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素描の風神雷神、帯を制作

先日、お客様のご注文を受け、風神雷神の帯を染めました。

宗達の原画やそれを模写した光琳、抱一の風神雷神図が素材に。

その中でも宗達の風神雷神図も近い絵を希望されていました。

 

制作途中から。

手前がお腹、富士に松が関東腹、六つの瓢箪が関西腹になります。

富士に松は北斎が描いたらしい肉筆画を参考に、六つの瓢箪は無病息災(むびょうそくさい)の語呂合わせをテーマに。

 

お太鼓の拡大。

 

もう少し出来上がったところがこちら。

工房所蔵の図をプリントして参考に。

宗達の原画は深い色なので配色も同じ様に。

 

染め上がった帯の前が。

 

お太鼓。

黒雲も入ってそれらしくなりました。

両方の神様は余り大きく表現していませんが、可成り細密に描き上げました。

顔の表情、髪の毛や指先の爪など、自信作と言えます。

仕立てると左右が狭まります。

 

この後、男物羽織の額裏で真っ赤な地色に般若面を描く仕事が入っています。

 

糸目友禅では良い味が出しにくいのが人物像。

特に能面などの表情は線が入って色を工夫すると現代アートになります。

そんな帯も染めてみたいものです。

 

染遊々 | permalink | comments(2) | trackbacks(0)

この記事に対するコメント

淡目の色をご提案くださったおかげで
精密に描いてくださったのもとてもよく分かります!
主人も一目で「宗達ベースにしたんだ」と分かってくれました。
塩瀬特有の細かな畝のあるあの表面に
たらし込みの雲が雰囲気よく再現されているのが
私には不思議でなりません。
すてきに仕上げてくださりありがとうございました。
H | 2017/03/08 11:09 AM
H様、今晩は。
コメント有難うございます。
ご注文頂いたお陰でいずれはやってみたかった風神雷神が染められました。
良い帯になったと思います。
塩瀬の生地も結構横段の凹凸があるので細密な筆使いでは頭こすりになってしまいます。
溝に邪魔をされて線が歪む事も。
何とかいなして。

喜んで頂き有難うございます。
いつもこうでありたい事を願いつつ頑張ります。
otyukun | 2017/03/08 10:48 PM
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