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鬼の額裏:その一

男性の着物は羽織を着用するのが普通、その羽織の裏を「額裏」と言います。

広げると、額の様に大きなキャンパスになるからでしょう。

昔は凝ったものが多く骸骨や色町風景など。果ては春画まで。

そういった変った図柄を描く人が殆ど居なくなったので、おもしろい男性用の額裏や襦袢が世間から消えています。

そんな中、工房では最近、大津絵の鬼や般若面を染めていますが、承諾があれば御覧頂けるかも。

 

その額裏に鬼の面を描く事になりました。

世間的には大変珍しいので順を追って御覧頂きます。

今回は柄伏せの場面です。

 

生地に柄の形で伏せる所から。

伏せは蝋で。

額裏の生地巾は着物生地の倍はあるので、しづらい事この上ありません。

 

防染力を高めるのに一度では力を発揮出来ないので、全面二度伏せして蝋の厚みを増やします。

二度伏は腕の見せ所。

縁を揃えるのに集中と技術が必要、仕上がりの差が現れます。

 

筆の動きが分かります。

新品の蝋は真っ白ですが、防染力が弱め。

これくらいになるとベストです。

 

全体の伏せが上がりました。

 

これから地染めに入ります。

次回は白抜きした面がどの様に染まっていくのか御覧頂ける様にする予定です。

お楽しみに。

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