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祇園祭の後祭

昭和41年、祇園祭は前祭と後祭が17日に統合されましたが、平成26年に千年の習わしに従って再び分離されました。

前祭が盛大に開催されるので、後祭はそれほどでも無い所から「後のまつり」の語源になったと言われています。

24日月曜日の巡行です。

 

禁門の変で焼失した大船鉾が2年前、150年ぶりに復活したのがきっかけです。

前祭は有名なのでご存知の方も多いと思いますが、後祭は確かにそれほどではないのでご紹介したいと思います。

 

四条河原町に着くと既に予想外の人出、月曜日に拘らず。

 

後祭の日、山鉾巡行の前に四条通を八坂神社から市役所等をめぐる「花笠巡行」が通りました。

こども神輿やお囃子から始まります。

花笠を被った女性連。

獅子舞、鷺舞など千人近い行列です。

そしてこんな馬上姿も連なっています。

 

そして河原町通で待っているとようやく先頭の「橋弁慶山」が来ました。

橋弁慶山は前祭の長刀鉾同じく祭の先頭を行くのが決まっている「くじとらず」になっています。

牛若と弁慶の五条大橋の出会いが謡曲となった「橋弁慶」を題材にしています。

その頃の五条大橋は一つ北側の松原大橋でした。

清水寺への参詣路の入口です。

左が義経、右が向うを向いている弁慶です。

 

祇園祭の「鉾」とは屋根の先に鉾、つまり鎗、剣に相当するものが高く飾られたものですが、「山」は屋根等に松を飾るものが殆どです。

橋弁慶山は付いていませんが、その次に来た北観音山は松を飾る山ながら、お囃子を乗せる大掛かりな山車。

引き手も沢山。

文字通り揚柳観音と韋駄天像が中央に安置されています。

下に青竹を割った方がいますが、直ぐ近くになった四条の角で「辻回し」に使う為の物。

この青竹を車輪の下に曵き一気に回すので、見物客から拍手や大きなどよめきが湧きます。

囃子方。

 

龍門の滝登りという故事が起源の鯉山。

棒を持つ二人が見えますが、引きずって音が出ます。

山に寄っては鉄の棒であったり。

鳥居の向う側に見えるのが鯉。

左甚五郎作と伝わります。

 

次は「役行者山」

山岳信仰の祖「役の小角」を祀っています。

前夜(宵山)、聖護院の行者が護摩炊きをして清めます。

 

続いてきたのは「八幡山」

見送りがこちら。

大きな鉾は豪快な辻回しが曲がり角で見られますが、山はその周り角をぐるぐる回るのが見られます。

一回も回らない山もあれば五回も回る山も。

こちらは八幡山が四条河原町の角で回って前がこちらに向いたところ。

見せ場ですね。

 

次に来たのが南観音山。

北観音山と同じくらいの大きな山です。

大きな山鉾はこの二人の扇子を持った音頭取の指揮で動きます。

山や鉾に使うのは木の車で曵いているとずるずる横にずれてしまいます。

それを修正するのがこちら。

車方と言い舵を取ったりブレーキをかける役目です。

その為、結構ゆれているので屋根方の人達が落ちないか心配する程。

屋根に登った人は「真木」と呼ばれる屋根の上に乗った柱の動きを調整します。

見送りは立派な龍でした。

南観音山の辻回しが見られました。

車輪の下に竹が敷かれ、丁度45度ほど回ったところ。

 

次に来たのが「浄妙山」

もの凄い人形が見えます。

平家物語の宇治川の合戦からこの形に。

宇治橋の橋桁にも矢が刺さっています。

三井寺の僧兵の先陣争いの場面。

 

続いて来たのは「黒主山」

謡曲「志賀」から大伴黒主が桜の花を愛でている姿を現したもの。

 

そして最後に登場したのが二年前から復帰した大船鉾。

この勇姿を見る為に来た様なものです。

昨年は船首に再現された龍頭でしたが、今年は御幣。

隔年で使い分けされます。

この鉾が登場すると観客から拍手がありました。

以前このブログでも再建途中の写真を公開した事があります。

見事に復活です。

前祭でも船鉾は最後が決まっていて出陣を現し、後祭で大船鉾は凱旋を意味します。

鉾の町内は隣同士。

舵の部分も以前は生木のままでしたが、綺麗な生地も付けられ感動的です。

拍手が起こる訳です。

 

後祭を目にする方は少なめだと思いますが、如何でしたか?

 

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この記事に対するコメント

一度も観たことのないお祭りです。
どんな感じなのでしょう‥‥‥古都の祭らしく、荒々しさはないのでしょうね。
お囃子のゆったりしたメロディがきこえてくる気がします。
三月うさぎ | 2017/07/25 12:36 PM
三月うさぎ様、今晩は。
祇園祭はご存じない様ですね。
まあ。お公家様のお祭りみたいですが。
しかし、夜にはちょっと激しい神輿の巡行も。
昔、担ぎ手は肩がぱんぱんに腫れるというので止めました。
市内以外では、裸のけんか祭もあります。
しかし、祇園祭は産土の神社祭だったので誇りも。
otyukun | 2017/07/25 8:37 PM
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