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酷暑の祇園祭

昨日は祇園祭の前祭、山鉾の巡行に見に行ってきました。

何ともいえない猛暑、京都は38.7度に上がったそうです。

御池通烏丸に来て待つ事30分、ようやく先頭の長刀鉾が来ました。

手前の人と向う側に5列の有料観覧席があります。

8割がお年寄りで私より上、待つ間は鉾よりこちらに居られる人の方が気になります。

 

鉾とは鎗の様な武器を長い穂先に付けたものを表します。

昔疫病が広まった時、神泉苑の池の畔に日本各地の旗に鉾をつけ無病息災を祈願したのが祇園祭の発祥と言われています。

長刀鉾の屋根から伸びる鉾はこれほどの長さです。

 

近づいて。

鉦、笛、太鼓の祇園囃子に乗って進みます。

屋根に乗るのは、昔は細い道を通って誘導していた事の名残かも。

それとも風で揺らぐ鉾を納める役かも。

鉾や山は金具を使わず荒縄で縛って組み立てますが、よく耐えられるものだと感心します。

 

長刀鉾に乗って結界を開くお稚児さん。

 

こちらは蟷螂山。

カマキリのからくり人形の動きが人気の山。

山は鉾の代わりに松の木を上にするのが定番ですが、こちらは例外の一つ。

こちらの蟷螂山はフェイスブックで動画を公開しています。

よかったらどうぞ。

こちら。

カマキリが我が身を返り見ず強大な敵に向かう勇気を誉め讃えたのがこの山の謂れです。

 

こちらは霰天神山。

五百年程前、京都の大火があった時、急な霰が振って大火が納まりました。

その時霰と共に屋根の上に天神像があったのでそれを御神体にしたのが謂れです。

左右の胴懸は上村松園さんのご子息上村松篁さんと、孫の上村淳之さんの絵を下絵に綴れ織りで制作されたもの。

どちらも金鶏鳥がモチーフです。

 

こちらも天神様が御神体。

下京区の油小路通の風早町にある油天神山。

お公家さんの風早家があった事から付いた町名ですが、その家に古くからあった天神様をお祭りしています。

通りの名前から「油天神山」に。

 

先年、大船鉾が再建されましたが、現在「鷹山」が再建されるとの事、楽しみです。

 

この後、次の山鉾まで途切れたので暑さに耐えきれず退散しました。

悪しからず。

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この記事に対するコメント

酷暑のなかでも、伝統の美はつづくのですね。
いつか行きたいと思っていながら、京の祭には一度も行ったことがありません。関東では得難い情緒なのだろうと思います。
居ながらにして拝見させていただき、申し訳ない気もいたしました。
三月うさぎ | 2018/07/18 9:22 AM
三月うさぎ様、お早うございます。
凄まじい暑さが続いています。
ずっと38度、昨日は39.1度、今日も39度の予想です。
夜の宵山は若者が中心ですが、昼はお年寄りが中心。
この暑さはちょっと怖かったですよ。
待ち時間が長かったので耐えきれず、早々に帰ったので大半を収録出来なかったのが残念です。
もし行けたら後祭にも行ってみたいと思っています。
otyukun | 2018/07/19 6:37 AM
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