工房の小物作品、ご覧あれ

  • 2018.11.08 Thursday
  • 07:14

染工房 遊は着物の染を生業にしていますが、染の技術を生かして沢山の小物も手づくりしています。

来る11月10日より25日迄、その小物のオータムセールを開催します。

どんな小物を作っているのか、一挙にご紹介致します。

それぞれ一点しか制作しない事が多いので、同じものが余りありません。

 

着物屋なので正絹を使うのが殆どですが、帆布も良く使います。

先ず「遊にゃん」「遊ワン」のキャラクターでトートバッグ。

手描で定番として人気なのがこの形。

前と後。

A4サイズですがB4サイズでも。

風神雷神や弁慶義経などキャラクター柄も制作しています。

A4サイズで2,500円,B4サイズで3,000円。

 

こちらはボトルケース。

ペットボトル用ではなくサーモス水筒をぶら下げる為の袋。

約14センチX21センチで価格は1,200円。

図柄はこの二種類で色違いを数種類用意しています。

 

こちらはポーチ。

内側には正絹の無地生地を使って二重に。

どちらも同じ図柄で数種の色違いで。

大きさは巾が約19センチ高さが約12センチ、価格は1,600円。

 

動物の形をしたペンケース。

チャックは前に付けていましたが、お客様の要望で裏側に付けるものも。

熊や兎、鼠、ペンギン等も。

もちろんワンちゃんもあります。

大きさは縦がやく22.5センチ、横が約11センチ。

価格は2,300円です。

 

こちらは先日紹介した新作のらんちクロス。

大きさは約40.5センチ四方、価格は1,100円です。

裏側に三角巾をつけワンポイント柄付けしています。

図柄はワンちゃんとねこちゃんが何種類か。

 

こちらは家紋を少し崩して素描で仕上げたティーマット。

面白い家紋を選んでいます。

大きさは巾が約31センチ、高さがやく20センチ。

価格は750円です。

 

綿生地を使ったものとしては素描の動物ハンカチがあります。

価格は480円。

ハンカチでは絞りで染めたものも人気でそちらは580円です。

 

こちらは「やすらか」という文字を筒描きで仕上げた数珠入れ。

親鸞聖人のお言葉「安穏」を意味しています。

金属バネの口金を使用。

大きさは巾が約9.5センチ、高さが約15センチ

価格は1,100円。

裏側も正絹の無地生地を使っています。

 

「メガネ入れ」生地は正絹ですが染付けはプリントで。

こちらは北斎の肉筆画「狐法師」

柄数は豊富です。

現在はメガネ保護の為、絹の生地を三重にして仕立てています。

巾は約8センチ、高さは約18センチ。

価格は950円です。

これと良く似た形でスマホ入れも作っています。

 

こちらは小銭入れ。

と言っても、小物入れに使われる事が多いそうです。

お気に入りの家紋を入れて欲しいと言う注文が多め。

別注を受けた時、硬貨を入れるのかお聞きしています。

硬貨専用だと内側を補強。

巾は約8.5センチ、高さは約13センチ。

価格は950円です。

 

工房の定番と言えば巾着「大中小」とあります。

こちらは「小」、一番人気は「兎の民話」シリーズと梟。

プリントで染めています。

大きさは巾が約9.5センチ、高さが約17センチ。

価格は950円。

龍や虎、鳳凰など柄数があります。

時に舞楽の蘭陵王の別注も。

「中」は同じコンセプトで制作。

大きさは巾が約15センチ、高さは21センチ。

価格が1,200円となっています。

 

こちらは「木玉付き大巾着」。

プリントではなく手描友禅で染めています。

こちらの柄は「真向い兎」他には宝尽くしや雪輪などの伝統柄が。

二重になった内側を外に垂らし、そこに柄入れしています。

写真の黒部分の上半分は向う側に垂れる形。

向う側に垂れた状態で大きさは縦が約23センチ、横巾が約20センチとなっています。

柄入れを逆にしたものを別注頂く事も。

価格は2,600円。

 

同じく手描友禅で染めたポーチ。

巾は約19センチ、高さは約12センチ。

薄色から濃い色迄柄数も豊富にあります。

価格は1,500円。

 

同じく手描友禅で染めた小さめの「がま口」

巾は約9センチ。

厚めの手織りの紬生地を使っています。

価格は1,500円。

 

手描友禅と言えばこのトートバッグはお薦め。

丁寧な作りで仕上げているので和装には似合いそうです。

裏側も正絹、大きさはA4サイズがすっきり入ります。

価格は5,500円。

本来は有り得ない価格ですが、トートバッグとしては品格がちょっと高めかも。

 

こちらは「和ぶくろ」

旅行鞄等に入れておくと下着や靴下等をポイと放り込んでおける便利袋。

裏側も上向きに柄付けしてあり、この和ぶくろ専用にプリントしています。

柄数や地色も多いので、この価値の分かった方は何度もリピート頂いています。

絹生地で手触りが良いのも。

価格は950円。

 

友禅繋がりでタペストリー。

振袖の晴れやかさをご自宅にお裾分け。

生地が着物生地なので生地部分の巾は約38センチ、長さは約80センチ。

価格は4,800円です。

 

こちらはネクタイ。

左側は疋田縞ぼかし。

疋田地紋の生地は入手が出来なくなり残りわずかに。

右側は手描友禅のワンポイント柄。

兎踊りや纏、鳳凰、鳥獣戯画などの和風から写真の自転車やギターなどの洋物まで。

 

次はヘアーバンド。

花柄と無地ですが、鉄紺の無地が現在一番人気です。

見た目以上に手間のかかる作品。

価格は600円。

似た雰囲気で「シュシュ」も制作、こちらは150円のコースターと人気を二分しています。

シュシュは250円、小さめは150円。

全て正絹です。

 

ネクタイの疋田縞ぼかしは半襟にも。

無地の半襟も疋田地紋の生地を使用、こちらの生地も残りわずかに。

疋田の半襟は無地、縞ぼかし共1,200円。

 

半襟でも「はんなり半襟」は結構人気があります。

優しくワンポイントに。

こちらも価格は1,200円です。

 

首に巻くものとしてショールがあります。

こちらは手描ローケツの一種「ダンマル描き」で染め上げた物。

半幅に折って仕立てています。

幽玄的な仕上りに。

巾は約17.5センチ、長さは房なしで2m弱。

価格は7,800円です。

色違いで。

 

ショールではペイズリー地紋の丹後縮緬を使った段染めが一番人気。

巾が45センチですが、ショール用に織られた生地は薄くて手触りが抜群。

長さが約2m。

配色も秋、冬、春用多岐に渉っています。

価格は6,500円。

 

同じ生地を使ってローケツの堰出し技法と二度伏せで染めたもの。

このショール3回地染めしています。

価格は12,000円です。

ご来店のお客様が一桁高く勘違いされたという質感があります。

 

帯揚も染めていますが、ショールに使うという方も多めです。

手描友禅の別注も多い帯揚で定番として染めているのが下の作品。

左は下染めの後、筒描きでゴムを丸く伏せ黒地に染めたもの。

右はショールと同じ段染め。

段染めは小紋や道行、それにお洒落着としての訪問着にも使っています。

生地は丹後で織られた古代縮緬。

価格は両方とも5,800円。

 

最後は定番の二色の染分け。

配色は様々。

二色染分けの帯揚は3,500円です。

 

以上、工房を代表する作品でした。

 

京都へお越しの際は是非お立ち寄り下さいませ。

ローケツの小紋にはこんな作品も

  • 2018.10.26 Friday
  • 06:33

先日、ローケツの目返しの小紋をご覧いただきました。

手描友禅の古典的な京風小紋はお客さまのご注文で何度も染めていますが、民芸風な味わいはローケツならでは。

 

前回は蝋の上から被った味わいを見て頂きましたが、今回は糸目筒描きと同じ様に線で防染して彩色したものをご覧頂きます。

単純に「角更紗」

光の加減で上と下が色が違って見えますが、ぼかしでなく同じ色です。

白の線を蝋で描き彩色したもの。

拡大すると。

糸目の筒描きより太めになりますが、適度に太細がついて味わいがあります。

 

もう一柄は「段更紗」

 

拡大すると。

 

全て手描なのでやはりそれなりに時間がかかります。

更紗なので誰もが普段着でもお呼ばれでも、使い回しがしやすい着物と言えます。

手描友禅のがま口

  • 2018.10.10 Wednesday
  • 06:39

「がまぐち」漢字で書けば「蝦蟇口」英語で書けば「Bamboo Shoot」あるいは「Flog Mouth」もう一つ図柄からすると「Treasure Case」つまり「宝物入れ」になるかも。

手描友禅で染めた図柄が「宝尽くし」ですから。

出来上がりの一分がこちら。

左側が金茶と濃い紫、真ん中の筋が深い臙脂、右側が黒地です。

金具がライトの加減で光ったり沈んだりしていますが同じものです。

金具の横巾が7.5cm、小さめの「がまぐち」です。

大きいと金具がかなり高価になるので、小さくしっかりした物を選びました。

使用生地は手織りで厚めの紬、稀少品を使っています。

内側の生地も耐久性を考えてラメ入りの正絹生地を使いました。

 

宝尽くしのそれぞれの柄、名前が分かる人は可成り古典文化に詳しい方です。

縁起の良い宝尽くしのがま口、金糸目友禅の手描で価格は¥1,500です。

お問合せやご注文はホムペのお問合せから。

http://some-u.com/contact/

工房の行灯:紅葉の窓で思惟の遊にゃん

  • 2018.10.01 Monday
  • 08:46

台風24号で被災された皆様を心からお見舞い申し上げます。

今回、京都は直撃を免れています。

進路の左側になったので中心が名古屋辺りになってから雨風が急に強まりました。

ゴーゴーとうなり声を上げています。

 

工房の行灯が秋モードになったのでご紹介します。

「悟りの窓」で思案中の遊にゃんです。

昼行灯。

悟りの窓は京都鷹ヶ峯の源光庵が有名。

遊にゃんは何を悟ったのでしょうか。

「我輩は猫である」かも。

 

夜行灯は。

 

9月30日は航空便は全面ストップでしたが、宮崎からお客様が来られました。

完全に無理だと思っていたら、何と前日の最終便に変更されていました。

振袖の前撮り写真を見せにわざわざ。

何と有難い事です。

らんちクロスは如何?

  • 2018.09.28 Friday
  • 06:18

ランチタイムのお弁当を楽しみにして居られる方がいらっしゃいます。

そんな方への朗報です。

 

お弁当を包む「らんちクロス」を作りました。

おニャン子とワンちゃんを手描、生地は生成りの帆布です。

おニャン子から。

返った部分にも野菜、果物、食器を描き入れました。

小物用の角袋も装着済みです。

 

 

人気のぶさ可愛いおニャン子も。

 

次はワンちゃん。

 

 

 

お弁当を包むとこんな風に。

「らんちクロス」の大きさはほぼ正方形、縦横が約40.5cm。

価格は1,100円(税込)です。

 

ホムペのお問合せのページからご注文頂けます。

安価な定形外郵便でお送り出来ます。

 

さあ、お昼を楽しみに。

手描友禅のネクタイに新作

  • 2018.09.24 Monday
  • 10:12

手描友禅のネクタイに新作が出来たのでご紹介します。

金糸目友禅。

 

左は「サブマリーン」潜水艦、真ん中は江戸の旅人「天秤担ぎ」右は「天狗面」。

お面では能面の小面と般若がありますが、今回は天狗。

 

左と真ん中が鳳凰二態、右が崩し葉に宝尽くし。

 

左は懐中時計、真ん中は浮線蝶崩し、右は七宝と提板を意匠化。

着物生地を使って制作しています。

価格は3,800円。

 

単衣のお誂えは七福神

  • 2018.09.21 Friday
  • 06:30

ご結婚の記念日が9月、その撮影に合わせて単衣のご注文を頂きました。

着姿のお写真を頂き、ご了解を得たのでご紹介します。

 

ちょっと変った図柄。

何と七福神、それもワンちゃんです。

頂いた参考図柄はそのまま使えないので全面的に描き直ししています。

好まれた地色は単衣には珍しい暖色の「支子色」くちなしいろ)でした。

華やかな着物にしたいとの事で、地色は工房で顔映りを見て決められています。

お仲の良いのはご覧の通り、羨ましい限りです。

 

単衣なのでご希望の晴れやかさの中にも涼しげさが必要。

相反する命題に配色は明るいめを選定しました。

図柄はメールのキャッチボールで、七福神に目出度い宝船と宝尽くしを合わせて使うことに。

 

上前のメインには「宝船」を、鏡に映った後姿には残りのワンちゃん七福神も。

 

立ち姿。

 

前を拡大して見ました。

 

以前、同じ様にご夫婦で撮られた記念写真をご覧頂いているので、覚えておられる方も居られるかもしれません。

子供の記念写真を撮られる方は多いと思いますが、夫婦あっての子供、記念撮影したり仲の良いのは何事にも増して良い事だと思います。

 

新作の段染めとローケツのショール

  • 2018.09.16 Sunday
  • 06:24

ペイズリー地紋の丹後ちりめんを使った段染めのショール。

人気があって制作を続けています。

公開したことのない配色の段染めが出来たのでご紹介します。

段染めは道行からお洒落な訪問着まで使われる刷毛を使った手描です。

抜き房は専門の職人さんにお願いしています。

掻練(かいねり、鉄色、紫紺の組み合わせ。

こちらは茜色、灰青、黒紅の三色。

 

こちらは金春色、白群、藍鉄の三色。

人気の配色はほぼ同じ配色で制作を続けています。

 

今回ローケツの堰出し技法を使ったショールを制作しました。

蝋を描いて、自然乾燥で染め、その後に又蝋を描いて染めるを繰り返すというもの。

ファッショナブルに仕上がっています。

「ウンカナーレ」運河をイメージして。

 

「カリコ」更紗。

 

「エレナ エ トルビーネ」光と渦。

 

「アラベスコ」モスクのタイル柄。

 

大きさは幅が45cm、長さが約2m。

価格は段染めが6,500円。

ローケツの堰出しは12,000円です。

いずれも税込価格。

手描友禅タペストリーの新柄

  • 2018.09.08 Saturday
  • 06:33

手描友禅のタペストリーに新作が出来ました。

お部屋を明るくする配色と柄。

振袖の様に若々しくお部屋を照らします。

 

臙脂の地色に吊り雛ならぬ「吊り雪輪」。

 

同じく、臙脂地の「扇面に宝尽くし」霞取りで変化を。

 

こちらは染め分けした地色に「連桜」

桜も意匠化してモダンに。

 

こちらは鉄紺地の「紐蝶」。

鉄紺とは深い青緑。

 

こちらも鉄紺地の「抱き蝶紋」。

 

こちらは黒に近い紫紺の「青海兎」。

兎と波は取り合わせが歴史的です。

 

最後は黒地の「丸取段」

手描友禅の良さを広く知って頂ける様、お求めしやすくなっています。

 

価格は4,800円、お部屋を生き生きとさせますよ。

普段着の単衣小紋

  • 2018.09.03 Monday
  • 13:56

そろそろ単衣の季節、普段着に使える小紋を作ってみました。

手描友禅と素描でそれぞれ一点を。

手描友禅は瓢箪をモチーフに。

生地は丹後縮緬紋意匠、地色は白鼠。

単衣向きの涼やかさをイメージしています。

拡大すると。

もう一カ所。

 

もう一点は素描で地紋起し。

蔦の柄です。

地色は薄砂色。

拡大すると。

薄墨で素描し、金泥で糸目線を描き上げています。

ポイントにレモンイエローの蔦の葉も。

もう一カ所。

 

普段着の単衣としてはもちろん、お茶席にも使える用途の広い着物になります。

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