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遊そぞろ

京町家 染工房 遊のブログ

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桐箱の芸術が身近に

JUGEMテーマ:アート・デザイン
先日、お客様から着物一反を贈答するのに桐箱を探して欲しいと依頼されました。
工房の近くにあった事を思い出し訪問してみました。

そのお店は堀川通五条下ル西側にあります。
西本願寺北側にある東急ホテルの北側、初めてお伺いしました。
お店の外観。
箱灯
お店の名前は「箱藤商店」
写真に見えるところが店舗で作品が展示してあります。

元々、贈答用の白生地を入れる為の桐箱を専門に作っていたそうです。
最近は少なくなりましたが、桐箱に入った白生地を結婚祝いにする事が当り前の様にされていました。
結婚祝いだけでなく、お世話になったお礼として贈られる事も。
事実、一年程前には桐箱入りの白生地を世話していますが、その時は浜縮緬の組合が準備してくれたのでこの箱藤さんを思い出さなかったのです。

今回探してくれと依頼されたのは白生地一反分、三丈物を入れる桐箱。
ありました。
税込2,100円。
高くはありません。
何故ならこの店の南側は桐箱製造の工房になっていて、我が工房と同じく製造小売も手がけているからです。

店の中を覗くと桐で作った色んなものが展示、一個からでも別注を受けるとの事。
作品の多くは綺麗に絵が描かれたもの。
その絵が非常に丁寧で工芸的、それに価格が割安。
四条通や東京の店頭に並べば倍から三倍の価格になると思われる良心的なもの。
この絵は図案家や友禅絵師に依頼するとの事ですが、着物の図柄そのもの、和の心髄をいくものでした。

店内は撮影禁止でしたが、ホムペには作品が沢山掲載されています。
http://www.hakotou.co.jp/

工房の近くには和紙などの紙を扱う「津久間」さんなど、かなり良心的価格で販売する店が多い様です。
工房近くにお越しの際は「箱藤」さん、「津久間」さんへも立ち寄られる事をお薦めします。
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大阪発魚屋さんの回転寿し

JUGEMテーマ:グルメ
  昨日は義母が入所する老人ホームへ行ってきました。
ひと月かふた月に一度訪れる事にしています。
義姉一家が面倒を見てくれているのです。
場所は大阪堺、京都からわざわざ来てくれると義兄が昼食に連れて行ってくれます。
気を使うので、何度も断ったのですが「いいから、いいから」と。

行き先は毎回堺市北区の堺中央総合卸売市場にある「大起水産」という魚の卸屋さんが経営する回転寿し。
同じ市場内の一角にあります。
通りから見た寿司店。
大起水産1
ほぼ十一時に入ったのですが、待合室にはこれだけの人が居ます。
大起水産2
土日の夜は凄まじい行列が出来、表にまで並ぶ事に。
この待合室の右隣がメインの回転テーブル。
休日はまぐろの解体ショーも丁度昼頃にやっています。
大起水産3
左側のボックス席と右側のカウンター席。
この左奥にも回転テーブルの部屋があります。
良く行くのはこの部屋。
大起水産4
こちらにもボックス席とカウンター席があります。
そしてその奥にももう一つ回転テーブルの部屋があります。
今回は初めて一番奥の部屋に入りました。
つまり三部屋に分かれ、客の量で順に奥を準備する様です。
大起水産5
真ん中に居る集団が一緒に来た甥や姪の家族、私たちが堺に来るとここへ来る事が分かっているので自然と集まってきます。
ご覧の通り赤ちゃんまで。
注文すればアイスクリーム等が頼めますが、子供が喜ぶものは回転台には回ってきません。
何処かの回転寿しとは大違いです。
ここの売りは何と言っても魚屋さんの経営する寿司店、新鮮、ネタの大きさが秀逸という事に尽きます。
大起水産6
寿司のレーンは二列、逆に回ります。
ご覧の通り本マグロの大トロ一貫が368円、安いものは105円から。
この大起水産の回転寿しは創業以来大人気であっという間に店舗を拡大しています。
だんだんと京都に近づいてきたので楽しみです。

市場の中にある魚の大起水産店舗も大きく、何時も賑わっています。
水槽もあり、食後には魚を買って帰る事が多め、安いからですね。

貴方の街にいつか開店される事を願っています。
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鉾参道工芸展

JUGEMテーマ:ファッション
  工房にこんな張紙があります。
鉾参道1
鉾参道工芸展の案内です。
西陣の一角に工芸作家が何故か集まっている街角があります。
今宮神社の祭に参加する「鉾」が三つある事などから「鉾参道」と名付けられました。

消費者の方は年々智慧と行動力を身につけて居られます。
生産者に近づけばより安く、より安心に、より丁寧な買物が出来る事を知って居られます。
我が工房もその一つなんですが、ここ鉾参道も同じ。
こういう行事ですから、遠慮なく作家、職人と顔を会わせて話が出来るのです。
相手は待っていますから、こういう機会に生産者と直接渡り合って、自分好みの作品を作る練習をされたら如何でしょうか?
相手は商売人ではないので無理売りはしませんが、嫌ならはっきり断る事。
自分の好みを出来るだけ上手く伝える事。
ちょっと値切ってみる事。

実は工房とは縁の深い所なんです。
この張紙を工房に持ってきたのは染屋さん。
昔からの友人だったのですが、工房を開いてから色々と助け合っています。
奥様が刺繍作家、見事な腕前です。
我が工房の名前を出すとちょっと安くしてくれるかも知れません。
高くなったりして。

もう一つ、この参道区域に我が工房のぼかしや引き染めをしている職人さんが居るのです。
本人以外の職人もスーパーな技術者なんですが、前に出たがらずこの工芸展の参加も遠慮し続けています。
鉾参道2
今回は被災地の物産販売もしています。

地図を拡大しました。
鉾参道地図
京都は市バスの充実した街です。
一日乗車券も500円で運転手から買えます。

機会がありましたらどうぞ。

ホムペはこちら
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和菓子の名店:笹屋伊織

JUGEMテーマ:グルメ
京都は下京区七条通の大宮を東に入った南側に和菓子の老舗「笹屋伊織」があります。
お使い物にするお菓子と、来客用のお菓子を買いに行った時撮影しました。
創業は享保元年と言いますから西暦1716年という古い和菓子屋さんです。

表は近代的乍ら風情のある小さなビル。
笹屋伊織1

中に入ると
笹屋伊織2
奥に額が飾ってありますが「左市遺店」と書いてあります。
その意味は京都の真ん中を走る朱雀大路(現代の千本通)を挟んで東側を左京、西側を右京と呼びそれぞれに市がありました。
左京の市(現代の堀川七条付近)にあった古い店と言う意味が「左市遺店」正式には「平安左市遺店菓匠最旧老舗 笹屋伊織」と呼ばれていたと言う言い伝えなんです。

ま、古いお店と言う事です。

この笹屋伊織は毎月、東寺の弘法市に合わせて20日〜22日の三日間だけ「どら焼き」を販売するので有名。
どらえもんに出て来る「三笠」ではなく竹の皮で包んだお菓子で、大変手間がかかるために月に三日しか販売しないとか。
しかし、ネットからの予約は受け付けるそうです。
価格は¥1,365。

普通の和菓子も売っていますが、京都の和菓子からするとちょっと高め。
桜餅は¥210。
価格は嘘をつきません。
京都で桜餅の価格が¥120までのものは食べても「ああ美味しい!」という言葉が出ないのが普通。
¥150辺りになると不味いのは珍しくなります。
一度哲学の道近くの和菓子屋さんで¥300を越える桜餅を食べましたが、それはそれなりに美味しかった。
でも、¥300以上出す値打ちはありませんでした。

私の買ったのは「くず餅」
思いのほか日持ちするのはくず餅ときな粉、黒蜜が分離されビニールで密封されているからです。
ただし、自分で袋から出して、きな粉と黒蜜をかけて食べると言う手間を掛けねばなりません。
京都の和菓子にはこういった自分で手間を掛けて食べる和菓子が沢山あります。

包装の合間にお茶とお菓子を頂きました。
笹屋伊織3
買えば¥210するはず。

この笹屋伊織のホムペはこちら
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小粋料理「たけうち」

 十六日、中学時代からの親友が開いてくれた新年会がありました。
参加者はその親友T氏と奥様、その親友の高校時代の親友Y氏と私の四人。
T氏の奥様は私の小学校中学校では一学年下の後輩になります。
Y氏とは一度も学校を同じくした事は無いのですが、T氏との縁で高校時代からの長い付き合いです。

その新年会が開かれたのが今回ご紹介する小粋料理「たけうち」さん。
そのたけうちさんの直ぐ隣に、T氏の高校時代からの友人が道楽でやっている様な、備前焼を名物にした喫茶店があったのがご縁の始まり。

店の中はこの通り。
小粋料理「たけうち」1
小粋な女性が一人で切り盛りするお店でカウンターのみ、八人位しか入る事は出来ません。
女将さんは京都の人らしく出しゃばらず控えめながら、ちらちらウィットに富んだ言葉を発して全くの自然体で憩う事が出来ます。
この自然体で居られると言う事は何よりのごちそうですが、出してもらえる料理も大層な京料理ではありませんが味付けは見事といえるごちそう。
野菜を美しく盛りつけたヨコワのたたきと言うかカルパッチョと言うのかそんな料理を始め、出て来る料理はそれぞれに美味しかった。

当日のメンバーはこちら。
小粋料理「たけうち」2
許可を得ていないのでぼかしました。

そして、店の奥に変った空間を発見しました。
小粋料理「たけうち」3

回り込むと。
小粋料理「たけうち」4
この場所で小さな宴会が出来そうです。
書籍も文庫から全集まで。
反対側には三味線まであります。
小粋料理「たけうち」5
有名な焼酎も。

店に寄っては過ぎたおせっかいが邪魔になる事もありますが、この「たけうち」さんは極めて自然体の女将さんがゆったりした時間を作ってくれる良いお店でした。

場所は二条城の南にあります。
猪熊通御池下ル東側、電話は075-811-3829
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隠れた名店、和菓子の幸福堂

京都は和菓子の宝庫。
その季節、季節で食べる和菓子が決まっているという伝統もあります。
例えば、六月三十日には「水無月」と言う外郎の上に甘い小豆を乗せた三角形のお菓子を食べます。
これを食べると夏の間元気で居られると言います。
これは外郎が氷室の氷を表し、六月の三十日にこの氷を食べると夏やせしないという宮中の行事に由来します。
小豆は悪魔払いの効能があると言われているのも「水無月」に使われる由来とされています。

この水無月、特においしいのが今回紹介する「幸福堂」
場所は

「幸福堂」と聞いて壬生寺近くの「幸福堂」を思い浮かべる人も居られるでしょう。
「きんつば」で有名ですが、この松原の「幸福堂」の分家さんです。
もう一軒、最近分家した「幸福堂」もあります。
店主の弟が十年程前に向日市に開店しました。
こちらが松原通にある本家の「幸福堂」
創業明治元年。

十年余り前にこのビルに移転、それまでは四、五軒西にありました。
今は倉庫に。

この暖簾は奥様の手描とか。
思い描く暖簾が手に入らないそうです。

和菓子の店は単品だけ、ほんの数種類、多品種の店に分かれます。
幸福堂は多品種を製造しています。
多品種なのにそれぞれが一定以上の味をしているのは見事です。
和菓子ではないのですが「赤飯」も秀逸。

店内ですが、男女二人の店員は従業員。
他に製造専門の方も。

種類が豊富で、どれが名物と言われてもそれぞれ味は優れていますが、それでも名代になっているのが「ぎぼし最中」
牛若、弁慶の五条大橋の欄干のぎぼしがモチーフです。
松原通が昔は五条通であったいわれもこの「ぎぼし最中」に託されているのかも知れません。
この最中を有名にしているのが「弁慶」とあだ名する形。
上に開いた最中にはあんこがたっぷり、見ただけで満足しそうなあんこの量に驚かれる事でしょう。

時代と共に味は変化しています。
終戦直後は砂糖は手に入らなかったので、さつま芋をあんこにしたとか。
甘い物に飢えていた人達は行列を作ったそうです。
習慣として甘さに飢えていたは時代は長く続き、砂糖の使用量は凄い物で甘くなければ和菓子でないとされていました。
しかし、時代が成熟するに連れ甘みを抑えた和菓子が好まれる様になって昔とは比べ物にならない程、あっさりした甘さになっています。
これは京都の和菓子業界全体で言える事でしょう。

近くに寄られたら是非、お立ち寄り下さい。
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敷居が高そうな和紙屋さん「紙 津久間」

「遊」の独断と偏見で、気に入った観光やお買い物などのスポットをご紹介するコーナーを作りました。

その第一回です。

それはいかにも高級店で価格も高そうな和紙のお店。
「紙 津久間」さん。

作家名と落款を押した色紙をお得意先から頼まれた際、その色紙をこのお店で買い求めました。
その時の印象が「あまり高くないなあ」というもの。

その後、東京から来られたお客さまは和紙のお店で働いて居られる方でした。
その方がこの「紙 津久間」さんに立ち寄られていたのです。
その方のお話では、
「すっごく驚きました。あんな高そうなお店だけど、お安いの」
「私の店で扱っている和紙の仕入れ値より安い」
「思わず買って東京に送ってもらったの」ですって。

我が工房では彩色筆を消費します。
材料屋さんにも近年は安くて良い筆はありません。
そこで彩色筆を求めて「紙 津久間」さんを訪れました。
習字の筆が多いのですが、友禅の彩色に使える筆も結構沢山あります。
それが高くないのです。
それに、紙類は定価そのものですが、筆は一割引してくれました。
ちょっと不思議。
ただいま試用中です。

お店。
和紙の津久間さん
京都らしい佇まいです。
清水寺御用達だそうです。
斜め向かいには楽天でお店を展開されている有名な座布団の「一疋屋」さんがあります。

地図。
津久間さん地図
染工房 遊から花屋町通を西へ五メーター、新町通を南へ五十メーターぐらいの近くにあります。
京都駅からも徒歩で十分余りで行けます。

京都には大通りに面していない素敵なお店が、素敵な商品を、素敵な値段で売っている所が沢山あります。
どうぞ、ごゆっくりご散歩を。

「染工房 遊」で聞いてきたと仰っても特典はありませんのでご期待なく。
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