穴太の石積みの街:坂本

  • 2019.11.11 Monday
  • 08:24

京阪電車は「ひらパー」のCMでお馴染みの私鉄ですが、京都三条大橋と滋賀県の浜大津区間の京津電鉄も同じく明治の終りから大正初めに開設された電気鉄道です。

基本的には路面電車でした。

京津電鉄は京阪電鉄と合併し、京阪電鉄京津線として現在は京都市の地下鉄東西線に一部が潜り込む形になっています。

地下鉄東西線に乗り入れる京阪電鉄京津線で「琵琶湖浜大津」へ。

そこからこれまた京阪電鉄に合併となった「大津電機軌道」現在の京阪電車「石山坂本線」に乗り換えました。

大津電機軌道は路面電車ではなく琵琶湖西岸を走る高速鉄道を目指していたそうです。

こちらは逆方向の石山寺行き。

小さいながらスマートな車両です。

客は少なめですが走る本数は多く、昼間でも10分に一度位の割で走っています。

 

坂本は比叡山延暦寺の末寺が沢山ある門前町として知られています。

随分昔にこのブログでも幾つかのお寺を紹介しています。

私が小学生の頃、比叡山に行く為にこの坂本に何度も来ていますが、その時毎回立寄ったのがこちらの「日吉そば」

打ち立て、湯がき立てを出すので美味しいのですが、出て来るまでの時間が掛かります。

客が多くなった現在では直ぐに行列ができます。

我らも暫く並んでいましたが遅過ぎるので諦めた次第。

近くにある有名な鶴喜そばはもっと並んでいましたが、こちらは回転が早め、ですがパス。

 

穴太衆(あのうしゅう)という一団をご存知でしょうか?

戦国の時代から城の石垣作りにあちこちの武将から依頼を受けた職人集団。

この坂本の直ぐ側にその地名が残り、今も石垣作りの拠点となっています。

この坂本は名前の通り「坂」だらけ。

頑丈な建物を作るには石垣が必要です。

メインストリートとなる道は「日吉馬場」と名前が付いています。

その測道。

両側が城の様な石垣に。

 

大きな石の鳥居、日吉大社。

少し赤くなった紅葉と。

日吉馬場は言わば参道、綺麗に整備されています。

 

先程の測道の反対の測道。

同じ様な石垣。

綺麗な水の流れる小川は水音が爽やかです。

 

間の道をちょっと入ってみました。

穴太衆の組んだ石垣が見事に残っています。

この道のかたわらにカフェがありました。

「陶茶房」です。

こちらで昼食を頂いたのですが器が名前の通り作家作品。

失礼してパチリ。

海老ピラフは既に少し胃の中へ。

家内の頼んだ親子丼の器は備前焼を現代風にした様な見事な焼物でした。

展示してある陶器はこちらのオーナーの作品です。

大津絵も教えて居られるとか、古い鬼の絵が展示してありました。

 

この後日吉大社へ。

この神社は平安遷都より以前の2100年前に創建され、京の表鬼門を鎮護する神社として熱く信仰されてきました。

日本の仏教の祖である比叡山の守護神としても。

紅葉も少し赤くなりなり始めています。

 

綺麗な水の大宮川に掛かる大宮橋、重要文化財です。

 

色付いた紅葉と山王鳥居。

合掌鳥居とも呼ばれ神仏習合を表す形だそうです。

比叡山は猿が神の使いとされています。

東側の坂本だけでなく西側の八瀬の辺りでも猿を神の使いとしてシンボル化。

境内でも猿が飼われていました。

 

驚いた事に猿回しをやっていました。

階段状の踏み台から飛び上がって反対側に一回転して飛び降りる芸をご披露。

大拍手です。

西本宮をお参りして東本宮に向うと菊花展が。

見事な菊です。

そしてこちらは初めて見る菊。

紙の支えが無いと無理なんでしょうね。

まるで造花の様です。

 

西本宮の本殿もそうですが、こちらの東本宮の本殿も国宝。

見事です。

 

帰りに通りかかった竹林院側の紅葉がそれなりに赤くなっていました。

当日はそれほどでもありませんでしたが、これから坂本はずっと観光客が増えるそうです。

公開中のお寺も沢山あります。

良い所です。

コメント
上方も秋の装いになってきましたね。
日吉神社もうつくしい♪
こちら関東はことし台風の爪痕がそこかしこに残り、歩くたびにため息がでます。先日鎌倉の佐助稲荷にいったのですが、倒木で本殿が押しつぶされ、再建にはかなりかかりそうでした。趣のある神社だっただけに惜しまれます。
  • 三月うさぎ
  • 2019/11/11 9:28 AM
三月うさぎ様、今晩は。
急に紅葉が赤く色付いてきました。
今日は暖かかったのですがこの後又寒くなりそうで紅葉が進みそうです。
京都周辺は昨年の台風で山の倒木が凄かったですが、平地では平野神社の本殿が倒壊しました。
倒木はほぼ綺麗に整理され台風で飛ばされた落ち葉や枯れ枝が少なくなって山が生き返ったそうです。
平野神社の再建はまだ先の事になりそうですが。
日吉神社でも倒木被害がありましたが、その痕跡は消えています。
人間の手と自然の回復力は見事です。
コメントする








    
この記事のトラックバックURL
トラックバック

calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< November 2019 >>

【お問い合わせ】

お問い合わせ/ご質問はHPからお願いします。
http://some-u.com/contact/

selected entries

categories

archives

recent comment

recent trackback

recommend

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM