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猫写楽

今や猫はペットとして大人気ですが、工房では「遊にゃん」と称してトートバッグやポーチを制作しています。

 

片や浮世絵師の写楽は人物像が不明ながら独特のモチーフが人気となっています。

その中でも一番知られているのがこちら。

役者名は大谷鬼次、演じるのは奴江戸兵衛と言われていますが、知っている人は余り居ません。

この浮世絵を猫ちゃんで表現した帯を制作しました。

 

中途からご覧下さい。

図柄を蝋で白抜きし下絵が済んでいます。

前は既に仕上がり済。

 

徐々に描き上がります。

使うのは顔料。

 

髪の毛も精細に。

 

染め上がった帯、前から。

遊小紋「江戸の粋」の図柄から流用しました。

 

こちらは太鼓。

 

ところでこちらは何だと思いますか?

同じ猫写楽で帯に続いて染め上げました。

上は帯なので普通の染料で地染めしていますが、こちらの地染めは反応染料。

引き染で地染めする所は聞いた事が無いので珍しいとはおもいます。

全く染の工程や助材が違うので同じ様に染めるのは難しい染め方です。

1尺5分の生地の真ん中に柄置きしています。

 

反応染料は耐光性が非常に強いので服飾関係では当然の様につかわれていますが、手描友禅では皆無だと思われます。

手軽に色合わせが出来ない、条件で発色が変わる等不便さが際立っているからでしょう。

 

この生地は三角に裁断してあるものを作る予定。

出来上がったらご紹介します。

お楽しみに。

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