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遊そぞろ

京町家 染工房 遊のブログ

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みやこめっせは着物花盛り

昨日は京都の伝統を紹介する常設の施設や伝統産業の展示会が行われる「みやこめっせ」に行ってきました。

目的はこちら。

産業技術研究所の創設100周年記念の作品展です。

この研究所は染色試験場が他の施設と一緒になって名前が変わった施設。

着物の染の色んな事故の原因を調査してくれる場所でもありました。

同時に後継者育成の事業も昔から続けているのですが、こちらの研修を受けるのだけでも能力基準が高いのでも有名。

その研修を受けた卒業生の作品展です。

 

実は息子が作品を出品していたので見学に行った訳です。

作品数はそれほど多くはありませんが、作品の質は可成り高めでした。

勿論撮影禁止なので撮ってはいません。

みやこめっせB1が会場でしたが、一階では京友禅手描作品展も開催。

こちらでは工房の下職の二人の職人さんが実演を公開していました。

他の催しと同時開催なので大きな会場で、着物姿のご婦人も沢山。

京都をにぎわす「なんちゃって着物」は皆無、みやこめっせの周辺でも見かける事が無いと言う快挙。

 

地下の京都伝統産業ふれあい館ではテレビで紹介された「魔鏡」や気が遠くなる様な細密な「象嵌」等の実演が公開されていました。

これには感動!!

舞妓さんの踊りも。

いつも実演されている訳ではありませんがこちらはお薦め。

知人に何人かお会いしましたが、京都市長も着物姿で各会場の視察です。

 

この後、みやこめっせ近くにある東山の錦市場と言われる「古川町商店街」に行ってきました。

日曜日の昼間とあってシャッター街に近いのですが。

細い露地の様な道。

このなかで最近開店した面白い店がありました。

ワタ-ハナ「WATA-HANA」何の店だと思います?

綿菓子の店です。

紅茶味の綿菓子を頂きましたが、結構いけます。

向いの店でちょっと一杯引っ掛けて地下鉄に向ったのですが、崩れて消える事もなく。

ただ、価格は高めです。

 

こちらは全く関係の無いハーレー三輪車、あこがれ!!綺麗です!!

神宮前通りで見かけました。

もう一つ、快晴の19日、帰宅後日没の光景が綺麗だったので撮影。

 

楽しい一日でした。

 

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2月4日は落語錦昌亭が開催

JUGEMテーマ:エンターテイメント

京都は坊さんの法話がはじまりとする落語発祥の地。

落語好きが高じて始めた落語会「錦昌亭」が32回を迎えます。

 

先日京都新聞でも取り上げて頂きました。

桂鯛蔵さんは中堅どころ、師匠の四代目桂塩鯛の襲名に伴って二代目を次ぎました。

米朝一門となり、繁昌亭大賞に輝いた実力派です。

 

一方桂宗助さんは米朝さんの最後の直弟子。

二十年程前、NHK新人演芸大賞を受賞しましたが、実力はそんな程度を遥かに超えた「名人」

京都の客より大阪からの「追っかけ」が多い事もある程。

ここだけの話ですが、同じ落語家仲間から「宗助さんを離したらあきまへんで」と言われました。

ネタの多さもずぶ抜けて多く、会場のお客様の希望に合わせて演目を決める事が多いのです。

前回は「ラクダ」内緒ですが師匠より上手いと評判。

今回も演目は会場で決めるのだとか。

お楽しみに。

 

実は主催者の一人が工房の相方で上のチラシや入場券を制作しています。

まだ空席があるそうです。

便利な場所なので是非お越し下さいませ。

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お地蔵さんと子つばめ

昨日の朝、工房のほぼ向いにあるお地蔵様の清掃当番でした。

そこには巣立ち前の燕が。

手を差し伸べると威嚇してきます。

離れると親燕が餌を与えに戻ってきました。

 

人間に触れると親燕は育児放棄するそうです。

 

お地蔵様の前の糞は清掃、紙を敷いて立去りました。

 

夕方になって確認に行くとその姿はありませんでした。

 

多分、巣立ってくれたのだと思います。

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「職人を囲む会」絞りの実演

京都では職人さんを囲んで仕事に付いてのオモヤマ話を聞く会がほぼ一月に一回開催されています。
今回お話をされたのは実演までして頂いた絞りの工芸家「木村隆男」さん。
あちこちの工芸展や美術展で入賞されているのでご存知の方も居られると思います。

今回は絞りの実演も、伊勢木綿を素材に反応染料で染められます。
今入っているのは「ハイドロ」、何と色抜きに使う薬品です。

使われている染料は「スレン」綿を染める為に開発された染料ですが、耐光性が無茶に強いので最近は絹でも使われ始めています。
ただ、染め方が全く違うのと、温度や染める時間で可成り差があり、とんでもない程難しい染めではあります。
反応染料は工房でもハンカチやネクタイ、ポーチなどの薄色に使っています。
他にも工房では苛性ソーダまで。
染める素材は既に下の染めが出来上がり、三角に折られ、同じ形状の板に挟まれています。

板締め絞りの一種で雪花しぼりです。
輪ゴムで止めてあります。

炊き染めではありますが、本来の炊き染めは90度位にするので手を中に入れる事はできませんが、スレンの染は50度から高くて70度、温度が高いと早めに染まる様です。

絞り屋さんで普通に炊き染めする時はゴム手袋の中に水を入れその中に手を突っ込んで染の作業をします。
染液の中で揉む様に。
手前が染液。

染めが上がると水の中に。


板を外すと。

濃い部分が今回染まった所。

出来上がりを皆さんが。

氏の作品を見せて頂きました。
総絞りの振袖。

白地に見えますが、ここも疋田が詰まっている手間の掛かった作品です。

絵羽した小紋。
下地を絞りローケツで竜巻絞りで仕上げてあります。

絞りの着物はぴんぴんに伸ばしてしまうと値打ちが見え難くなるので縮んだまま仮縫い。

真ん中に小帽子を使って染めてありますが、「輪出し」かもしれません。
風呂敷になるのでしょうか?


同じ手法の着物。

右と左の上がりが違う事が多い染めですが、お見事です。

こちらは下染めはぼかして、横向きに杢絞りの様です。
多分太めの棒に皺を寄せながら巻き付けているのだと思います。
濃い部分だけ染液に浸かる様に詰めていくのでしょうか。


氏の小物作品。

右に並んだのはスカーフ、左は帯揚げみたいです。
左手前は疋田絞りの染める前の状態、着物の一種。

こちらは風呂敷の様ですが、大河ドラマ「真田丸」で使われた長澤まさみさん着用の着物から。

巻上げ絞り、工房でも風呂敷を糸入れから染めまで全ての工程をしていました。

こちらは同じく堺雅人さんの衣装から着想したもの。

平縫い締めと帽子絞りかと。
絞りもそれぞれの工程が専業化され、氏は染色を主にされているのだと思います。
この方は私よりグッと年上、まだまだ頑張らねばと思いつつ。
8年前にこの会でお話をさせて頂きましたが、こんな実演まではとんでもない事。
頭が下がります。
この方のご子息も既にご活躍だとか。

この「職人を囲む会」に出席したのは息子だけ、撮影してくれたのでお裾分けです。
時代を担うのは次の世代、バトンタッチも近づいた気がします。
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染屋さんの趣味

染の工程に仕上げに蒸気を当てて巾だしや皺のばし、耳を揃える「湯伸し」と言う工程があります。
正式には「整理屋」さんと言って機械柔軟もしてくれます。
その整理屋さんの前でそのお嬢さんと同業者が談笑していました。
見ると開いた荷台にジオラマが鎮座。

春の景色で横巾は60cm、奥行は40cmくらいでしょうか。
透き通った川や白泡、畑を耕す農夫、農家には縁側で婆さんと孫に犬。


凝って凝って凝り倒した作品です。
その隣に夏のジオラマ。

川では子ども達が裸で川遊びの最中。

線路のレールは茶色のクレパスを砕いて接着、錆を表現しているのだそうです。

ホームセンターで見つけたものを巧く転用したり工夫の賜物。

同じ染屋なんですが、良い趣味です。
自宅には嵐電などの模型も走り回るジオラマがあるとか、昔はあこがれでした。
家の中のいくつもの部屋を回る列車の模型。
男の方には憶えがあるのでは?

4月には梅小路公園に鉄道博物館がオープンしますが、大きなジオラマもあるそうです。
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工房の直ぐ側に又旅館が

昨年、工房の向いに出来た「お宿 花」に続いて今年も早めに工房の直ぐ側にまたもや旅館が出来ました。
その名も「艮」、うしとらと読みます。
殆どの人が簡素な漢字ながら読める人は稀です。
本願寺(西)の東北(艮)にある事から名づいた町名、その地名を旅館に名づけられた様です。

間口は広めですが、奥行は京都の例とは違って余り深くありません。
綺麗に改装され旅館あるいはゲストハウスの様です。

暖簾には艮の他に英語で「Campton』とありますが造語かも知れません。
露営を意味する「Camp」からなのか。


夜、点灯されると。


部屋にも灯りが。

町家は風情がありますね。

こちらは「お宿 花」と違ってまだネットでは情報が見つかりませんが、もう直ぐ色んな情報が出て来るものと思います。

京都の街は町家旅館が次々と出来ています。
届け出のない民泊も増えている様ですが、これほど綺麗に改装された一棟貸しになると費用が高くなって泊まり難いかも知れません。
夜遅くまで大騒ぎしない良識あるお客様なら地元も大歓迎でしょう。
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初日の出

明けましておめでとうございます。
思わず起されてしまったので、夜明けに間に合いました。



太陽が稜線に近づいてきました。


雲の形も消してしまう光の強さ、上がってきました。


空気が澄んでいるのか太陽光が強過ぎます。
露出補正してやっと。

殆ど雲らしい雲が無い快晴。
人出が多そうです。

快眠を妨げたのがこちら。

小さなボヤにもならない煙だったそうですが、大挙して。

皆様にとって良い年であります様に。
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五郎丸仏手柑

ここ数年、この季節になると申し訳ないのですが、これを頂いています。
仏手柑。
縁起が良くみ仏のお加護があると言います。
今年頂いたのは五郎丸ポーズの仏手柑です。

合掌しているかの様です。

お茶席の飾り物に使われる事もよくあるそうで、お茶を嗜まれる方はご存知だと思います。
仏陀の合掌する手に似ている所からその名が付きました。
インド原産の柑橘類でそのままでは食されず、砂糖漬けやマーマレードにされる事が多いとか。
香りが高いのでお香代わりにする事もあります。
九州南部や高知、和歌山で栽培されていますが、年々生産量は低下しているそうです。
工房へ送って頂いたのは和歌山のお客様。

工房では店頭に縁起物、香料として招き猫の横に鎮座しています。
専用の紫の座布団を敷いて。

さあ、お詣りに来られたし。
 
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ランチ忘年会

夜に出歩くのが億劫になってきた最近はランチで食事会をする事が殆どになってきました。
ディナーよりはリーズナブルでもあります。
行ったのは京都ホテルオークラ、こちらは地下の入口。

家内は着物で、羽織った道中着は愛犬だったビーグル犬を小さく数少なく配したもの。
ロビーには大きなクリスマスツリー。

夜なら表に飾られたイルミネーションが見事なんですが。
京都有数のホテルで、喫茶などホテル直営の店は矢張り良いお値段です。
しかし、テナントとして入っている店は驚く程リーズナブルで質の高さも想像以上。
ランチ忘年会、昨年に続いて蕎麦の「有喜屋」さん。

お願いしたのは「月替り懐石」
こちらは前菜、食事の際、あまり写真は撮らないのですがこれだけお願いして。

松葉は蕎麦をカリン糖風に仕上げてあります。
お刺身や蕎麦、しゃぶしゃぶ等、最後にアイスが順に。
京都新聞のサービス券でビール一本無料、お料理もこれで税込三千円余り。
腹一杯に味も満足。
お薦めです。

地下鉄「市役所前」は地名的には御池の河原町。
地下鉄東西線が完成する時に大きな駐車場と隣接されて地下街「ゼスト」が出来ました。
書店、喫茶店、洋服、飲食店がありますが、ここはライブ天国でもあります。
大きめの広場が二つあり、色んな催事が催されています。
余り知られていないのが勿体無い程。
一角にライブルームもあり昨日もほんの数人がお客で。
その他にアルゼンチンらしいバンドが音合わせし、側で南米らしい産品の販売も。
そしてこちらは別のライブの真最中、いい音だったので聞いていたい程。

メジャーではないけれどいい腕の人達がまだまだ居るのは励みになります。
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工房近くに京町家旅館が次々と

我が工房も小さい乍らに京町家ですが、お向いに良く似た京町家の旅館が出来ました。
今話題の「一棟貸し旅館」です。
名前は「京町家お宿 花」
出来上がってひと月近くなって改装が全て終り、看板も上がって営業を開始された様です。
営業開始が遅れたせいか、まだ宿泊客は少なめですが、夜に灯りが付く日が増えつつあります。
この旅行業者にアクセスすると部屋の様子が何枚も撮影され屋内の雰囲気が良く分かります。
旅行ネット、エクスペディア
夜、街灯が灯ると。

まだ空きはある様ですが、土日はほぼ埋まった様です。

工房近くで町家を旅館に改装した所はいつの間にか増えていていました。

ごく近くだけを紹介します。
地図が一番下にありますので参考に。
「花」の横の新町通を北へ上がると、遠くからその味に惚れた方が訪れる「招福亭」

その隣の白山湯を通り過ぎて少し行った所に「お旅宿 月屋」があります。

古い佇まいはそのまま旅館にされた様ですが、中は綺麗にされています。
ほむぺ

新町通を少し南に戻って六条通を西に。
京都以外では珍しい「麩」の専門店「麩籐」
季節が許せばこちらの生麩は土産物として喜ばれます。
粒あんの入った笹巻麩が茶菓子としても優れものです。

ほむぺ

この前を通り若宮通を過ぎた所にあるのが「なごみ旅館 悠」

割と大きめの町家ですが、向う側に見える小さめの連棟の二軒の町家も同じ旅館。
その連棟の夜景。

ほむぺ
外国人も良く利用、黒人の青年が刀を持った侍姿を撮影した事があります。
嬉しそうでした。

六条通を少し戻って若宮通を南下すると「京宿 ロマン館」があります。
可成り奥行もある建物で、右側の露地の奥まで関連施設に。
ランチや昼食のテイクオフも始めたそうですが、ここには「の輪」という変わった名前のカフェ バーも併設。
テレビ等でも紹介されているのでご存知の方も居られるかも知れません。
夜景は。

露地の奥まで見えます。
なごみ旅館悠と同じ方が経営されているそうです。

毎年取り壊されて消滅の一途だった京町家がアトリエや旅館に変身して残っていくのは良い事だと思います。
こちら周辺の略図も掲載しておきます。

少し離れればもっと京町家の旅館が出来ています。
 
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