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ちゃんちんローケツの帯:着姿

チャンチンというのはインドネシアの民芸の技法、と言っても芸術と言えるほどの高度な熟練が必要です。

小さなぐい飲みの様な金属の器に象の鼻の様な細い管をつけた金具が特徴。

そこから引き摺り出される細い蝋の線や点が芸術性を生み出します。

言う所の「バティック」です。

バリ島など、インドネシアに発注して着物などに使われる事がよくあります。

 

先ず気候が違うので同じ技法は使えませんが、工房では独自の技術で細い線や点描をローケツで染める事に成功しています。

その技法で六通の更紗を染めました。

 

先ず、ベージュ色で染めていますが、分かるでしょうか?

柄の外側のはみ出しや線、点が黄色目です。

その後にチャンチンローケツの線と点描。

ベージュの色の上からグレーを素描風に染め、濃い部分はそれから彩色しています。

拡大すると良く分かります。

仕事風景は公開できませんが、工程は分かって頂けると思います。

帯にこれほど時間を掛けて良いのかとも考えましたが、敢えて贅沢な六通にしました。

 

この帯を仕立て上げ、工房の人形姫に。

着物は単衣の位置付け小紋、もちろん手描きの小柄友禅「ふくら雀」です。

半襟は薄い鼠の疋田、帯揚げは薄藤の無地。

前姿。

 

後姿。

 

最高級の濱の古代縮緬を使って、仕立て上げると価格は69,000円となります。

 

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