雪の金沢に

  • 2020.02.11 Tuesday
  • 07:45

9日サンダーバードに乗って金沢へ行ってきました。

京都駅では小雪ではなく普通に雪が降り、雪国金沢に着く前に運行停止がチラッと頭をよぎる天候でした。

京都からトンネルを一つくぐると山科区、市内と打って変わって屋根の上に雪が積もっています。

そしてもう一つトンネルをくぐると滋賀県大津市。

湖国は雪国でした。

雪は降ったり止んだり。

北へ走るサンダーバードは猛烈なスピードで金沢に向います。

しかし、積雪の多さはマダラ状態、北へ向ったからと言って積雪が多くない事が分かってきます。

定刻通り金沢駅に。

金沢駅は鼓胴をモチーフにした大きな門が人気ですが、駅自体が近代的でお洒落になっています。

地下街と滝。

大きな板の様に見えるのが滝。

センスが良いですね。

加賀友禅をイメージしたオブジェ。

そして「鼓門」

ライトアップされて紫に。

 

到着して最初に向ったのは「ひがし茶屋街」

芸舞妓を呼んで宴会するのがお茶屋さん。

料理は仕出し屋さんから取り寄せます。

見事にお茶屋さんが並んでいます。

観光客で溢れていましたが、人に居ない所を。

右の建物が金箔の「箔一」さん。

金箔の工芸品を販売しています。

単純に箔を貼付けたというのではないセンスの光った作品がありました。

それも無茶な価格ではありません。

三階に行くとこんな屏風がありました。

風神雷神の金屏風。

こちらで金沢名物の一つ金箔を貼付けたソフトクリームを。

金箔は全く味はしませんが、ソフトクリームは極めて濃厚で美味しかった。

金箔はその内京都の下水処理場へ。

その看板。

目の前で金箔を一枚貼ってくれます。

 

お茶屋街。

二階には雨戸が掛かったままですが夜ともなると外すのではと。

見学出来るお茶屋さんがありました。

重要文化財の「志摩」

丁度二百年前に建造されたお茶屋。

カメラ撮影は出来ませんがスマホならOKという事で撮影した「前座敷」

御大尽遊びはこのベンガラ色が似合いです。

 

昼には早かったのですが軽い昼食を摂る事に。

手打ち蕎麦「ほやさけ」

名前の由来は分かりませんが変った名前です。

こちらは手打ち蕎麦を看板にしていますが、大麦のうどんが名物だとか。

私は大麦のうどん、家内はせいろ蕎麦。

大麦の山掛けうどん。

三つ葉が入った素うどん、ゆずの皮を添えて。

山芋とウズラの卵、左は一合とっくりとおちょこ。

うどんは見ての通り少し茶色がかって腰は少し強め。

出汁もあっさり京風、味は悪くありません。

外人さんには分からないかも。

店内には芸人さんの沢山の色紙が展示。

これは余り好きではありません。

 

この「ひがし茶屋街」には工芸品を販売する店が可成りあります。

京都程の伝統はありませんがその分自由度が増えます。

九谷焼、金工には可成りセンスの良い作品がありました。

こちらもその店の一つ。

「縁煌」えにしらと読むそうです。

良いからと言って無茶な価格にはなっていないので懐に余裕があればお薦めです。

帰るまでに気が付きましたが、着物の加賀友禅関係で見るものが殆どありませんでした。

どうしたのでしょうか、寂しい限り。

 

そして雪の兼六園に。

こちらはその前にある金沢城。

重要文化財の石川門。

屋根には鉛が使われているのだとか。

昔の堀跡は道路になっています。

 

兼六園は65歳以上は証明するものがあれば無料です。

金沢でも二、三日前まで雪は殆ど降らなかったとか。

しかし、今回の兼六園を散歩中は殆ど雪が降り続けていました。

独特の雪吊りの景色を続けて。

 

 

霞ヶ池に浮かぶ内橋亭と背景の栄螺山。

 

こちらは瓢池に注ぐ翠滝。

雪が降り続いている割に暖かでしたが足許も悪いので廻ったのは一部になりました。

 

この後「長町武家屋敷」へ。

この辺り塀に「菰掛け」がずっと。

落ちた雪に塀を壊されない為だと思います。

木に菰を巻くのは害虫をその中で越冬させ春になって外してどんど焼する習わし。

菰掛けはこの周辺一帯だけ。

この街並に公開されている武家屋敷跡がありました。

千二百石の野村家。

元は広大な敷地でしたが分筆され小さくなりましたが、豪商が藩主を招いた上段の間などをここに移築し公開される事に。

その上段の間。

家内が覗き込んでいる部屋です。

こちらの襖絵はそれぞれ見事、ガラスで保護されているので撮影にはむきませんが。

狩野派の重鎮、加賀法眼と言われた佐々木泉景の作。

何故ここにあるのか謂れは不明だとか。

狭い場所に詰め込んではいますが庭は秀逸、見事です。

奥にはお茶室が二つ、その一つがこちら。

こちらで抹茶を頂きました。

 

この後、最終目的地の近江超市場に。

日曜日のこの日観光客が多め、海鮮丼を食べさせる店が沢山増えていましたがどれも行列。

鮮魚店でもその場で食べられる様になった所が大半。

道で食べ歩きする事が趣味ではないので魚好きなのに食欲減退。

近江町市場の向い側に黒門小路というのを発見、入ってみました。

こぎれいな和食店を発見。

萬久ばんきゅうさん。

何故か食欲が復活。

こちらで刺身や金沢おでんに酒を頂きました。

勿論刺身もおいしいのですが、おでんはアッサリした出汁でどれも美味。

お薦めです。

 

ちなみに近江町市場はこれほどの賑わいでした。

通路は狭いですが京都の錦市場の方がこぎれいです。

市場は買物場所、食べたいからと言ってその場で食べさせるのはちょっと違う気がします。

 

一日で金沢の一部を堪能しましたが、気になるのは加賀友禅。

少しはタペストリーなどで見掛けていますが、街中では廃れ方が進んでいるのか何も方向性が見えません。

もがき苦しんでも何かやらないと。

行政も伝統文化を保持する意味で手伝う意思表示が必要です。

京都でも言えますが。

コメント
ことしはいずこも雪が少ないですね。雪のある兼六園をご覧になれたのはラッキーかもしれません。
金沢は冬のほうが趣がある。むかし仕事で訪れた日を思いだします。
箱ガニなんてすばらしい味覚がありました。
  • 三月うさぎ
  • 2020/02/12 10:24 AM
三月うさぎ様、今日は。
金沢もチラッと降っても雪が積もることがなかったそうです。
積雪を見られたのはラッキーでした。
これだけ雪が少ないと夏枯れの時の飲料水が心配です。
猛火を振るったオーストラリアでも大雨が降る落とし前をつけました。
どこかで帳尻が合うのかもしれませんが、温暖化は進んでいます。
近江町市場ではでっかい鰤や蟹も販売していました。
食堂が増えたのには驚きましたがどこも行列。
外れた所で探すのが一番良いみたいです。
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