京都最後の紅葉:城南宮

  • 2018.12.09 Sunday
  • 18:40

昨日、京都では一番遅い紅葉の名所と言われる城南宮へ行ってきました。

城南宮は平安遷都の頃の創建で都の裏鬼門を護る社として守護されてきました。

「方除けの神様」として知られています。

戦乱で焼失しましたが、取り囲む様に離宮が築かれ院政の拠点となったとか。

この離宮は方位の災いを無くす為、宮家の転居や旅行の際の前に滞在する拠点となりました。

その影響もあって京都では、新築の際の地鎮祭では城南宮の「清めの砂」を撒いたり祈願するのが習わしになっています。

 

こちらは拝殿から見た本殿。

 

こちらは巫女さんが舞を踊る神楽殿。

 

紅葉を求めて神苑に、拝観料は600円。

入って直ぐ驚いたのは枝垂れ梅の数。

それほど広くない場所に150本程植わっています。

梅は新しい枝に花芽がつくので2月頃が楽しみです。

紅白が混ざっているそうです。

 

平安の庭周辺は紅葉が見頃でした。

お楽しみ下さい。

 

 

 

 

 

藤棚の黄変も。

 

城南宮は「曲水の宴」でも有名です。

水の流れは禊を意味します。

流れの縁に座って流れてくる盃がくる前に和歌を詠み、その盃の酒を飲み干し次に回すという宮廷の宴。

こちらがその場所になります。

 

城南宮道を挟んで南側にも綺麗な庭があります。

池には見事な緋鯉。

 

こちらは茶室「楽水軒」

広い綺麗な庭を眺めながら一服の茶といきたいところです。

 

こちらの庭にも紅葉があります。

左は山茶花みたい。

藤棚もあります。

 

ぐるっと反対側はこんな庭。

桃山の庭と名前が。

こちらから見えませんが、この向う側にも白砂の城南離宮の庭があります。

 

お茶を頂ける茶席の前はこんな紅葉が。

 

もう少し多めならと思うお茶でしたが美味しく頂きました。

料金は300円。

 

城南宮は鳥羽伏見の戦いの開戦場所にもなったところ。

院政の拠点であったり歴史の表舞台でした。

京都のそぞろ歩き情報 嵐山花灯路が始まります 12/8更新

  • 2018.12.08 Saturday
  • 06:31

紅葉は東本願寺別邸「渉成園」と旧三井家下鴨別邸と城南宮以外は見頃が過ぎました。

 

秋の特別公開もほぼ終了、観光客も減りましたが通の方はこれからが本番、露地歩きを楽しまれます。

それでも、車で上洛される方もまだまだ多い様です。

今日12月8日から「嵐山花灯路」が開催。

 

年が開けると、有難ーいお詣りの案内も紹介します。

 

染工房 遊はご来店をお待ちしています。

十二月の定休日:9日10日11日17日18日24日25日29日〜年末年始休業
臨時休業になる事もあり、ご来店の際は事前のご連絡をお願い致します。
お客様が重なると十分なご説明が出来ない場合があります。

工房の定休日にご来店頂く場合、前もって連絡頂ければご相談させて頂きます。

  
花見頃 

山茶花:三千院、寂光院、城南宮、善峯寺

不断桜:實光院、妙蓮寺

紅葉見頃     

見頃:旧三井家下鴨別邸、渉成園、城南宮

 

ライトアップ

高台寺:〜12/9 600円 075-561-9966

圓徳院:〜12/9 500円 075-525-0101

東寺:〜12/9 1000円 075-691-3325

 

嵐山花灯路 12月8日〜17日

二尊院、大河内山荘、天竜寺の夜間拝観はありません。

土日は規制があるのでご注意を。

 

伏見五福めぐり 1月1日〜15日

朱印料:一社300円  専用色紙:1000円

長建寺:京阪、市バス「中書島」

藤森神社:JR奈良線「JR藤森」

大黒寺:近鉄京都線「丹波橋」

乃木神社:JR奈良線「桃山」

御香宮神社:近鉄京都線「桃山御陵前」

 

都七福神めぐり 1月1日〜31日

授印料:お軸500円 大護符・御宝印帖300円

恵美須神社:ゑびす神・商売繁盛 四条京阪前

松ヶ崎大黒天:大黒天・開運招福 地下鉄「松ヶ崎」

東寺:毘沙門天・七福即生 勝利運 近鉄「東寺」

六波羅蜜寺:弁財天・福徳自在 市バス「清水道」

赤山禅院:福禄寿・延寿福楽 市バス「修学院離宮」

革堂 行願寺:寿老神・不老長寿 市バス「河原町丸太町」

黄檗山 萬福寺:布袋尊・諸縁吉祥 JR奈良線「黄檗」

問合せ:六波羅蜜寺:075-672-2100

京都定期観光バス毎日運行 075-672-2100

大人8800円

 

京都十六社朱印めぐり 1月1日〜2月15日 

朱印料:1社300円・・専用の朱印帳に限る

今宮神社:健康長寿・良縁開運 市バス「船岡山」

わら天神:安産・厄除け・子授け  市バス「わら天神前」

御霊神社:心安穏・厄除・学業成就 地下鉄「鞍馬口」

熊野神社:縁結び・安産・病平癒 市バス「熊野神社前」

岡崎神社:子授け・安産・縁結び・厄除 市バス「東天王町」

若王子神社:学業成就・商売繁盛 市バス「南禅寺」

粟田神社:旅行安全・厄除 市バス「神宮道」

豊国神社:出世開運・良縁成就・商売繁盛 市バス「博物館 三十三間堂前」

市比賣神社:女人厄除 市バス「河原町五条」

新熊野神社:健康長寿・病平癒・お腹守護 市バス「今熊野」

六孫王神社:出世開運・家運隆昌 市バス「六孫王神社前」

春日神社:厄除 病平癒・交通旅行安全 市バス「西大路四条」

吉祥院天満宮:学業向上・合格祈願・開運招福 市バス「吉祥院天満宮前」

藤森神社:勝負運向上・馬保護 JR「JR藤森」

御香宮神社:安産・厄除・病平癒 近鉄「桃山御陵前」

長岡天満宮:合格祈願・開運厄除 阪急「長岡天神」

 

非公開文化財特別公開 1月10日〜3月18日 一ヶ所600円

問合せ:京都市観光協会 075-213-1717

休止日や公開時間など異なるのでご注意

建仁寺 正伝永源院:狩野山楽障壁画 1/10〜27  3/1〜18

建仁寺 両足院:若冲と等伯

建仁寺 霊源院:一休、今川義元修行の寺

智積院:等伯の障壁画 〜2/28 800円

東福寺 光明宝殿:東福寺秘蔵襖絵、仏像 3/1〜18

大徳寺本坊:方丈を飾る狩野探幽障壁画 1/16〜18 1/21 2/21 3/1休止

相国寺 慈照院:足利義政と桂宮の菩提寺

本法寺:等伯など

善想寺:身代わり地蔵と上皇の石仏 毎日曜10〜13:00休止

仁和寺 金堂経堂:宮殿建築と輪蔵 2/2 2/3 2/14 2/15 3/3 3/4経蔵のみ300円

転法輪寺:御室大仏と裸の阿弥陀如来像 1/20休止 2/24は13:00より

妙心寺 天球院:狩野三楽、山雪の障壁画

妙心寺 麟祥院:海北友雪の龍図

妙心寺 龍泉庵:等伯の襖絵 3/28 3/1休止

東寺 五重塔:初層内陣 800円

 

『長期』休止日有り:お問合せを。(春秋:京都春秋事務局、協会:京都市観光協会 

〜12月9日 秋の特別公開 宝厳院 500円 075-861-0091

〜12月9日 秋の特別公開 弘源寺 500円 075-881-1232

〜12月9日 秋の特別拝観 大徳寺黄梅院 600円 春秋075-231-7015

〜12月9日 秋の特別拝観 高台寺 600円 075-561-9966

〜12月9日 秋の特別拝観 圓徳院 禅寺体験 12/7 8休止 500円 075-525-0101

〜12月9日 夜間特別拝観 鹿王院 1500円 人数制限 申込京福電鉄

〜12月9日 秋の特別洞窟内陣参拝 狸谷山不動院 500円 075-722-0025

〜12月上旬の土日 特別公開 安楽寺 075-761-6277

〜12月10日 七五三詣 上賀茂神社 祈祷〜写真一式30000円 075-781-0011

〜12月10日 霊宝館秋季特別公開 醍醐寺 1500円 075-571-0002

〜12月15日 秋の特別公開 相国寺 10/18~21休止 800円 075-231-0301

〜12月16日 まいまい京都 市民ガイドツアー 2500円〜 URL

〜12月16日 秋の特別公開 大徳寺 真珠庵 1200円 春秋075-231-7015

〜12月16日 秋の特別拝観 大徳寺興臨院 600円 春秋075-231-7015

12月10日〜25日 クリスマスケーキ長楽館 700円〜 075-561-0001

12月10日〜3月9日 保津川下りお座敷暖房船 4100円 0771-22-5846

12月13日〜31日 空也踊躍念仏 六波羅蜜寺 16:00~ 31日非公開 075-561-6980

12月17日〜2月28日 早春の二条城 二の丸御殿特別入室600+100円 075-841-0096

1月1日〜15日 伏見五福めぐり 長建寺、藤森神社、大黒寺、乃木神社、御幸宮神社

1月1日〜31日 都七福神めぐり 詳細上記

1月2日〜20日 改装中京都市美術館所蔵品展 美術館 駅 900円 075-352-1111

1月15日〜31日 小豆粥で初春を祝う会 妙心寺 東林院 11~15:00 3800円 075-463-1334


『短期』

〜12月17日 嵐山花灯路 17~20:30 ホムペ

12月9日 大根焚き 妙満寺 500円 拝観料300円 11:00~ 075-791-7171

12月9日 酒蔵開き 伏見酒造蔵一帯 11:00~ 一杯300円 粕汁200円 組合075-612-6006

12月10日 終い金比羅祭 安井金毘羅宮 10:00~ 稲宝来3500円 075-561-5127

12月13日 事始め 祇園花街など 10:00頃〜

12月13日14日 京料理展示大会 みやこめっせ 10:00~ 800円 式庖丁 組合075-221-5833

12月13日〜25日頃 大福梅授与(無くなる迄) 北野天満宮 6粒入500円 075-461-0005

12月14日 山科義士まつり 10:00~ 大石神社075-581-5645他岩屋寺、極楽寺

12月14日 義士会法要 法住寺 舞妓献茶11:30 1000円茶 蕎麦含 075-561-4137

12月20日 煤払い 西本願寺 075-371-5181

12月20日 煤払い 東本願寺 075-371-9181

12月21日 終い弘法 東寺 8~16:00 075-691-3325

12月22日 南瓜大師供養 不思議不動院 ボケ封じ500円護摩木付 10:00~ 075-462-6628

12月23日 南瓜供養 矢田寺 10:00~ 先着千名 075-241-3608

12月25日 終い天神 北野天満宮 〜21:00 075-461-0005

12月25日 御身拭式 知恩院 13:00~ 075-531-2111

12月26日〜28日 1月1日〜3日 公開 二条城 御殿非公開 400円 075-841-0096

12月31日 をけら詣り 八坂神社 除夜祭19:00~ 075-561-6155

12月31日 火之御子社鑽火祭 北野天満宮 天満宮のをけら詣り 075-461-0005

12月31日 除夜の鐘 各寺院

1月1日 若水祭 日向大神宮 3:00~ 075-761-6639

1月1日2日 修正会 大覚寺 500円 075-871-0071

1月1日〜3日 獅子展 平岡八幡宮 無料 10~16:00 075-871-2084

1月1日〜3日 初大国祭 地主神社 14:00~ 清水寺400円 075-541-2097

1月1日〜3日 修正会 延暦寺 077-578-0001

1月1日〜3日 初詣大護摩祈願祭 狸谷山不動院 075-722-0025

1月1日〜3日 皇服茶 六波羅蜜寺 300円 9~16:00 075-561-6980

1月1日〜3日 お正月開館 旧三井家下鴨別邸 410円 075-366-4321

1月2日 釿始め(ちょうなはじめ) 広隆寺 10:00~ 番匠保存会075-841-8175

1月2日〜4日 筆始祭・天満書 北野天満宮 075-461-0005

1月3日 かるた始め 八坂神社 13:00~ 075-561-6155

1月3日 修正会 東寺 13:00~ 500円 075-691-3325

1月4日 蹴鞠始め 下鴨神社 13:30~ 075-781-0010

1月4日〜6日 初寅大祭 毘沙門堂 甘酒無料 075-581-0328

1月5日 新年竟宴祭 上賀茂神社 16:30~  舞楽等 075-781-0011

1月5日 八千枚大護摩供 赤山禅院 9~15:00 075-701-5181

1月7日 白馬奏覧神事 上賀茂神社 10:00~ 500円 075-781-0011

1月7日 七草粥の振る舞い 御香宮神社 9:00~ 300円 075-611-0559

1月7日 京菜節句祭 春日神社 10:00~ 300円 075-312-0474

1月8日〜12日 十日ゑびす大祭 恵美須神社 8日9日10:00宝恵かご 075-525-0005

1月8日〜14日 寒中托鉢修行 聖護院 075- 771-1880

1月9日10日 祇園のえべっさん 八坂神社内 北向蛭子社 10:00~ 075-561-6155

1月9日〜16日 御正忌報恩講 西本願寺 075-371-5181

1月10日 初金比羅祭 安井金毘羅宮 10:00~ 075-561-5127

1月11日〜13日 雅風展(小品盆栽 みやこめっせ 800円 072-754-0481

1月12日 奉射祭 伏見稲荷大社 14:00~ 075-641-7331

1月13日 楊枝お加持と弓引始め 三十三間堂 9~15:30 075-561-0467

1月14日 泉山七福神めぐり 泉涌寺山内各塔頭 8~16:00 075-561-1551

1月14日 裸踊り(修正会) 法界寺 19:00~ 075-571-0024

1月14日 初えと祭 下鴨神社 10:00~ 075-781-0010

1月15日 御粥神事 下鴨神社 10:00~ 300円 075-781-0010

1月15日 左義長神事 新熊野神社 11:00~ 075-561-4892

1月15日 初六阿弥陀めぐり 真如堂、永観堂、清水寺阿弥陀堂、安祥院、安養寺、誓願寺

1月16日 武射神事 上賀茂神社 儀式11:00 075-781-0011

1月20日 織部流へうげもの茶会 御所九条家茶室 1000円 10:30~14:30 075-707-1800

1月20日 湯立神楽 城南宮 14:00~ 075-623-0846

1月20日 匠と舞 伝統産業ふれあい館 舞妓舞14,15:30,15:00~ 075-762-2670

1月21日 初弘法 東寺 露店1200 075-691-3325

1月25日 初天神 北野天満宮 露店1000 宝物殿800円 075-461-0005

1月27日 匠と舞 伝統産業ふれあい館 芸妓舞14,15:30,15:00~ 075-762-2670

1月28日 初不動 狸谷山不動院 9~16:00 075-722-0025

 

京都の伝統産業に興味のある方には「京都伝統産業 ふれあい館」がお薦め。

詳しくはホムペへ。


京のピンポイントパワースポットこちら

京のご利益
京の神社、仏閣のありがたーいご利益や、変わったご利益はこちら 

京の話題:頭髪パワースポット
御髪神社(みかみじんじゃ):日本唯一の頭髪のゆかりの神社
 日本最初の髪結職:藤原釆女亮政之を祭神、理髪職のお詣りが絶えない。
 頭髪ネタの漫才師の絵馬も。正に髪頼み。
 「トロッコ嵐山」駅北側小倉池近くにあります。 075-882-9771
金戒光明寺:「アフロ大仏」五劫思惟阿弥陀仏(石仏) 
 育毛を願う人の参拝が増加、探すのは墓地が目印
 平安神宮より北東徒歩20分程度。 075-771-2204
安井金毘羅宮:境内北部にある櫛塚 毎年9月第4月曜日「櫛まつり」
 健康な髪の毛を祈願。
 八坂神社より南南西徒歩10分 075-561-5127

京都市観光協会へのお問合せ電話:075-752-0227

京都の名所・寺社のホームページこちら

京の七福神めぐりこちら

京を守護する四神
東の蒼龍:八坂神社・維新まで祗園社と称され、和歌の神様として崇められている
西の白虎:松尾大社・神泉「亀の井」は酒の元水に使われると言う酒造の神様
南の朱雀:城南宮・王朝文化を残す行事が多く、方除の神様として崇められている
北の玄武:賀茂別雷神社かもわけいかづちじんじゃ(上賀茂神社)・源氏物語にも語られる「葵祭」
別格:平安神宮・平安京を定めた桓武天皇を祭神、大内裏を復元して創建された
この五社を巡って京の霊気をお授かり下さい。

門前名物あれこれ
鞍馬寺:山椒餅(杉々さんさん堂)075-741-2155
上賀茂神社:葵餅(神馬堂)妬きもち封じ  075-781-1377
下鴨神社:豆餅(出町ふたば) 075-231-1658
上御霊神社:唐板(水田玉雲堂) 075-414-2081
北野天満宮:長五郎餅(長五郎餅本舗)秀吉命名  075-461-1074
今宮神社:あぶり餅(かざりや) 075-491-9402
知恩寺:阿闍梨餅(満月) 075-791-4121
仏光寺:赤飯饅頭(音羽屋) 075-351-5454
壬生寺;金つば(幸福堂) 075-841-1940
三十三間堂:鰻雑炊うぞうすい(わらじや) 075-561-1290
西本願寺:松風(亀屋陸奥)本願寺の兵糧  075-371-1447
東寺:どら焼き(笹屋伊織)毎月20,21,22日のみ発売  075-371-3333
城南宮:おせきもち(おせきもち) 075-611-3078
石清水八幡宮:走井餅(やはた走井餅老舗)0120-76-0154
長岡天満宮:天神とおりゃんせ(八條茶屋)合格餅  075-953-0488

京都駅ビルに関する問合せは『駅ビルインフォメーション』075-361-4401

嵯峨野トロッコ列車 075-861-7444
保津川下り 3.900円 0771-22-5846

お寺で泊まる
西本願寺聞法会館:一般ホテル並の施設食事付きでも割安:075-342-1122
知恩院 和順会館
宿坊研究会

日本一の盆栽展:大観展

  • 2018.11.30 Friday
  • 06:54

先日、日本一と言われる大観展に行ってきました。

地下鉄の蹴上駅を下車しインクラインを通ると見事な紅葉。

直ぐ側の南禅寺に入る車が全く動きません。

満車の駐車場に押し寄せている様です。

国際交流会館や無鄰菴の紅葉を見ながら会場の「みやこめっせ」へ。

本名勧業館なので各種の催事がいくつもありますが、常設で地下にある「京都伝統産業 ふれあい館」はお薦め。

表に植わっている紅葉も赤くなって。

こんな像も。

何か直ぐ分かります。

 

大観展は盆栽を趣味にされている方には聖地。

私も百鉢近く持っていた事もあるのですが、ここへ来るとがっくり。

出品作が凄過ぎるからです。

作品は撮影可だったので幾つかご紹介しましょう。

「縮緬葛」

 

一番多い「五葉の松」

石付の様です。

 

枯れた様に見えますが、多分薬品処理をして化粧してあるのだと思います。

「楓」

 

「ブナ」

 

こちらは「柘榴」

風情があります。

 

「紅葉」

 

華奢で可憐な「真弓」

 

「石付楓」

 

そして「皐月」

皐月がどうしてこれほど葉が小さくなるのか、不思議です。

ドイツやイタリアからの出品もあり、外人さんも結構来ていました。

 

柘榴と真弓以外は持っていた事がありますが、これを見ると近づくのは百年後だと。

 

盆栽会の超有名な作家の作品も販売されていましたが、最高値は一千八百万円。

高いものは全て売約済み、清時代の大きな鉢も一千八百万の値札、高い鉢は殆ど売約済。

何と言う世界なんでしょうね。

紅葉の着物で三つ参り

  • 2018.11.27 Tuesday
  • 08:31

工房のお客様から着姿のお写真を頂き、ご了解を得たのでご披露します。
お家族で三つ参りに行かれました。
お母様の着物は現在京都が最盛期に入った紅葉そのものの訪問着。
先ずは紅葉のお着物、前から。


生地白に臙脂色の濃淡、白胡粉から葡萄色まで濃度差を使って仕上げました。
枝は墨濃淡、青緑の苔も。
霞は艶消しの金銀箔。
ポイントに金糸の刺繍も入っています。

こちらは後姿。


見事な黒地に金糸の橋文様の帯がベストマッチになっています。

この帯は元々茶色地、工房で染め変えました。

キラキラの金糸が濃淡の深みが出てご覧の様に。

常にこれほど上手く染め替えが出来るとは限りませんが。


紅葉の訪問着、凛として艶やか。
我が工房の作品ながら自讃したくなります。

 

三つ参りのお子様と手をつないで。

お子様は家に伝わる三つ参り着物をご着用。
絞りに鶴の刺繍。
ぼかしていても可愛さが伝わります。

 

こちらはおばあ様とお母様の両方と手をつないで。

おばあ様のお着物はつづらに蔦の葉の文様。

 

そしてこちらはご主人様とお母様の両方と手をつないで。

幸せを絵に描いた様なご家族。
着物は良いですね。

工房の行灯がクリスマスバージョンに

  • 2018.11.26 Monday
  • 08:03

只今京都は紅葉真っ盛り。

連休は思いもかけぬ程観光客で溢れました。

紅葉は12月初め迄楽しめそうです。

 

工房の行灯は「遊にゃん」の源光庵の悟りの窓でした。

ロームのイルミネーションも始まったので工房もクリスマスに突入します。

「遊ワン」のクリスマス。

昼行灯から。

 

夜になると。

夜になると工房周辺も真っ暗近くに。

「一隅を照らす」となれば有難い事です。

幻と言われる一珍友禅

  • 2018.11.22 Thursday
  • 06:30

友禅染の発祥は勿論昔ですから、糊糸目の筒描きが当り前でした。

しかし、一枚ずつ下絵を絵描きさんが描いてスタートする為、とても高価で一般の人が着用する事は殆どありませんでした。

糊糸目は現在でも高級品の代名詞となっています。

糊糸目の代わりにゴム糸目が使われだしてから、下絵が紙の草稿に変り同じ図案が何度も使えてコストが一気に下がりました。

友禅染が一般に普及したのです。

今から60年くらい前までは糸目筒描きから彩色友禅、素描、ローケツ迄一人でこなす職人さんが沢山いました。

その後、大量に需要が増えると着物の各工程が専業化しました。

作家さん以外、それぞれ専門の職人さんが担当したのです。

 

一珍友禅は全てをこなす職人さんが居なくなって幻となりました。

一珍の筒描きは糊やゴムではなく小麦粉を主原料としています。

なので乾くとポロポロと落ちてきます。

そうすると次の職人さんに回せません。

これが一珍の筒描きです。

丹後縮緬の帯地は地染めの後、抜染して四角く抜いています。

白く見えるのは白一珍、その上に重ねる様に黄色の色一珍で筒書きしています。

 

次に緑の色一珍。

筒描きに使うのは先金が真鍮でこちらも制作する職人さんが激減、消滅迄カウントダウン状態です。

指で握っている筒紙は和紙に柿渋を塗り重ねたもの。

 

彩色場面は撮影出来ませんでしたが、その後に一珍糊を剥がす場面です。

昔は料理に使うナイフで剥ぎ落としていました。

結構無茶をやっていたという事です。

 

勝手に剥がれますが、落とすとなると綺麗に落ちる訳ではないので一苦労。

我が工房では色んな工程を手がけているので一珍友禅が幻とはなっていません。

この作品は工房でご覧頂けます。

岐阜:大垣の街と谷汲山の紅葉

  • 2018.11.14 Wednesday
  • 06:37

岐阜の大垣とその山手にある谷汲山の華厳寺と横蔵寺の紅葉を見に行きました。

 

大垣城は関ヶ原の戦いの際、石田三成の居城であったとされますが、一時本陣を構えただけで城下町として強固にしたのは徳川家臣「戸田氏鉄」の一族。

明治の廃藩置県迄、善政を布いたと言われています。

例によって戦災で焼失、昭和に再建されましたが、七年前戦災前の形に修復されました。

残念ながら鉄筋コンクリートで、戦災前は国宝に指定されていました。

天守の最上階から観た隣の公園、紅葉も。

三成が見たかもしれない関ヶ原の遠望。

右上にあるのが伊吹山、稜線の一番低い付近、紅葉の木の上のあたりの先が関ヶ原でした。

今も大垣市民に慕われている「戸田氏鉄」の騎馬像。

 

この後「大垣市郷土館」へ。

見事な庭園もありましたが、大垣が湧水の街である証、湧き水がありました。

大垣は朝鮮通信使が通行の際何度も宿泊した所でもあり、現在はその通信使に関する資料が公開されていました。

 

この後、大垣が芭蕉の「奥の細道」の結びの地となった事の記念館に行ってきました。

入館料は300円、3Dの映像が見られるのですが、時間が合わず。

館内では芭蕉の旅の詳しい道中の様子や俳句等が紹介されています。

俳句好きには価値がありそうです。

この敷地には「無可有荘」というお茶室があります。

大垣藩の家老の別荘だそうで移築されこの地に残っています。

丁度前の敷地でお茶の接待がされていましたが、この縁に寄るものだと思います。

この向いの水門川の畔に芭蕉の像があります。

春の桜も良さそうですね。

その時、水門川に予期せぬものが。

たらい舟です。

風情があります。

見た通りこの水門川は大垣城の外堀だったのです。

緩やかに川は流れています。

この堀に沿って散策。

次々とたらい舟がやってきます。

パイプの鐘が鳴らせる吊り橋。

こんな滝も。

この後、たらい舟の乗船場が見つかったのですが、予約で一杯だとか、残念。

 

この堀の北西角に八幡神社があり丁度七五三のお詣りがありました。

その一角にもどんどん水の湧いてくる湧水の井戸がありました。

こんな湧き水は今回だけで三カ所発見、昔はあちこちにあったそうです。

 

次の日、大垣を始発とする樽見鉄道と養老鉄道それに揖斐川町コミュニティバスを使った紅葉の周遊に。

この時期だけの周遊券が千円で発売されていました。

樽見鉄道はディーゼルカー、旅に来た雰囲気に。

大垣から乗車、谷汲口で下車、待ち合わせていたバスで谷汲山華厳寺へ。

樽見鉄道沿線途中は柿畑が大半でした。

参道手前で下車、一キロはある上り坂の参道は両側に店がずらっと。

朝が早めだったので、まだ人は少なめ。

華厳寺の紅葉です。

可成り大きな寺。

拝観料は無料です。

なかなかの風情です。

手入れした庭はありませんが、自然と一体化した趣も悪くありません。

紅葉は最盛期はもう少し後。

まだ青葉も残っています。

ご夫婦の背中に癒されそうです。

こちらは本堂から。

本堂脇から。

華厳寺を出る頃、昼近くになったのでこちらの名物「味噌田楽」を。

じつはバスの乗車時間もあって二軒で頂いたのですが、どちらも美味。

特に卵がなんでこうなるの?と思うくらい美味しかったです。

安価な柿など買いたかったのですが、重くて断念。

人出が増え続け、ある店ではテレビで紹介された椎茸料理が売切れとなっていました。

 

この後、バスで横蔵寺へ。

手前で下車、少し歩きましたが、山の匂いが清々しく歩いているだけで幸せになりそうです。

清らかな清流は飛鳥川、夏は蛍、春はアマゴでしょうか。

参道に掛かる医王橋が見えます。

天台宗伝教大師の開祖によるお寺で、比叡山再建の為、こちらの御本尊は延暦寺に移って根本中堂の御本尊になっています。

38の僧坊があったそうでその跡が今も残るそうです。

客殿です。

こちらは山門。

本堂も少し見えます。

三重塔の横から。

こちらの寺は本尊は薬師如来坐像ですが秘仏、六十年に一度ご開帳されるとか。

京都の深泥ヶ池の畔に祀られていたという説も。

重要文化財の仏像も多く、そちらは上に登った瑠璃殿に安置されています。

その中で深沙大将という木像は河童の沙悟浄でこの寺でも一番人気の仏像。

向いにある舎利堂と合わせて500円の拝観料。

舎利堂は妙心上人の舎利仏だけが安置されています。

断食で入定されミイラとなってそのまま安置されています。

そのまま拝見出来ますが、気持ちをしっかり持っていないと驚く事は必定。

珍しいお寺である事は間違いありません。

 

青紅葉もありますが、こちらの方が紅葉が進んでいた様です。

華厳寺、横蔵寺両方ともなかなか大きな良い寺です。

 

この後バスに乗って揖斐駅へ、養老鉄道に乗って大垣へ。

電化されていますが、前後左右に大きく揺れるのはバス並みかそれ以上。

大垣から乗ったJRの快速とは大違い、これも地方旅行の楽しみの一つです。

工房の小物作品、ご覧あれ

  • 2018.11.08 Thursday
  • 07:14

染工房 遊は着物の染を生業にしていますが、染の技術を生かして沢山の小物も手づくりしています。

来る11月10日より25日迄、その小物のオータムセールを開催します。

どんな小物を作っているのか、一挙にご紹介致します。

それぞれ一点しか制作しない事が多いので、同じものが余りありません。

 

着物屋なので正絹を使うのが殆どですが、帆布も良く使います。

先ず「遊にゃん」「遊ワン」のキャラクターでトートバッグ。

手描で定番として人気なのがこの形。

前と後。

A4サイズですがB4サイズでも。

風神雷神や弁慶義経などキャラクター柄も制作しています。

A4サイズで2,500円,B4サイズで3,000円。

 

こちらはボトルケース。

ペットボトル用ではなくサーモス水筒をぶら下げる為の袋。

約14センチX21センチで価格は1,200円。

図柄はこの二種類で色違いを数種類用意しています。

 

こちらはポーチ。

内側には正絹の無地生地を使って二重に。

どちらも同じ図柄で数種の色違いで。

大きさは巾が約19センチ高さが約12センチ、価格は1,600円。

 

動物の形をしたペンケース。

チャックは前に付けていましたが、お客様の要望で裏側に付けるものも。

熊や兎、鼠、ペンギン等も。

もちろんワンちゃんもあります。

大きさは縦がやく22.5センチ、横が約11センチ。

価格は2,300円です。

 

こちらは先日紹介した新作のらんちクロス。

大きさは約40.5センチ四方、価格は1,100円です。

裏側に三角巾をつけワンポイント柄付けしています。

図柄はワンちゃんとねこちゃんが何種類か。

 

こちらは家紋を少し崩して素描で仕上げたティーマット。

面白い家紋を選んでいます。

大きさは巾が約31センチ、高さがやく20センチ。

価格は750円です。

 

綿生地を使ったものとしては素描の動物ハンカチがあります。

価格は480円。

ハンカチでは絞りで染めたものも人気でそちらは580円です。

 

こちらは「やすらか」という文字を筒描きで仕上げた数珠入れ。

親鸞聖人のお言葉「安穏」を意味しています。

金属バネの口金を使用。

大きさは巾が約9.5センチ、高さが約15センチ

価格は1,100円。

裏側も正絹の無地生地を使っています。

 

「メガネ入れ」生地は正絹ですが染付けはプリントで。

こちらは北斎の肉筆画「狐法師」

柄数は豊富です。

現在はメガネ保護の為、絹の生地を三重にして仕立てています。

巾は約8センチ、高さは約18センチ。

価格は950円です。

これと良く似た形でスマホ入れも作っています。

 

こちらは小銭入れ。

と言っても、小物入れに使われる事が多いそうです。

お気に入りの家紋を入れて欲しいと言う注文が多め。

別注を受けた時、硬貨を入れるのかお聞きしています。

硬貨専用だと内側を補強。

巾は約8.5センチ、高さは約13センチ。

価格は950円です。

 

工房の定番と言えば巾着「大中小」とあります。

こちらは「小」、一番人気は「兎の民話」シリーズと梟。

プリントで染めています。

大きさは巾が約9.5センチ、高さが約17センチ。

価格は950円。

龍や虎、鳳凰など柄数があります。

時に舞楽の蘭陵王の別注も。

「中」は同じコンセプトで制作。

大きさは巾が約15センチ、高さは21センチ。

価格が1,200円となっています。

 

こちらは「木玉付き大巾着」。

プリントではなく手描友禅で染めています。

こちらの柄は「真向い兎」他には宝尽くしや雪輪などの伝統柄が。

二重になった内側を外に垂らし、そこに柄入れしています。

写真の黒部分の上半分は向う側に垂れる形。

向う側に垂れた状態で大きさは縦が約23センチ、横巾が約20センチとなっています。

柄入れを逆にしたものを別注頂く事も。

価格は2,600円。

 

同じく手描友禅で染めたポーチ。

巾は約19センチ、高さは約12センチ。

薄色から濃い色迄柄数も豊富にあります。

価格は1,500円。

 

同じく手描友禅で染めた小さめの「がま口」

巾は約9センチ。

厚めの手織りの紬生地を使っています。

価格は1,500円。

 

手描友禅と言えばこのトートバッグはお薦め。

丁寧な作りで仕上げているので和装には似合いそうです。

裏側も正絹、大きさはA4サイズがすっきり入ります。

価格は5,500円。

本来は有り得ない価格ですが、トートバッグとしては品格がちょっと高めかも。

 

こちらは「和ぶくろ」

旅行鞄等に入れておくと下着や靴下等をポイと放り込んでおける便利袋。

裏側も上向きに柄付けしてあり、この和ぶくろ専用にプリントしています。

柄数や地色も多いので、この価値の分かった方は何度もリピート頂いています。

絹生地で手触りが良いのも。

価格は950円。

 

友禅繋がりでタペストリー。

振袖の晴れやかさをご自宅にお裾分け。

生地が着物生地なので生地部分の巾は約38センチ、長さは約80センチ。

価格は4,800円です。

 

こちらはネクタイ。

左側は疋田縞ぼかし。

疋田地紋の生地は入手が出来なくなり残りわずかに。

右側は手描友禅のワンポイント柄。

兎踊りや纏、鳳凰、鳥獣戯画などの和風から写真の自転車やギターなどの洋物まで。

 

次はヘアーバンド。

花柄と無地ですが、鉄紺の無地が現在一番人気です。

見た目以上に手間のかかる作品。

価格は600円。

似た雰囲気で「シュシュ」も制作、こちらは150円のコースターと人気を二分しています。

シュシュは250円、小さめは150円。

全て正絹です。

 

ネクタイの疋田縞ぼかしは半襟にも。

無地の半襟も疋田地紋の生地を使用、こちらの生地も残りわずかに。

疋田の半襟は無地、縞ぼかし共1,200円。

 

半襟でも「はんなり半襟」は結構人気があります。

優しくワンポイントに。

こちらも価格は1,200円です。

 

首に巻くものとしてショールがあります。

こちらは手描ローケツの一種「ダンマル描き」で染め上げた物。

半幅に折って仕立てています。

幽玄的な仕上りに。

巾は約17.5センチ、長さは房なしで2m弱。

価格は7,800円です。

色違いで。

 

ショールではペイズリー地紋の丹後縮緬を使った段染めが一番人気。

巾が45センチですが、ショール用に織られた生地は薄くて手触りが抜群。

長さが約2m。

配色も秋、冬、春用多岐に渉っています。

価格は6,500円。

 

同じ生地を使ってローケツの堰出し技法と二度伏せで染めたもの。

このショール3回地染めしています。

価格は12,000円です。

ご来店のお客様が一桁高く勘違いされたという質感があります。

 

帯揚も染めていますが、ショールに使うという方も多めです。

手描友禅の別注も多い帯揚で定番として染めているのが下の作品。

左は下染めの後、筒描きでゴムを丸く伏せ黒地に染めたもの。

右はショールと同じ段染め。

段染めは小紋や道行、それにお洒落着としての訪問着にも使っています。

生地は丹後で織られた古代縮緬。

価格は両方とも5,800円。

 

最後は定番の二色の染分け。

配色は様々。

二色染分けの帯揚は3,500円です。

 

以上、工房を代表する作品でした。

 

京都へお越しの際は是非お立ち寄り下さいませ。

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