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一珍、絞り、チャンチン蝋の帯

日本を縦断する台風に被害を受けられた皆様、御見舞申し上げます。

今なお残る伝統工芸を御覧頂き多少の励みになれば幸いです。

 

先だって一珍友禅の糸目筒描きを御覧頂きました。

彩色が終わって珍しいシーンを御覧下さい。

小麦粉を主原料にした一珍糊をキッチンナイフで削ぎ落としている所。

糸目は固く盛り上がっているので、蒸し前に。

柄の外側の白い線は工房独自の「チャンチン蝋」を使って既に仕上げたもの。

拡大です。

粗い粒状に一珍糊が剥がれているのが分かります。

一珍糊は小麦粉に布海苔や石灰、明晩を加えて作ります。

もろくして割れを入れたりする事も。

その配分はそれぞれの工房のさじ加減。

糊に色入れれば色糸目に、この帯では白の胡粉周りが黄色の色糸目です。

 

染め上がった帯の太鼓がこちら。

この帯の外側に使ったのが「チャンチン蝋」

インドネシアの民芸である極細の蝋線ですが、工房独自の技法で再現しています。

こちらは非公開。

 

この「チャンチン蝋」の技法を使った帯を続いて染めています。

絞りにチャンチン蝋友禅:唐花散し文様。

手前は腹、太鼓部分を彩色しています。

手元です。

帽子絞りで白抜きした所にチャンチン蝋で糸目の線を描いてあります。

蝋でこの様な細い線は一般的には不可能だと思います。

 

絞りに似せた素描も併用。

染め上がった帯の太鼓。

 

拡大してみましょうか。

 

絞りも職人さんが激減しましたが、残っている職人さんは名人だけみたい。

黒地でこの上がりです。

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