンチン電車」の乗れるのですが修理中、今月中に完了予定だそうです。

その路線の向うに京都タワー。

 

チンチン電車のモニュメント。

 

こちらは市電ショップ。

軽食やビールも。

家内はソフトクリームを。

 

梅小路公園は植木の講座が開かれる事もある程、四季の花が楽しめる様に植栽されています。

綺麗ですが名前は分からず。

 

こちらは木瓜、先日青谷梅林でピンクの鉢を購入しました。

 

黄水仙。

 

クローバーの様な赤い花?

 

蕾も膨らんでいない桜ですが謂れがあります。

現在の渉成園の辺りに光源氏のモデルとなった「源融みなもとのとおる」の邸宅がありました。

そこに「塩竈の浦」を模した庭園を作った縁で塩竈市から寄贈された「塩釜桜」なんです。

遅咲きで手鞠の様な花を咲かせるので古来より都人の憧れでもあったそうな。

和歌にも読まれています。

塩竃神社の塩竈桜は天然記念物だそうです。

 

広場の向うに満開の桜が二本、「大山桜」。

早咲きです。

近付いて。

 

梅園の梅は見頃を過ぎましたが、遅咲きがあちこちに。

こちらは珍しい、紅白の梅が咲いています。

 

ポッタリとした八重の梅も。

 

少なくなったと言われる雀が結構居ました。

割と近く迄寄ってきます。

他にもセキレイに似た綺麗な鳥ややや大型の鳥も。

 

菜の花もまだ綺麗に咲いていました。

昔は人の少ない荒れた公園でしたがずっと進化し続けている様です。

工房内を紹介します

  • 2019.03.08 Friday
  • 06:34

我が工房は京都駅近く東本願寺さんの北西隣にあります。

駅近くなので京都に来られた際はお立ち寄り頂くことも多いのですが、一度もお越し頂けていないお客様も居られます。

メールのキャッチボールで着物や小物を遠くからご注文頂きますが、工房の様子は分かりません。

 

そこで工房の様子をご紹介したいと思います。

店頭はご存知だと思いますが。

小さな京町家です。

 

入り口に近づくと。

暖簾を最近新調しました。

遊の文字は家内が刷毛で書き上げたもの。

糸目職人さんから頂いた梅を生花に。

店頭にあるコースターは絹の生地を柄と無地の両面に使います。

古着は使いません。

とんでも無いほど手間のかかったコースターが混じると、目の肥えたお客様が見つけます。

 

夜になると。

戸を開けて。

 

正面はネクタイなどを展示。

作品は全て工房で作ったもので縫製をプロに依頼するものも。

 

ネクタイの下は帯揚げ、半襟に手描き友禅の巾着。

一番下の段は家紋を崩した素描のティーマットと手描き友禅の小さながま口。

帯揚げをスカーフ代りにする方も多めです。

 

正面左側には猫ちゃんとワンちゃんの作品。

全て手描きで帆布を使っています。

正面上は弁当を包む「ランチクロス」

下に並んでいる中で右にあるのはポーチ、内側に絹の無地で二重に。

その左は動物ペンケース、裏か表にチャックがついています。

猫ちゃんやワンちゃんが中心ですが猿やペンギン、フクロウなども

その左はボトルケース

 

座敷に上がって入り口左側がこちら。

右上の方にあるのはショール。

手描きのローケツや段染めもありますが、真ん中にあるのはプリントで仕上げた宇宙柄で良く見ると土星が見えます。

 

右奥へ近づいて。

一番上はポストカードと巾着などのサンプル。

その次は使い勝手の良い和袋と袱紗。

その下は手描きの動物ハンカチ、その右はスカーフにもなる絞りのハンカチ。

その下の二段はメガネ入れや巾着類。

その左側。

上の左側は手描友禅のタペストリー、手描友禅に触れて頂く為に敢えて超安価に設定していますが、普通の人にはこの価値が分からないと思います。

それも一つの面白さです。

真ん中に「ぽーち」とあるのも手描友禅のポーチ。

お客様のご希望から生まれた作品もありますが、思い付いたら何でも作ってみます。

小物の別注も良くあります。

 

こちらを振り返ると小さな座敷。

正面は「大熨斗文様」の振袖、制作に60日以上掛かります。

その手前はローケツ堰出しのショール。

その右は蝋の線描きで総柄という凝った小紋着尺、その右は極小疋田の名古屋帯。

狭いですが、ここでお客様と応対。

鏡で顔写りの良い色を合わせるのもここで。

 

こちらから左に回ると仕事場。

三人が彩色などが出来る枠場があります。

手前の家内は宝尽くし文様の振袖を彩色中。

この枠場は20mあまりの長い反物を張る事が可能。

 

工房に入るとこの様な手描友禅の実演を間近に見る事が出来ます。

京都市内でも殆ど見る事は出来ないので希少価値があるかもしれません。

真ん中に座る息子はちょっと珍しいものを彩色中。

羽尺生地をそのまま使って着物型道中着の羽裏。

光悦垣に枝椿ですが光悦垣は金銀箔仕上げという凝ったもの。

 

小物作りをしている事もありますが、身近で友禅彩色を見る事の出来る工房でもあります。

京都駅近くでもあるのでお近くに来られましたら是非お立ち寄り下さいませ。

七分咲きの青谷梅林へ

  • 2019.03.06 Wednesday
  • 06:29

ここ数年毎年の様に訪れている青谷梅林へ行ってきました。

京都府下の城陽市青谷地区は梅の栽培が盛んで毎年この時期「梅まつり」が開催されます。

家庭菜園でも見事な梅、枝垂れの紅梅。

 

こちらでは菜の花も満開。

 

梅まつりの会場は小高い山の頂上、山の木立を借景に。

 

梅の栽培に使う梅は低めの白梅。

 

中には高めの紅梅も、観賞用か。

 

梅まつりの会場には地元の産品を売るテントやうどん等の食事を提供する小屋、それに可成り安価な植木屋さんが。

平日のせいか、私を含めてちょっと年令高めの人が多め。

植木屋さんで変った色目の木瓜を購入しました。

 

梅は個体差があり、ほんの少ししか花芽のない木や桜の様にたわわに咲く木があったり。

また地域差もあって大半が枯れた様になっている地域があったりこれでもかと咲いている場所があったり。

 

近くには養蜂農家もあるので蜜蜂を良く見かけます。

一匹撮影しましたが、見えるかな?

 

梅の香りが匂ってくる様です。

 

 

帰り際にあった梅林は見事な満開。

一面の白梅で被い尽くされている様でした。

 

梅のトンネルも。

毎年訪れる価値のある梅です。

蝋タタキとダンマルの小紋

  • 2019.03.02 Saturday
  • 06:32

着物通の方なら大抵の方がご存知な「蝋タタキ」

色んな場面で使われてきました。

人間国宝の着物でも。

しかし、最近は見る事も聞く事もほとんど無くなりました。

 

最も早く使われた「蝋タタキ」は平刷毛に溶けた蝋を浸して木の棒に叩きつけて粒状の蝋を生地に振りまくもの。

蝋タタキはそんな光景から名前が付いたのだと思います。

今回ご覧いただくのは刷毛による蝋タタキから進化したエアガンによる蝋タタキです。

お手持ちの紬の生地に「星空の様な」という注文で普通の蝋タタキより少なめにしています。

拡大すると。

蝋タタキは準備と片付けに時間がかかるので専門の工房と職人さんがいました。

今回は久しぶりに我が工房で。

地染めは蝋タタキ専用の刷毛と専用の染め方が必要、ちょっと無理を聞いてもらいました。

 

こちらは「ダンマル」の縞更紗。

ダンマルはローケツの一種ではありますが、使用するのは揮発で溶かした木のヤニ。

蝋は上のタタキの様にはっきりと防染して白く上がりますが「ダンマル」はボヤーとボケて上がります。

蝋より防染力が弱いのです。

なので上がりはソフト。

下絵代りに縞更紗を薄くプリントしてダンマルを筆描きしました。

その上から地染め、ダンマルを落として、ふんわり被った上がりにもう一度上から地染めしたもの。

工程の多さはいうまでもありませんが、その分しっかり味わい深い上がりになりました。

拡大です。

生地に地紋もあるのでより味わいが出ました。

無地なら古代縮緬に味わいがあります。

 

生地代は別として蝋タタキは三万円程度で上がりますが、ダンマルの縞更紗は七万円程度の染加工代となりそうです。

 

お問合せ

http://some-u.com/contact/

 

満開の梅花祭

  • 2019.02.26 Tuesday
  • 06:36

先日、三分咲きだった北野天満宮が梅花祭を迎えほぼ満開になったと聞いて行ってきました。

毎年二月二十五日に開催される梅花祭は天神市の日でもあります。

 

昼過ぎに行ったので先ずは腹ごしらえ。

前回訪れた「上七軒 ふた葉」さんへ。

四月を思わせる暖かさで、陽の当たる椅子に座っていると暑いくらい。

前回は鍋焼きうどんでしたが、今回は提灯にある「にしん蕎麦」を。

京都らしい出汁が秀逸、にしんも良い味と程良い柔らかさが見事です。

 

天神市併催の梅花祭とあって大変な人出。

車で行こうかと言っていたのですが、バスで来て良かった。

周辺が通行止めになるほど。

東門前の露店。

一番外れの露店でこれだけ。

 

国宝の拝殿も参拝に行列。

前回は殆ど居なかったのに大違い、後方から参拝しました。

 

上七軒の芸妓さん、舞妓さんに抹茶を頂けるとの事でしたが、先日入った梅園に再度入る事になるので中止。

遠くから見せて頂きました。

 

面白い彫刻がありました。

三光門(中門)に唐獅子が鎮座。

 

拝殿周りの梅を幾つか。

確かにほぼ満開です。

 

前回はちらほらだった庭園の梅も。

 

 

拝殿周りには末社や摂社が沢山あります。

こちらには通い馴れたご老人の参拝姿が印象的です。

 

こちらは地主神社、清水寺にある神社。

 

天神市には初めて来ましたが、弘法市よりは店舗数が少なめ。

大きく二カ所に分かれていますが、周辺のお店も活況でウインドショッピングと散歩を楽しむ事が出来ます。

ただし、バスは混雑する事を覚悟しておかないといけません。

雅楽と舞楽のトートバッグ

  • 2019.02.24 Sunday
  • 06:30

神社が主な舞台となる舞楽は日本古来の伝統芸能ですが、ルーツは中国、朝鮮にありました。

それぞれ「左舞」「右舞」と呼ばれ、日本で生まれた「和舞」も加わっています。

本国では既にその文化伝統は消失し日本でのみ受け継がれてきました。

 

舞楽の中で一番よく演じられるのが「蘭陵王」と「納曽利」で番舞(つがいまい)とされ続けて舞うのが通例の様です。

江戸期の木版刷の古書にある蘭陵王。

加筆して細密になっています。

この図を素案にして描き直した蘭陵王と納曽利をプリントして出来上がったのがこちらのトートバッグ。

舞楽愛好者の方から何度もご注文頂いたA4サイズです。

 

今回のご注文は上のトートバッグを既にお持ちの方。

雅楽の「龍笛」を嗜まれるので大きめのB4サイズでのご注文。

今回はこちらの蘭陵王と納曽利はやめて他の舞楽に。

そして、反対側には龍笛を含んで雅楽器を入れる事に。

 

舞楽には「胡蝶」と「迦陵頻かりょうびん」を入れました。

古書で迦陵頻はこんな図です。

実際に各地で演じられる迦陵頻も子供が舞う事が多い様です。

迦陵頻は仏教に登場する想像上の生き物「迦陵頻伽」で上半身は人間、下半身は鳥。

美しい声を発するという事で色んな楽曲が生まれています。

胡蝶と一緒に。

お気づきだと思いますが、装束には丸い紋をあしらっています。

「織田木瓜」で信長が舞楽をよく保護した事に由来するとか。

 

裏側は雅楽に使う楽器を配しました。

大きいのは「楽太鼓」

その右は笙(しょう)、その下が篳篥(ひちりき)、一番下が龍笛です。

笙は見た目より小さなもので、見た目に英国のバグパイプに似ている部分があります。

 

今回使っていませんが、雅楽器の笛では他に「能管」「狛笛」があります。

 

太鼓では楽太鼓の大型「火焔太鼓」は迫力満点。

鼉太鼓(だだいこ)とも呼ばれて東本願寺で見た事があります。

左右一対で火炎の縁にそれぞれ龍と鳳凰が鎮座します。

他に「鶏婁鼓けいろうこ」と呼ばれる首から下げる小太鼓や、デンデン太鼓に似た「振鼓」、下に置いて打つ「鞨鼓かっこ」という鼓に似た楽器も。

 

伝統の雅楽、長く子孫に残して欲しいものです。

 

お問合せ

http://some-u.com/contact/

梅の季節に合わせた「梅王丸」の行灯

  • 2019.02.17 Sunday
  • 06:30

京都の梅も今月末ごろには見頃を迎えるかも、寒さで遅れている様です。

工房の行灯も梅にちなんだ、遊ニャンの「梅王丸」に。

 

ところで梅王丸をご存知でしょうか?

人形浄瑠璃や歌舞伎の演目に「菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)」があります。

菅原道眞公が流罪となったいきさつを物語にしたもので、いくつかの段に分けて興行されています。

梅王丸は腕っ節の強い道眞の舎人(家臣)の一人として登場します。

仕事は車引き。

 

それを遊ニャンで行灯に。

昼行灯です。

車の陰が後に入っています。

 

夜になると。

 

梅王丸は三人兄弟の長男、弟に「松王丸」そして「桜丸」。

歌舞伎の舞台では三人そろい踏みの場面もあります。

 

春を舞って「見栄を切る」梅王丸、春を待っている皆さんに早く春が届きます様に。

第40回京都四条 錦昌亭寄席のご案内

  • 2019.02.15 Friday
  • 15:26

JUGEMテーマ:芸能

工房のスタッフが世話人の一人で開催している錦昌亭寄席のご案内です。

名人「桂宗介」さんと若手の「桂そうば」さんのご出演。

今月の23日(土)午後七時開演です。

木戸銭は2,500円。

満席の場合があるので予約された方が良いと思います。

 

落語の上手い人は逆に宣伝することが苦手、宗助さんはその典型。

大阪からの追っかけの方も同じ。

リピーターの多い落語会です。

宗助さんは桂米朝の最後の弟子として知られています。

 

名人芸をお楽しみください。

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