手描きの暖簾

  • 2020.02.13 Thursday
  • 06:46

我が工房の古き友人でお客様でもある「とんぼ様」から暖簾の注文を頂きました。

知る人ぞ知る名ブロガーで着物の伝統に精通されています。

そちらのブログがこちら「ほばーりんぐ・とと」。

古裂の収集と販売をして居られましたが、本格的な店舗を持たれる事になりました。

オープンは四月ですが店舗用の暖簾のご注文を受けての制作です。

 

幅は一間、180cmあるのでほぼ45cm幅4枚になります。

夏用は変わった麻の生地がたまたま工房にあったのでそれを使用。

図案がこちら。

文字はとんぼ様の書かれたもの、お見事です。

柳に燕、下の水面にあめんぼう、水紋とメダカを入れました。

 

制作途中。

細い線は下絵。

 

出来上がった暖簾を半分に折って写真を送って頂きました。

この生地は太い糸が織り込んであり、生地端で糸の折り返しの為ループ状の浮いた状態に。

その為、通る人に引っかかる恐れがありました。

プロの縫製屋さんはたった5mm幅で折り返して縫製、見事な仕上がりに。

 

こちらは春用、うさぎが花見で踊っている様をモチーフに。

このうさぎは工房で一番人気の図柄。

こちらは幅90cmあまりの風呂敷用の生地を使用。

綿生地なので普通なら直接染料を使いますが、耐光性は極めて貧弱。

なので一般の服飾素材に使われに使われ、化繊以外なら染まる「反応染料」を使う事に。

着物に使う布海苔などの助剤は全く使えないので、ぼかしがほぼ不可能。

それをオホン!技術でカバーします。

二人掛かりで攻めています。

桜の花びらは蝋で伏せ、文字は地色が乾いてから蝋の堰出しで。

 

蝋を落とした後、花びらとうさぎ,それに徳利やお弁当は顔料で彩色。

出来上がった暖簾のうさぎと花見弁当。

 

こちらは出来上がった暖簾を苦労して撮影、送って頂いた写真です。

四月にはこの暖簾が店頭を飾る事になります。

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