檜扇の振袖:着姿拝見しました

  • 2018.05.19 Saturday
  • 06:29

お客様から振袖の着姿写真を頂きました。

公開のご了解を得たのでご披露します。

 

折角なので彩色などの工程も御覧下さい。

地色は濃度と深みを抑えた明るめの緋色。

図柄は古典の象徴の様な「檜扇」紐房は暴れ気味に。

生地は濱縮緬、南久さんの「雲影」

糸目は友禅らしい白糸目に。

糊で伏せた白い部分を彩色しています。

手前が上前部分。

近づいて。

こちらは右前の袖。

 

もう少し彩色が進んで。

手前が左胸、向うが上前です。

近づいて。

京友禅らしい暖かな配色ですが、ご希望の通り優しい色合いに。

 

彩色が終わると、大きい場面ではありませんが摺疋田も入ります。

三枚型の型紙を使って既に終え、縁の目消しをしています。

 

拡大です。

疋田の縁に目消しが入ると質感がグッとあがります。

 

仕上げの蒸しや揮発水洗、柔軟整理が終わると箔の加工。

艶消しのちぎり箔で。

 

そしてこちらが着姿です。

袖を見える様にされたのはご本人のご希望、写真屋さんが撮った事のないポーズだとか。

既に何度か御召し頂き、お茶会の皆様などお誉めの言葉を頂かれたそうです。

喜んで頂けたのは染屋冥利に尽きます。

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