京の路地歩き 鉾参道工芸展 その壱

  • 2007.10.22 Monday
  • 18:36
十月二十日二十一日は西陣がお祭り気分。
全体で「西陣まつり」、鉾参道では「鉾参通工芸展」が行なわれました。
鉾参通の名前の由来は、今宮神社の大祭に使われる神輿の御神体「鉾」がこの通りに三体ある事だそうです。
その「鉾」の一つは私も見せて頂いた事があります。
鉾は矛の事で槍の先の剣部分を言います。
聞きかじりなので間違いがあるかもしれませんが。

その鉾参通の入口。
堀川通の寺之内のバス停を西へ、大宮通を右折し一筋目の所がここです。
鉾参道入口

色んなお店を紹介しましょう。
入って直ぐに盆栽屋さんが店開き。
小品盆栽が殆ど。
値段もリーズナブルで小品盆栽は初心者から熟練者まで楽しめます。
ただ管理する手間は覚悟しなくてはなりませんが。
盆栽屋さん

大々的に店開きしてはいませんが、丁寧な仕事をする表具屋さんと感じました。
家内は「文庫カバー」を購入、七百円でした。
なかなか良く出来た、技を前面に押し出さずにきっちりした技術の裏打ちされたものでした。
表具屋さん

ここは袈裟の専門店。
坊さんの袈裟です。
店の中にはその裂で作ったミニ几帳も展示されていました。
袈裟屋さん

今宮神社のお祭りには御神体の「鉾」を飾られています。
帯屋さんですが、座布団などの工夫された小物を売っていました。
帯屋さん01

場所は前後しますが、ずっと西へ行った所の京都西陣ならではの工芸「爪綴れ」の西村さん。
ご主人は物静かな優しそうな人でとても難しい「爪綴れ」の伝統を保持されている様なかたくなさは感じませんでした。
表札。
爪綴れ西村さん01

爪綴れに使う「爪」を見せて頂きましたが、今日は工芸展があるので溝は切りましたとおっしゃいましたが、普段は綴れの為に爪に溝を切っているとの事。
壁にあった織っている最中の写真。
爪綴れ西村さん02

ここにある帯は全て「爪綴れ」の名古屋帯。
百貨店では四十万円位で売っています。
最後にマル秘の情報を教えますから楽しみに。
左の屏風は有名な絵描きさんの物で家宝だとか。
爪綴れ西村さん03

左の帯は「爪綴れ」ではありませんが小売価格は百万を超えるとの事。
フーと溜息。
爪綴れ西村さん04

広げて頂いた作品。
手前の孔雀は名古屋帯ですが、これはかなりの高級品です。
家内が気に入ったのが向う側の市松の帯。
横糸(緯)が波打っているのが珍しいですね。
気に入ったと言ってさっと買える価格ではありません。
爪綴れ西村さん05
この他に、素晴しいスカーフを見せて頂きました。
縦にぼかされた紗に金糸が挟まれたもので、幻想的。
小が三千六百円、大が五千円。
これは安かった。
普通の百貨店なら五倍はすると思えました。
一緒に見ていた奥様が一枚買われましたが、ウーンとうなる程いい出来栄えでした。
家内も自分の工房でスカーフを売っていなかったら買っていたでしょう。

ここから内緒の話です。
この鉾参道で展示してある物は全て売物です。
本来なら、ここから幾つもの問屋などを通して小売されるのです。
もしこのブログを見て買物したく思われた方は、[鉾参通工芸展で一寸見せて貰ったのですが]と一言すれば間違いなく買い求める事が出来ます。
何せ百貨店の三分の一以下で買えるんですから。
安く手に入れるには遠慮せず、厚かましい位でないと手に入りませんよ。
相手は売る気があって迷惑とは思っていないのですから。
ゴーゴー。
ただし余りおっぴらにされると、問屋や百貨店が困りますのでその辺はおしとやかに。
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